あなたは三度わたしを否定する

あなたは三度わたしを否定する

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第12章の2回目になります。

前回は、孤独を感じるのは、
人が神から離れたからだという話でした。

離れないためには、
常に神を認識していること。

また神を認識するには、
人に認識させるようにすること。

つまり、黄金律にしたがうことだ
という話でした。

私たちが、闘いは不要だと信じれば、
闘わなくて済む。

現実を創造する道具(ツール)は、
思考、言葉、行為の3つだ
という話もありました。

今回はその続きですが、
神はこんなことを言います。

「べつの師は、
行動についてこんなふうに言っているな。
「はじまりは神である。終わりは行為である。
行為は創造する神、
あるいは体験された神である」」
(p.227)

これは、1冊目で語られていることです。

つまり神は、ニール氏のことを
「別の師」と呼んだのです。

ニール氏は、
これは神が語ったのだと言いますが、
神はそれを否定します。

「あの一冊めの対話は、
あなたを通してもたらされたのだ。息子よ。
すべての偉大な教えは、
わたしがインスピレーションを与え、
人間を通して伝えられた。
インスピレーションによって動かされる者、
それを恐れげもなく大衆と分かち合う者、
そういうひとたちは、
わたしがつかわした最も偉大な師だよ。」
(p.227)

つまり、
エゴが抱く恐れを抑えて直感に従う時、
それは神から遣わされた師だと言うのです。

しかしニール氏は、
自分にはそんな資格がないと言います。

そう感じる気持ちはわかります。

でも神は、それでは遣わした師の半分は、
資格がないことになると言うのです。

「ひとは
学ばなければならないことを教える。」
(p.228)

神は、ヘレン・シュクマンが書いた
「奇跡のコース」という本から引用して
このように言います。

つまり、それができるから、
完全に知っているから教えるのではなく、
もっと学びたいから教えるのです。

このことは、私も実感しています。

私が幸せ実践塾を通して教えているのは、
私自身がもっと学びたいからです。

いちいち考えなくても、自然と
そういう生き方ができるようになりたい。

だから教えているのです。

神は、ニール氏の勇気をたたえますが、
ニール氏は自己卑下します。

それに対して神は嘆きます。

「誰もかれもがそうだ!
自分自身の偉大さを否定し、
自分のなかで経験できる「わたし」を
否定する。」
(p.229)

ニール氏は、自己卑下はするものの、
神を否定したりはしないと答えます。

それに対して神は、
聖書の言葉を使って反論します。

「あなたに告げよう。
オンドリが鳴く前に、あなたは三度、
わたしを否定するだろう。」
(p.229)

これは、聖書の「マルコによる福音書」
第14章26-72節にある話です。

イエスが弟子たちに、
みんな自分につまづく(信じきれない)
と予言しました。

それに対してペテロは、
自分は絶対につまづかないと言ったのです。

しかしイエスは、「鶏が2度鳴く前に、
あなたは3度私を知らないと言うだろう」
と予言するのです。

そして、この予言は的中します。

ペテロは、3度知らないと言った直後に
鶏が2度目に鳴くのを聞いて、
悔やんで泣き続けたのでした。

「自分自身を
真実よりも小さいと考えるのは、すべて、
わたしを否定することだ。
自分自身を貶(おとし)めるのは、すべて、
わたしを否定することだ。
「自分なんかまだまだ」とか、
あれこれ欠陥があるとか、
何にしても不十分だという役割を
演じつつ行う行為はすべて、
まったく(indeed)否定である。
思考だけでなく、言葉だけでなく、
行為における(in deed)否定である。」
(p.229)

私たちが一体であるなら、
自分の否定は神の否定になります。

ここで、一部英語が表記されていますが、
あまり意味がないかと私は思います。

「indeed:確かに」
「in deed of ~:~の行為で」

原文がどうなっているか知りませんが、
韻を踏んでいるような文なのでしょう。

しかし、それは日本語において、
あまり意味があるとは思えません。

こういうところも、
「神との対話」がわかりにくいと
感じられてしまうところかもしれません。

「ほんとうの自分についての
最も偉大なヴィジョンの
最も壮大なヴァージョンだけで、
自分の人生を表現しなさい。」
(p.229)

本当の自分(=神)を否定している限り、
神には近づけません。

つまり、進化成長が鈍るわけです。

私たちの人生の目的は体験ですが、
充分に体験したのなら、
次のレベルに成長することです。

そのためには、今、
考え得るもっとも偉大で壮大な自分を
表現しようとすべきなのです。

安易に自己卑下していてはいけないのです。

いつの日か、偉大な師になること。

それが偉大で壮大なヴァージョンなら、
そうなることです。

「それなら、そうなりなさい。
そうなっているのだよ。
あなたがまた否定するまでは。」
(p.230)

自分が否定しない限り、
そうなると決めた時点で、
すでにそうなのだと神は言います。

なかなかそうは思えないですけどね。

そこで、
もう二度と否定しないと言うニール氏に、
神は証明するようにと言います。

つまり、宣言しろというわけです。

「こう言うのだ。
「わたしは偉大な師である」。
そら、言ってごらん。」
(p.230)

ところがニール氏は躊躇します。

そりゃそうですよね?

自分がそうだと信じていないのですから。

そんな実績もあげていないし。

この話を読む時、
ひすいこたろうさんのことを思い出します。

ひすいさんは、
まだまったく知られていない時代に、
「天才コピーライター」と名乗り始めました。

それは、
1000回メルマガを書くことを目標にし、
それを達成したころには
そうなっているだろう
という思いがあったからです。

まだそうなっていない時にそう宣言した。

そうしたらそうなった。

ひすいさんの話は、
まさにこの実例なのです。

ひすいさんの本は、
ブログで紹介していますのでご覧ください。

http://4awasejsn.seesaa.net/article/446128823.html

長くなったので、
この話は次回に続けることにします。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
 面白かった、役立ったという方は、
 以下のURLをクリックしてくださいね。

⇒ http://clap.mag2.com/chisouclen?KT180412a

またこちらには、
短い感想を書くこともできます。

励みになりますので、
よろしければコメントをください。

長くなる場合は、このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ●「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

◆本の内容が性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。

そういうテーマを避けて読みたい場合、
参考にしてください。

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย