そうであるかのように行動する

そうであるかのように行動する

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第19章の1回目になります。

高度に進化した存在(HEB)の
特徴についての対話はまだ続きます。

HEBは、私たちがするような旅行はしない
と神は言います。

「物理的な新技術に加えて、
精神の理解も、物質性そのものも、
もっと進んでいる。
こうした二つの進化が進んでいるから、
HEBは身体を思いのまま解体したり
合成したりできる。
だから
高度に進化した文化のほとんどの存在は、
いつでも、どこでも
好きなところに「存在」できる。」
(p.373)

まるで霊魂のように、
どこにでも自由に存在できるのですね。

肉体も、
失ったら取り戻せないものではなく、
自由に解体合成できると言います。

もうほとんど
魂そのものに近い存在と言えるでしょう。

「あなたがたの社会でいう「作業」、
そういう概念は
ほとんどのHEBには存在しない。
仕事は遂行されるし、活動も行われるが、
純粋に自己の最高の表現として
したいことをする、というのが基本だ。」
(p.374)

私たちのように、
生活の糧を得るための仕事というのは
存在しないのです。

たしかにそうなれば理想ですが、
誰かがしなければならない嫌な仕事、
いわゆる3Kのような仕事は
なくなるのでしょうか?

「そもそも、
「ひとがいやがる肉体労働」という
概念がないんだよ。
あなたがたの社会でいう「肉体労働」は、
高度に進化した存在のあいだでは、
最も名誉ある仕事であることが多い。」
(p.374)

社会が存続し、
機能するために必要な仕事は、
HEBにとっては名誉な仕事だと神は言います。

HEBにとってそれは「労働」ではなく、
「自己表現」なのです。

「「単調で骨が折れる」仕事や
「時間外労働」「プレッシャー」といった
あなたがたが自分で創り出す経験を、
高度に進化した存在は選ばない。」
(p.374)

成功するためとか、
競争に勝つためといった理由が、
HEBにはありません。

HEBには別の理由があるのです。

「HEBは社会にとって
ほんとうに価値あることを充分に理解し、
心から評価し、感謝することを通じて
達成感を味わう。」
(p.375)

私たちのように
「名声」や「冨を得ること」によって、
達成感を得るのではありません。

全体のためになることに価値を置くのです。

全体のためになることに価値を置くのは、
私たちにもそういう面があります。

しかし神は、
何が全体のためになるかという考え方が
まったく違うと言います。

たとえば私たちは、
スポーツの選手が大金を得ることを
当然だと考えています。

女優やタレントが服を脱げば、
それだけで話題になり本やDVDが売れます。

その一方で、教師や聖職者は薄給です。

このことから言えるのは、
私たちは子どもたちを導く仕事よりも、
娯楽の方が「ためになる」と考えている
ということです。

「HEBは、教師や聖職者の仕事が
「倫理的に正しい」から、
尊重するのではない。
社会の目指す方向からみて、
それが「役に立つ」から尊重する。」
(p.375 – 376)

HEBはあるがままを見て、
「役に立つこと」をすると神は言います。

一方、私たちは、
ほとんどそうしないと指摘します。

しかし、
HEBの社会にも価値構造があるのなら、
持てる者と持たざる者の差が
できるのではないかという疑問が湧きます。

教師が豊かで、野球選手が貧しい。

そういう差ができるのではないか
という疑問です。

神は、私たちの社会のような
ひどい差はないと言います。

餓死するような人はもちろん、
貧乏人もいないのです。

では、
どうやってそれが達成できるのでしょう?

この辺は繰り返しになりますが、
神は次のように説明します。

「二つの基本的な原則を
適用することによって。
わたしたちはすべて一体である。
充分ある。」
(p.376)

私たちが一体であれば、
誰か困っている人を
そのまま放っておくことはないでしょう。

充分にあるとわかっていれば、
不安から出し惜しみすることもありません。

「不足だ、「足りない」という人間の意識、
それが、すべての不安、プレッシャー、
競争、嫉妬、怒り、葛藤、
そして殺しあいの根本原因だ。
これと、
すべてはひとつではなくばらばらだ
という信念、
それが、あなたがたの人生をみじめにし、
人類の歴史を悲しいものにし、
万人のためにという貴重な努力を
空費させている原因の
九〇パーセントを占めている。
この二つの意識を変えれば、
すべてが変化するだろう。」
(p.377)

HEBが達成した基本的な2つの原則の
反対の原則を持っているのが私たちです。

神は、この2つの意識を変えれば、
すべてが変化すると言います。

では、この2つの意識を変えるために、
どうすれば良いのでしょうか?

私たちの中にも、
この問題に取り組んできた人がいたはずです。

どうして上手くいかないのでしょう?

神は私たちに、道具(ツール)を示します。

「「そうであるかのように、行動しなさい」
すべてがひとつであるかのように、
行動しなさい。
(中略)
それから
「充分」であるかのように行動してごらん。」
(p.377)

この道具は、他でも出てきましたね。

根となる思考を変えるためには、
思考-言葉-行動のパラダイムを
逆転させるのです。

私たちは、神の示唆などにより、
どうするのが私たちのために役立つかを
知識として得ました。

(思い出したと言う方が
正確かもしれませんが。)

しかし、
それがまだ腑に落ちていない状態です。

その思考がまだ定着していない状態です。

そういう時は、
考える(理性で判断する)前に
行動するのです。

まずやると決めて行動し、
それから考えたらいいのですね。

もし、他に良い方法があると思うなら、
それを試してみることです。

神はそれを否定しません。

そして、他に方法がないなら、
あるいはこの方法が良いと思うのなら、
まずは自分から試してみることです。

神は、自分の人生を使って、
ここに書かれたことを実証してみよ
と言っています。

私たちが平和な社会を本当に望むのなら、
まずは自分から
行動してみることだと思います。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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