時間というものはない
- 2017.11.07
- 神との対話②
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第5章の1回目になります。
「時間というものはない。
すべては同時に存在する。
すべての出来事は同時に起こる。」
(p.92)
こう言って、
時間についての話を始めます。
しかし、
過去から未来へと時間が流れている世界を、
私たちは当然のように思っています。
ですから、
本質的には時間がないと言われても、
なかなかピンと来ないのです。
「真に時間を理解すれば、
相対性という現実のなかで、
つまり時間がつねに一定してあるのではなく、
動きや流れとして経験されているところで、
もっと平和に生きられるよ。
動いているのはあなたであって、
時間ではない。時間は動かない。
ひとつの時があるだけだ。」
(p.93)
私たちが時間についての理解を深めれば、
もっと平和に生きられると言います。
そうであれば良いのですが・・・、
と思わざるを得ません。
「あなたがたの科学ではすでに、
このことを数学的に証明している。
宇宙船に乗って
猛スピードで遠くまで旅行したら、
地球に戻って、
出発する自分を見ることができる
という定式がすでに書かれている。」
(p.93)
アインシュタイン博士の
相対性理論の話です。
「アインシュタイン博士たちは、
時とは、頭脳でつくりあげた
相対的な概念にすぎないことに気づいていた。
「時」とは、物体と物体との間に存在する
空間の関係なのだ!」
(p.95)
本の中では、
星の動きで時間が決まることなど、
例を挙げて説明しています。
しかし、これを理解するのは、
なかなか難しいことのように思います。
「じつは、どれも、
空間のなかの動きを計算する方法につぎない。
だから、「過ぎて」いくのが
時ではなくて対象物であり、それも、
あなたがたが空間と呼ぶ、静止した場を
回転しているだけだとわかるだろう。
「時」は、動きを計測する方法にすぎない!」
(p.95)
空間の中の2点間を移動する時、
それは瞬間に移動するわけではありません。
なので、その動きを計測する手段が
時であると言っているのです。
太陽の周りを地球が1回転するのが1年です。
宇宙が膨張しているなら、
1年の長さは毎年違っています。
「アインシュタインは、
動いているのが「時」ではなく
一定率で場を移動している自分自身であるなら、
時間を「変える」には
物と物との間の場を変更するか、
移動する速度を変更すればいい、
ということを理論化した。」
(p.95)
ここで、
一般相対性理論を説明することはできません。
気になる人は、
ネットで検索してみてくださいね。
完全に理解できないでしょうけど、
そういうものだと思って、
先を読み進めましょう。
「かつて起こったことはすべて--
そしてこらから起こることもすべて--
いま、起こっている。
それを観察できるかどうかは、
要するにあなたの視点、つまり
「場のなかの位置」に左右される。」
(p.96)
時間にとらわれていると、
過去も未来も観察できません。
けれども、神の視点に立つなら、
すべてを同時に観察できると言います。
すべてが今、起こっているとするなら、
そういうことになりますね。
このことは、この肉体を持った自分が
「私」だと思っている限り、
理解できないのだと思います。
本当の「私」とは観察している自分であり、
現実にのめり込んでいる自分(=自我)
ではないのです。
自我の視点からは見えないことが、
本質的な「私」の視点だと見える。
そういうことではないかと思います。
「自分が見た
未来の出来事が気に入らなければ、
それを選ばなければいい!
選びなおしなさい!
べつのことを選びなさい!
行動を変えて、
望ましくない結果を避けなさい。」
(p.98)
すべてが今起きていて、
変えることができないのであれば、
自分は無力だと感じるでしょう。
それに対して神は、
上記のように言いました。
すべて今起きているけれども、
選ぶことができるのだと。
「あなたは、まだ起こってはいない!
あなたは、起こっている出来事を
認識しない時空にいる。
あなたは、
それが「起こった」ことを知らない。
あなたは、未来を「覚えて」いないのだ。」
(p.98)
つまり、
本質的にはすべてが起こっているけれど、
3次元の私(=自我)は、
それを認識していません。
自分が選択し、経験したことだけを
事実だと捉えるのです。
ですから、占いなどで未来を知った時、
それが気に入らないなら
他の未来を選ぶようにと言うのです。
「その瞬間、あなたの経験は変化し--
あなたのなかの全員が、
ほっとして息をつくだろう!」
(p.98)
私たちは、
この肉体を持った私のみを
「私」と認識しています。
しかし、
本当の魂はもっと大きなものです。
だからここで、
「あなたのなかの全員」
という表現をしています。
「つまり、あなたの魂は、
過去、現在、未来に、終わりのない世界に、
つねに存在しているのだよ。」
(p.99)
過去の私、今の私、未来の私という、
さまざまな「私」が存在すると言います。
「あなたはひとりだが、
自分が考えているよりずっと大きい。」
(p.99)
なかなか理解し難いのですが、
こういうことなのだろうと思います。
すべては、すでに存在します。
なぜなら、
神は「存在のすべて」だからです。
しかし神は、
つねに「愛」を選択する存在でもあります。
虐殺をする非道な面も持ちながら、
それでも愛を選択する。
それが神でした。
それと同じことなのです。
愛を選択しない自由が
私たちにはあります。
ですから、
そういう未来が存在するのです。
けれども、神に近づいていけば、
徐々に愛を選択するようになります。
それが自分らしいとわかるからです。
選択肢としては存在する。
けれども、
私がそれを選択するかどうかは自由。
そういうことになるのではないか
と思うのです。
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