私たちは創造者（終わり）　【総集編】

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい！」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。

今日はその8回目です。

前回は、
偶然に起こることは何一つなく、
すべて私たちが創造している
という話でした。

そして、
どのように創造しているかについて、
具体的な説明もありました。

今回はその続きになります。

私たちが、
自分の人生の創造者だと理解したとして、
どうすれば人生を上向きにできるのでしょう？

どうせ人生を生きるのであれば、
快適に幸せに生きたいですよね？

そのことについても、
神は詳細に説明しています。

「ほんとうは信じていないことを
考えたり、語ったり、
行動したりすることはできない。
だから、創造のプロセスには信念、
つまり知るということが含まれる。
絶対的信頼だ。
願うだけでなく、
確実にそうなると知っていなければならない」
（p.125）

思考、言葉、行為で創造しますが、
その根底には信念（知識）があるのです。

「そこまでわかっていれば、
強い感謝の気持ちが生まれる。
感謝せずにはいられない。
それがたぶん、創造の最大の鍵だ。
創造が具体化する前に、
創造に感謝することだ。
願いは当然かなえられると信じることだ。」
（p.125）

「感謝」というのは、
神をごまかす手段ではありません。

本当に心の底から
感謝の念が湧いてくることが大切なのです。

そのためには、
「信念」というものが必要になるのです。

「否定的な考えは頭から追い出しなさい。
悲観主義を一掃しなさい。
疑いを捨てなさい。不安を拒否しなさい。
最初の創造的な考えをしっかりつかんで
放さないように心を鍛えなさい。」
（p.126）

偶然に起こることは何一つなく、
すべて自分が創造するものであるならば、
後は自分がどうするかだけです。

神は、自分の心を鍛えよと言います。

「あなたの考えが
はっきりした確かなものになったら、
それを真実として語りなさい。
はっきりと声に出しなさい。
創造の力を呼び出す偉大な号令を使いなさい。
「これがわたしである」という号令を。」
（p.126）

自分が人生の創造者であることを、
声に出して語るのです。

私が人生を創っているのであり、
すべては私の思い通りになっているのだと。

しかし、そうは言われても、
ついつい不安になったり、
疑いの気持ちを抱いてしまうものです。

そういう弱さに対しても、
神は対策を示します。

「第一段階は、自分の考えを見張ること。
自分は何を考えているのだろう
と考える習慣をつけることだ。
否定的なことを考えているのに気づいたら－－
高い思想を否定するようなことを
考えていたら－－考え直しなさい！」
（p.127）

まずは、
自分の思考の習慣を変えることは可能である
と信じることですね。

そして、自分が何を考えているかを
常に観察すること。

そういう習慣を身につけることです。

否定的な考えをしていると気づけば、
その都度訂正することです。

その繰り返ししかありません。

とは言え、
そんなに簡単なことではない
とも思えますよね。

それに対して神は、こう言っています。

「やり直したいと思うのなら、
人生は何度でもあるから。」
（p.127）

何度でも生まれ変わって、
課題に挑戦することができます。

だから安心していいのです。（笑）

でもそうすると、
終わりのないゲームを
延々と続けているような感じですね。

たしかにそうなのです。

前にも説明したように、
人生は体験するためのものですから。

神はそれを、このように説明します。

「あらゆる生命の目的はひとつしかない。
あなたがた、
そして生きとし生けるものすべての目的は、
できるかぎりの栄光を体験する、
ということだ。
話したり、考えたり、
行動したりするのもみな、
この目的のためだ。
魂がすることはほかになく、
魂が望むこともほかにはない。」
（p.36）

最初にこうありました。

「創造者が、
「創造者である自分」を体験する方法は、
ただひとつしかない。
それは、創造することだ。」
（p.43）

つまり私たちは、
創造者としての自分を体験するために、
人生を創造しているのです。

この世で行われているのは、
ただそれだけなのです。

そして神は、さらにこう続けます。

「この目的のすばらしいところは、
決して終わりがないことだ。
終わりとは限界であり、
神の目的にはそんな境界線はない。
できるかぎりの栄光を体験できたら、
その瞬間に
もっと偉大な栄光を想像するだろう。」
（p.36）

早く上がれば良い
というゲームではありません。

創造者であることを忘れて
創造者でない自分を体験するところから、
素晴らしい創造者である自分を
体験していくというゲーム。

その過程の瞬間瞬間が驚きであり、
喜びなのです。

人生とは、
そんな素晴らしいものであることを、
この「神との対話」は示しています。

単に現実を「思い通り」にするために、
引き寄せのテクニックを
伝えるものとは違います。

しかし、そういうテクニックもまた、
創造者としての自分に気づくために
必要なものです。

ですから「神との対話」では、
今回紹介したことの他にも、
様々なテクニックが記されています。

そうしたテクニックが、
この相対的世界の存在意義など
本質的な概念と密接に関係しています。

そこに一貫性があり、
矛盾がないところが
この「神との対話」の
素晴らしいところだと私は思います。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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～「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

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