戦争が必要なこともある

戦争が必要なこともある

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第8章の9回目になります。

前回は自分への善が相手への善になる
という話でした。

その中で、虐待をやめさせることが、
虐待者への善になると言っています。

今回はその続きです。

神はそのことは、大人同士においても、
国同士においても同様だと言います。

「だが、
横暴な独裁者を栄えさせてはいけないし、
横暴はやめさせなくてはいけない。
自分への愛、
独裁者への愛がそれを要求する。」
(p.178)

「ときには、人間は
真の人間らしさを表す偉大な宣言として、
戦争を嫌悪する人間として、
戦争へ行かなければならない。」
(p.178)

これは、
なかなか納得できないかもしれません。

しかし、もし抵抗せずに、
相手の言うがままになっていたら
どうなるかを考えてみることです。

DV(家庭内暴力)でも同じです。

相手を怒らせないようにと、
暴力をふるわれるのを容認していたら、
問題は解決するでしょうか?

本当の愛は、
相手に悪いことをさせないことを
自分自身に要求するのです。

「だからといって、人間関係で傷ついたら
「仕返しせよ」というのではない
(国家間の関係でも同じだ)。
ただ、傷つけられても放っておくことが、
あなた自身にとっても他者にとっても
愛ある行為とは限らない、
というのである。」
(p.179)

「悪」に対しては毅然として、
時には力を持ってそれを制すべく
立ち向かわなければなりません。

それが「愛」だと言います。

では、何を「悪」とするのでしょう?

以前、神は、善も悪も自分は決めない、
と言われてましたよね。

「じつは、悪というものはなく、
ただ客観的な現象と経験があるだけだ。
しかし、人生の目的からして、
あなたは増えるいっぽうの現象のなかから、
悪と呼ぶ現象を
選び出さなければならなくなる。
そうしないとあなたは
自分自身もほかのことも
善と呼ぶことができず、
自分自身を知って創造することが
できないからである。」
(p.179)

つまり私たちは、
何を悪と呼び、何を善と呼ぶかによって、
どんな価値観を持つかによって、
自分自身を創造しているのです。

それが人生の目的ですから、
自分で善悪を決める必要があります。

「最大の悪は、どんなものも
悪ではないと宣言することである。」
(p.179)

うーん、これは難しい。

たしかに、難しいのです。

だって、絶対的な正解はないからです。

けれども私たちは、
答を出していかなくてはなりません。

それが、自分で自分の人生を創造する
ということなのです。

平和を愛する者として、
時に戦わなければならないという矛盾は、
とてもつらいものです。

子どものころ、「猿の軍団」という
TVドラマがありました。

人間と猿とが戦い合うのです。

その主題歌に、こんな歌詞があります。

「憎しみあうのはもうやめて
みどりの鐘を鳴らすのだ
愛という名の武器をとり
人間らしく戦え」

お互いに平和な世界を望んでいるのに、
どうして戦い合わねばならないのか?

その矛盾に苦しみつつも、
愛する人々を守るために
武器をとって戦うのです。

神は、悟る過程において、
傷つき、被害を受け、喪失することが
避けられないと言います。

それらをすべて経験の一部として認め、
それとの関係で本当の自分とは何かを
決めればよいと言うのです。

「あなたはひとが考えたり、言ったり、
したりしたことに傷つくだろう。
いつか、傷つかない日がくるまでは、
しかたがない。
その日に最も早く到達する方法は、
完全に正直になることだ。
自分がどう感じているかをはっきりさせ、
認め、口にすることである。」
(p.180)

今の段階で傷つくことが仕方ありません。

それは、私たちがまだ、
そういう段階だからです。

そして早く進化成長するためには、
自分の感情を正直に認めることだと言います。

ただし、怒りを感じたからと言って、
怒って相手を非難せよと
言うのではありません。

キレてわめくのがよいわけではありません。

穏やかに、優しく、しかし包み隠さず、
伝えるようにと言うのです。

傷ついたなら、
「そう言われると私は悲しい」
と言いなさい。

「人を傷つけていいと思っているの!?」
などと相手を非難しないように。

それが、感情を感じ切ることなのです。

「いま傷ついているなら、
平気でいようとしても遅い。
あなたの仕事は、傷ついたということが
何を意味するかを考え、それを示すことだ。
そうすることによって、
あなたはこうありたいと思う自分を選び、
その自分になるのだから。」
(p.180)

すべての経験は、
自分を創造するための材料です。

経験することで、
私たちは自分がどんな価値観を持っているか、
気づくことができます。

もしその価値観を持つことで、
自分は幸せではないと感じたなら、
その価値観を変えることです。

そうすれば、
その経験は自分のために役立ち、
自分を変えるきっかけになります。

経験を、「相手を変えるきっかけだ」
などと考えないことです。

すべては自分中心です。

自分がその経験で何に気づき、
何を変えようとするのかを、
考えていくべきだと神は言うのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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