純粋な愛の表現とは

純粋な愛の表現とは

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話 完結編」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第34章の1回目です。

神は前に、
私たちは愛そのものだと言いました。

そして、
私たちがしなければならないのは、
愛を思い出すことだと。

しかし、私たちが愛そのものであれば、
いったい何を思い出すのでしょう?

その疑問に、神は次のように答えます。

「あなたがたは、どのように愛するかを
思い出すように招かれている。
愛こそ、あなたがたの
真のアイデンティティであると
思い出すことによってね。」
(p.268)

神はそう言いますが、
私たちが愛そのものであると言われても、
つい愛らしくないことをしてしまうのが
私たちではないでしょうか?

どうして、
愛らしくないことをしてしまうのか?

その疑問に対しても、神はこう答えます。

「誰も、自分が愛情がないと思うことは
いっさいしないのだよ。
彼らがすることはすべて、
愛しているからなのだ。
 このことは、つねに覚えておきなさい。
すべての行為は、愛の行為である。
これはあらゆるひとにとっての真実で、
例外はない。」
(p.268 – 269)

神は、私たちの行動の動機は、
すべて「愛」だと言うのですね。

しかし、「不安」を動機として、
愛らしくない犯罪を犯すこともあります。

レイプ犯も殺人鬼も、
愛の行為だと言えるのでしょうか?

神はさらに詳しく説明します。

「もっと深く見ることだ。
目覚めるとは、深く見ることなのだよ。
 すべての知覚ある存在の
あらゆる決断と行為の背後にあるのは、
何かへの愛だ。
 一部のひとや集団の行為の
理由を理解するためには、
こう問いかけなくてはいけない。
あなたは何をそんなに愛しているから、
そういうことをしなければならない、
と思うのですか?」
(p.269)

つまり、愛するがゆえに犯罪を犯す、
ということなのでしょうね。

そこを深く見るようにと神は言います。

「問題は、
ひとびとが愛していないことではない。
問題は、ひとびとが愛し方を知らないことだ。
 だからといって、彼らの行為が
正当化されることはいっさいないが、
しかし、説明はつく。
 成熟した種ならば、
純粋に愛を表現する方法を覚えているのだよ。」
(p.269)

私たちは未熟だから、
愛し方を間違っていると言うのですね。

では、
HEBは純粋に愛を表現すると言いますが、
それはどんな表現なのでしょう?

神は次のように説明します。

「「純粋に」愛を表現するとは、
自分への見返りを何も考えず、
また必要としないことだ。
 純粋な愛とは無私の行為で、
完璧に幸福であるために何も必要ではないし、
求めないし、要求もしないという
自己の気づきに基づいている。
 これが、「神性の自然な状態」だ--
ついでに言えば、神が誰にも何も求めず、
要求せず、命令しない理由もそこにある……
まして、惨めな、あるいは下品で卑屈で
屈辱的で卑しくて恐怖に満ちた従属など、
求めるわけがない。」
(p.269 – 270)

何も求めない無条件の愛を表現することが、
純粋に愛を表現することなのです。

何も要求せず、得にもならないのに愛する。

それが無条件の愛だと思われがちですが、
神は得にならないことはないと言います。

「愛の純粋な表現はすべて、
愛する側のためになる。
純粋に愛する者たちはすべて、
そこで生命にとって可能な限り、
最高に、そして充分に
「真の自分」を経験できるのだから。
 生命そのものの究極の目的は、
「愛そのもの」の究極の表現を通じて
「神性それ自身」の究極の経験をすることで、
それが「神そのもの」の究極の定義なのだよ。」
(p.270)

つまり、
究極の目的は何かを得ることではなく、
神性を経験することです。

その目的こそが神の目的であり、
神がしているのはそれだけです。

したがって、その目的に叶うのが、
無条件に愛することだと言うのです。

しかし、そういう無条件の愛は、
言うは易く行うは難しという気もします。

けれども神は、
それは誰にでも可能だと言います。

「可能どころか、
すべての人間はそうしてきたのだよ。
地球上で、
それをすでに感じていない人間はいない。」
(p.270 – 271)

これまですべての人がやってきて、
みんなが感じてきたと言います。

それは、たとえば赤ちゃんを抱き上げた時、
植物や樹木、日の出や夜空などに、
そういう愛を感じたはずだと。

生命や大自然への畏敬の念、
その素晴らしさを讃えたい思い、
それこそが愛なのですね。

「それが、最高のかたちの愛だよ。
なぜなら、それは見返りとして何も望まず、
必要とせず、獲得しようとせず、要求しない。」
(p.271)

たしかに、そうです。

ただ素晴らしいと感じて、
それを様々に表現しただけです。

「誰でも、そういう愛を感じてきた。
わたしのあなたがたへの愛もそれだ。
あなたがたひとり残らずすべてへの愛だよ。」
(p.271)

神もまた私たちに対し、
そういう思いで見つめているのですね。

「あなたが、ただその美しさのゆえに、
ただすばらしさのゆえに、ただ喜びのゆえに、
ただそれがもたらす幸福感のゆえに、
何かを愛すると、そのエネルギーは
あなたのなかで熱く光り輝き、
あなたから放出される。
そのとき、あなたは純粋に愛している。」
(p.271)

ああ、そういうことなら、
私も純粋に愛している瞬間があります。

何も要求せず、ただただ素晴らしさに浸り、
キラキラとした目で見つめている。

ただ赤ちゃんを見つめるように、
ただ夕日を見つめるように。

その時、私も愛しているのですね、純粋に。

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