私は愛
- 2018.04.19
- 神との対話③
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第12章の7回目になります。
前回の最後に、
魂はあらゆる制約に反抗する
という話がありました。
そうすると、男女間の在り方は
どうあるべきなのでしょうか?
今回はその続きです。
「どんな決定をするにしても、
正しい疑問と取り組んでいるかどうか
確かめることが大事だ。
たとえば、
「開かれた結婚」についての疑問は、
「配偶者双方にべつの人間との
性的接触を認める開かれた結婚をするか」
ということではない。
そうではなくて、
「結婚という経験にてらして、
わたしとは何者か、わたしたちとはなに者か」
ということだ。」
(p.252)
神は、
直接的にどうするのが「正しい」などとは
答えません。
答えは、私たち自身が出すものだからです。
絶対的な「正しさ」は存在しませんから。
そこで指針として、「正しい疑問」かどうか
確かめることが重要だと言います。
「正しい疑問」というのは、要は、
他人(世間)の反応を問うことではなく、
自分自身の在り方を問う疑問です。
ですから、
「開かれた結婚」がどうかではなく、
それによって自分とは何かという
在り方を問うべきなのです。
「この疑問に対する答えは、
人生最大の問いに対する答えのなかにある。
すべてのこと、すべての経験で、
自分とは何者か。それだけだ。
わたしは何者か、
どんな人間になることを選択するか?
この対話でくり返し言ってきたように、
それがすべての問いへの答えだ。」
(p.252 – 253)
つまりどのようなことも、
それが「正しい疑問」であれば、
その経験において「自分は何者か」という
答えを出すことになります。
それは、
「人生最大の問いに対する答え」
でもあります。
最終的には、
「私は神」というのが答えになるでしょう。
それが唯一の事実なのですから。
ただ、その課程では、
いろいろな答えを出すことでしょう。
そして、その答えに応じた経験を、
また積み重ねることになります。
そうやって、様々な経験をすることで、
あらゆる経験をすることが、
私たちの目的でもあります。
その経験を積み重ねていくことで、
私たちは自然と成長し、
神としての経験に近づいて行くのです。
ニール氏も同様に、究極の答えを出します。
それは「愛」です。
それを聞いた神は、大いに喜んで言います。
「あなたは愛だ。
存在するのは愛、それだけだ。
だからあなたは愛であり、
わたしは愛であり、
愛でないものはなにもない。」
(p.253)
「神=愛=生命=無制限=自由」ですから、
「愛」というのも正解です。
この神の説明に対してニール氏は、
不安はどうなのかと問います。
もちろんこのことは、
すでに1冊目の本に書かれていますが、
神はまた繰り返します。
「不安は、ほんとうのあなたではない。
不安はほんとうのように見えるが、
偽りの証(あかし)だ。
不安は愛の対極で、
ほんとうの自分を経験的に知るために
現実のなかで創り出したものだ。」
(p.253)
自分でないものが存在しなければ、
何も存在しないことになります。
体験的に知るということは、
自分でないものの存在が必要なのです。
だから愛の対極の不安を創り出した。
不安は幻想なのです。
ニール氏は、この神の話を聞いて、
はぐらかされている気がすると言います。
「開かれた結婚をすべきか?」
という問いに対する具体的な答えが
出てこないからです。
神は、
それは愛がわかっていないからだと言います。
でもニール氏は、みんなそうだと言います。
みんな、愛をわかろうとしてきたけれど、
わかっていないのだと。
そこで神は、
「愛とは何か?」ということを
説明しようと言います。
「愛とは、無制限なものだ。
はじまりもなければ終わりもない。
以前も以後もない。
だから、愛はつねにある。つねに現実だ。」
(p.255)
「愛が無制限で、そしてつねにあるなら、
愛は……自由だ。愛は完璧な自由なのだよ。
ひとはつねに愛し、愛されたいと願っている。
そうだろう。つねに、
愛が無制限であってほしいと願っている。
そして、
それを自由に表現したいと願っている。
あなたがたは愛の経験のすべてで、
自由と無制限と永遠を求める。
いつも実現するとはかぎらないが、
求めてはいる。
愛とはそういうもので、ひとは
心の奥底ではそれを知っているから求める。
なぜ知っているか。
あなたがたは愛であり、愛の表現を通して、
ほんとうの自分を知り、経験するからだよ。
あなたがたは、生を表現する生であり、
愛を表現する愛であり、神を表現する神だ。
だから、これはみんな同義語だよ。
同じものだと考えればいい。
神--生命--愛--無制限--永遠
--自由
このどれにもあたらないものは、
ほかのどれでもない。」
(p.255 – 256)
ちょっと長かったのですが、
一気に引用してみました。
なかなかすぐには理解できないと思いますが、
何度か読み返してみてください。
つまり、「愛」というものを考えると、
まず「無制限」ということが出てきます。
そして「無制限」であるなら、
「自由」なのです。
私たちは、「愛」というものを、
何か抽象的なものと考えていました。
心の中にあるけれど、
とらえどころのない概念。
それが愛だと。
しかし神は、そうではないと言います。
愛は存在なのです。
存在のすべてです。
したがって、神そのものなのです。
この概念は、
なかなかわかりづらいかと思います。
これまでの愛の概念とは、
まったく異なるものですから。
しかし、
愛をこのように考えることによって、
「愛とは何か?」がはっきりしてきます。
ぜひ、何かあったときは、
この愛の概念を思い出してみてください。
何度も思い出して検証する中で、
徐々にこの新しい概念を
受け入れられるようになると思います。
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赤木篤 (あかき・あつし)
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