すべてを祝福する
- 2018.10.22
- 神との友情・上下
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第16章の2回目です。
「五つの姿勢」についての話をしています。
「五つの姿勢」とは、
「大きな喜び」「愛」「受容」「祝福」
「感謝」の5つです。
この5つを実践することで、
神性が得られるということです。
前回は、3番目の「受容」についてでした。
今回はその続きで、
4番目の「祝福」になります。
まず神は、次のように現状を分析します。
「神はすべてを受け入れる。
人間はすぐに「ただし」と例外をつくる。
人間は愛しあうが、ただし相手がこんなこと、
あんなことをしたらべつだと言う。」
(下 p.110)
「神はそんな例外をつくらない。
神は受け入れる。誰でも、何でも。
例外はない。」
(下 p.110)
神は無条件に「受容」します。
それが神の性質、「愛」なのです。
「愛と受容は入れ替えられる。
何かを変えようと思ったら、
まず、それが存在することを
受け入れなければならない。
何かを愛そうと思ったときも、同じだ。
自分のなかの否定している部分を
愛することはできない。」
(下 p.111)
「愛」と「受容」は同じです。
否定していては愛せないのです。
「自分自身のなかに
否定している部分があれば、
自分を全面的に愛することはできない。
したがって、
ひとも全面的に愛することはできない。」
(下 p.111)
「全面的な愛」については、
すでに語られている通りです。
否定しているものがあれば、
それは「全面的な愛」にはならないのです。
神は、この「受容」が
「祝福」につながると言います。
「だが愛と受容があれば、
ふれあうすべてを祝福できる。
すべてを愛し受け入れれば、
すべてを祝福することになる。
そうすればあなた自身もふくめて
誰もが全面的な喜びにひたれる。」
(下 p.111)
神は、「神の五つの姿勢」は、
すべて関連していると言います。
「すべてはともに流れ、結びあう。
そのとき神の五つの姿勢とはひとつだ、
同じことだとわかるだろう。
それが神だと。」
(下 p.111)
「喜び」も「愛」も「受容」も「祝福」も、
すべて関連しています。
そしてそれが神の姿勢であり、
神そのものなのです。
「すべてを祝福する神は、
なにごとも非難しない。
神の世界では非難はなく、
称賛があるだけだ。」
(下 p.111)
神はすべてを「よし」と言うのです。
すべてを称賛し、喜び、愛し、受け入れます。
そして、私たちは神そのものです。
ですから、
同じようにするようにと言うのです。
「さあ、人生のすべてを祝福しなさい。
わたしがあなたのもとへ送るのは
天使だけでそれ以外はなく、
奇跡だけでそれ以外はないことを
忘れないように。」
(下 p.112)
では、「祝福する」とは、
どうすることでしょうか?
神はそれを説明します。
「祝福とは、あなたの最善のエネルギー、
最高の考えを与えることだよ。」
(下 p.112)
しかし、私たちが「悪」と呼ぶもの、
憎んでいるものに対して
祝福しなければならないのでしょうか?
戦争や暴力などを、
「よし」とは言いづらいです。
それについて神は、こう言います。
「だが、
そういうものを変えようと思えば、
最善のエネルギーと
最高の考えが必要なんだよ。
わかるかな?
相手を非難したって、変えることはできない。
それどころか、
非難すれば反復させることになる。」
(下 p.113)
否定したり批判すれば、
そこにエネルギーを注ぐことになります。
創造主である私たちが
そこにエネルギーを注ぐのですから、
それは存在し続けるでしょう。
「なにごとも非難してはいけない。」
(下 p.113)
非難することは、
対象を変えることにはつながらないのです。
「非難しないからといって、
変えようとしないわけではない。
非難しないからといって、
肯定していることにはならない。
ただ、批判を拒否するというだけだ。」
(下 p.113 – 114)
批判や非難をしないことは、
対象を「よし」とすることではないのです。
「批判しなくても、変えることを選択できる。
変えようという選択は、
必ずしも怒りから発するとは限らない。
それどころか、怒りが少ないほど、
ほんとうの変革の可能性が高まるものだ。」
(下 p.114)
対象を変えるという目的のために、
怒りを使う必要性はありません。
神はもっとよい方法があると言います。
「人間はよく
変化を正当化するために怒りを利用し、
怒りを正当化するために批判する。
そうやって多くのドラマを創り出し、
批判を正当化するために傷ついたという。
多くのひとは、
そうやって人間関係を終わらせる。
「もう、これは卒業だ。
この人間関係のかたちは、
わたしのためにならない」
と言えばいいのに、そうしない。」
(下 p.114)
自分が傷ついた、犠牲者だ
と言って相手を批判し、
怒りによって変化を正当化しようとする。
本当は、ただ卒業すればいいだけなのに。
そう神は言います。
「だが、いいか。祝福しなさい。
敵を祝福し、迫害する者を祝福しなさい。
彼らに
最善のエネルギー、最高の考えを送りなさい。
すべてのひと、
人生のすべての状況が贈り物で、
天使であり、奇跡だと思えなければ、
それはできない。」
(下 p.114)
つまり、真実を見抜くということです。
すべては完璧だと見抜くことです。
すべてが自分にとって良いことであり、
最善なのだと理解することです。
それができれば、
「悪」と呼ぶものでさえ祝福できます。
戦争も暴力も、
「よし」と言うことができるのです。
そしてそれが、
卒業する方法なのです。
怒りよりも早く、
望み通りに変化させる方法なのです。
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