私たちは死後も創造する
- 2018.02.28
- 神との対話③
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第3章の1回目になります。
ここでニール氏は、
死後はどうなるか
という質問を神にします。
神は、すでに知っているはずだが、
忘れているのだろうから
と言って説明します。
「死んでも、創造をやめはしない。」
(p.83)
「死んでも創造をやめない理由は、
死にはしないからだ。死ぬことはできない。
あなたがたは、生命そのものだ。
生命が生命でなくなることはできない。
したがって、死ぬことはない。」
(p.83)
このように、
死ぬということはないと断言します。
そして、死んでも生き続けるから、
創造を続けると言います。
「「自己」には身体がぼろぼろになって、
じっと横たわっているのが
見えるかもしれない。
だが、「自己」は
あらゆる場所を飛びまわれる。
文字どおり、
空中から部屋を見下ろす経験もする。
それから、
あらゆる場所のあらゆるところに、
いっぺんに存在する。
どこかに視点を定めたいと考えると、
たちまちそうなる。」
(p.83)
このように、
これまで多くの臨死体験が
語っているようなことを経験すると言います。
この中で偏在について語っていますが、
ここがなかなか
理解できないところではないかと思います。
複数の場所に同時に存在して観察できるし、
そこで行動できるのです。
これがまさに、
本質的な世界には時空がないことの
証左だと思います。
「それから、
焦点を定めるだけでひとつの場所に戻り、
自分と「再合体」する。
つぎの生命のなかで、魂は、
この世でも覚えていたほうが
よかったことを思い出す。
すべての出来事は思考が創り出すもので、
それは意図した結果の現れということだ。」
(p.84)
つまり、
魂が意図したことは現実になるのです。
この世との違いは、
結果を経験するまでの速度にある
と神は言います。
「物質的な世界の魂が、
霊的な魂と同じくらいすばやく効果的に
思考をコントロールする方法を学べば、
人生はがらりと変わるだろう。
個々の現実の創造に関しては、
思考のコントロール
(ひとによっては、それを祈りと呼ぶ)
がすべてなのだよ。」
(p.84 – 85)
創造をコントロールしたいのであれば、
自分の思考をコントロールすること。
思考が原因であり、現実が結果であるなら、
そういうことになりますね。
「思考のコントロールとは、
最高のかたちの祈りだ。
だから、良いこと、
正しいことだけを考えなさい。
否定的なことにこだわり、
闇のなかにいてはいけない。
たとえ、ものごとが荒涼として見えても、
いや、
そういうときこそ、完璧さだけを見つめ、
偉大さだけを表現し、それから、
つぎにはどんな完璧さの実現を
選択しようかということだけ考えなさい。」
(p.85)
完全に思考が原因だという立場に立つ。
それが祈りだと言います。
結果である現実がどうかに関係なく、
現実を変えたいと思えばこそ
完璧な世界を見つめ、
偉大さを表現するようにと。
ここでまた、
これまでのことを要約する
と神は言います。
「思考と創造のあいだにある「時間」のずれ
(何日、何週間、何か月、
あるいは何年かもしれないが)、
それが、ものごとは自分が起こすのではなく
自分の身にふりかかるのだ
という幻想のもとだ。
この幻想のために、自分自身が
ものごとの原因であることを忘れる。」
(p.86)
死んだ後の魂は、
思ったことがすぐに現実になる
という体験をします。
そのために、
自分の思考を注意深く監視し、
コントロールすることを学ぶと言います。
この世ではタイムラグがあるために、
私たちは容易に犠牲者になるのです。
「生命はひとつの出来事であり、
宇宙でたったいま起こっている。
すべては一度に起こっている。
あらゆる場所で。
「時間」はないが、「いま」はある。
「場所(スペース)」はないが、
「ここ」はある。
いま、そしてここ、
それが存在するすべてだ。」
(p.87)
死んだ魂がタイムラグを感じないのは、
あの世に時空がないからです。
よく言われる「いま、ここ」というのは、
時間や場所の概念ではありません。
それだけに、理解が難しいところですね。
ともあれ、1冊目でも言っているように、
絶対的な世界の神が自分を体験したくて、
自分を分割することを選んだのです。
空間と時間によって分割するのです。
そうして、この世が生まれました。
「このすばらしい思いつきに、
あなたは文字どおり爆発的な喜びを感じた!
爆発的な喜びのなかで、
あなたは自分の各部分のあいだに
「場所(スペース)」を創造し、
ある部分からある部分に
移動するのにかかる「時間」を創り出した。」
(p.87)
本当は「ひとつのもの」である神自身を、
時間によって分割したのです。
それぞれの魂を観察するのに、
時間を利用しているとも言えます。
時間によって、
1つのことをじっくり経験できます。
「生命は一瞬一瞬の連なりであり、
信じられないほど速い動きだ。
この動きは、存在するすべての不動性に、
まったく影響を及ぼさない。
岩の原子と同じで、
その動きがあなたの目の前の
静止状態を創っている。」
(p.89)
神は岩のたとえ話をします。
岩はまったく動かないように見えますが、
ずっと近寄ってみれば、
それを構成する原子は激しく動いています。
つまり岩が神であり、
構成する原子が私たちです。
離れて見れば、
バラバラなものはありません。
すべてが一体であり、
静かに存在しています。
しかし視点を変えて近寄れば、
激しく動いている個々の原子があります。
同じものが、
まったく別のように見えるのです。
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