私たちが世界を創っている
- 2017.07.21
- 神との対話
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第1章の20回目になります。
前回の最後に、こうありました。
「あなたがたが、
そういう世界を創り出したのだ。」
(p.71)
飢餓を終わらせることができないのは、
私たちがそうしないからだと。
「わたしは、
あなたがた自身がしないことは何もしない。
それが法則であり、預言だ。
世界がいまのようになったのは、
あなたがたのせいだ。
あなたがたが何かを選択した、
あるいは選択しなかったせいだ
(決意しないというのも
決意のひとつだから)。」
(p.73)
すべては私たちの決定なのです。
私たちが創造しています。
「同じく、明日すべての戦争を
終わらせることができる。簡単に、たやすく。
いま必要であり、これまでも必要だったのは、
全員が心をひとつにすることだけだ。」
(p.73)
飢餓も戦争も、
私たちが心を一つにしてそう願えば、
すぐにでも解決します。
問題なのは、
心を一つにする、ということでしょうね。
ここでニール氏は、
トラックにひかれることや、
強盗に襲われることを選んだりしていない
と神に反論します。
神はこう答えます。
「あなたがたはみんな、根本のところで、
強盗に盗みの欲求、あるいは必要性を
起こさせる原因を生み出している。
あなたがたひとりひとりが、
強姦を可能にする意識を生み出している。
あなたがたが自らのなかに
犯罪の原因を見いだしたとき、
ようやく犯罪の温床となる原因の
治療を始めることができる。」
(p.73 – 74)
原因が自分にないとすれば、
被害者になることができます。
しかし神は、それを認めません。
私たち自身の中に、
その原因があるのだと言うのです。
これは、
犯罪や事故の被害者にとって、
とても辛い言葉かもしれません。
しかし、
このことから目をそらせていては、
この問題を解決できないと思います。
原因は、
被害者だけにあるのではありません。
私たちみんなの中にあるのです。
「飢えた人びとに食物を、
貧しい人びとに尊厳を与えなさい。
運に恵まれていないひとに機会を与えなさい。
大衆が群れて怒る原因となる偏見に、
より良い明日へのささやかな約束によって
終止符を打ちなさい。
性的エネルギーに関する
無意味なタブーや制約を捨て、
人びとが
その真のすばらしさを理解するように、
適切な方向にエネルギーを向けるように
助けてやりなさい。
そうすれば、
盗みや強姦がない社会に向かって
大きく前進するだろう。」
(p.74)
私たちは、
つい犯罪者を偏見の目で見ます。
「彼らは私とは違う。」
だから重い罰を与えることを望み、
自他を分離しようとします。
しかし、そういう分離思想こそが、
犯罪の温床になっているのです。
貧困に対する偏見もそうです。
「彼らは怠け者だ。」
そう言って助けようとせず、
自分とは別だと主張します。
ベーシックインカム制度に反対するのも、
そういう思いがあるからでしょう。
何もしないでお金が得られれば、
怠けて働かない人が増える。
そういう不安があり、
怠ける人を除外したがるから
反対するのです。
それが盗みを起こさせる原因だと、
神は指摘しているのです。
「あなたがたは、それぞれ自分を
救済する計画を実践するために、
この世にやってきた。
(中略)
あなたがたは、
真の自分を実現しないという忘却の淵から
自分を救おうとしているのだ。」
(p.74)
詩的な表現ですが、
すでに語られてきたことです。
私たちは神であることを忘れることで、
神らしくないことを体験できます。
それが、
「真の自分を実現しない」ということです。
その「忘却の淵」から、
自分を救おうとしているのが、
私たちの人生と言えます。
そして自分を救うことが、
今の世界の問題を
解決することでもあるのです。
「あなたがたは闘いに負けるはずがない。
失敗するはずがない。
だから、闘いというよりは、
単なるプロセスと言うべきだ。
(中略)
プロセスの進行は闘いではない。
身をゆだねていれば、
いずれ勝利が得られる。」
(p.74)
自分を救うことは、
世界を救うことでもあります。
したがって、世界の問題の解決も、
これは闘いではありません。
単にプロセスなのです。
だから身を委ねていれば、
自然と解決すると神は言います。
「偶然というものはないし、なにごとも
「たまたま」起こったりはしない。
個々の出来事や冒険は、真の自分を創造し、
経験するために、あなたがた自身によって
呼び寄せられるものだ。
<マスター>はみんな、それを知っている。
だから、神秘な<マスター>たちは、
人生で(あなたがたが言う)
最悪の出来事にぶつかっても
動揺したりはしない。」
(p.75)
起こる出来事は、
私たちが自分自身を救うための
プロセスの一環なのです。
それに身を委ねていれば、
自然と私たちは救われます。
つまり、進化成長して神に近づく、
ということでもあります。
ですから、
安心していればいいのです。
何が起ころうとも。
進化成長は自然に起こります。
無理をしなくてもいいし、
慌てふためく必要もありません。
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幸せ実践塾・塾長
赤木篤 (あかき・あつし)
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