変化は常に起こる
- 2018.11.01
- 神との友情・上下
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第17章の4回目です。
前回は、
3つの知恵を実践する方法について
の話でした。
3つの知恵とは、
1.わたしたちはすべて一体である
2.充分である
3.しなければならないことは何もない
のことです。
この1番目についての方法と、
その注意点を神は語りました。
1番目を実践するには、
3番目の実践も関係してくるようです。
今回は、その続きになります。
前回、神は、
すべては一体であるという知恵を実践する時、
一体ではあるがすべて同じではないことを
注意するようにと言いました。
髪の毛を切っても、
心臓は切り取りませんから。
そう言うと、
人間の一部をガンのように扱い、
殺戮することが正当化されます。
つまり、私たち全体の生存のために、
一部を切り取ることはあるのではないか
という考え方です。
そこで神は、
3番目の知恵を実践することを求めました。
私たちが生き延びるために
しなければならないことは何もないのだと。
私たちの生存は保証されているのです。
しかし、そうは言われても、
それは魂のレベルの話です。
現実的に肉体を持っている私たちが、
それを言葉通りに実践することは
なかなか難しいものがあります。
たとえ肉体はまた創造すればよいのだ、
生まれ変わるから大丈夫だと言われても、
この身体に愛着があり、
他の人から変えられたくないと思っていたら
どうなるのでしょう?
そう問うニール氏に対して、
神は次のように答えます。
「あなたは、
いまここにいる真の自分を知らない。
知っていれば、
そんなことをするはずがない。
する必要がない。」
(下 p.162)
「そうしたら、
あなたは真の自分でなくなる。
自分だと思っている自分にすぎない。」
(下 p.163)
身体に愛着を持って、
他の人から変えられたくないと思うことは、
真の自分ではないと言うのですね。
では、
真の自分とはどういうものなのでしょう?
「あなたは生命だ。
あなたは生命そのものだよ!
生命とは何か? プロセスだ。
プロセスとは何か? 成長だ--
あなたがたが変化と呼ぶものだ。
生命あるものはすべて変化する!
すべてだ!」
(下 p.163)
私たちが生命そのものであり、
生命が変化(成長)であるなら、
変化を止めることはできません。
「だから、生きながらの地獄が創られる。
できないことをしようとし、
変化せずにとどまろうと必死になるから。」
(下 p.163)
私たちが変化に抵抗することで、
地獄が創られるのだと神は言います。
自然な流れに反することの結果です。
したがって、
相手によって変化させられる
と見えることは、
それも生命の躍動なのです。
それに対して抵抗することは、
変化を止めようとすることであり、
不可能な試みであり、
不自然なことなのです。
その不自然な行為によって、
地獄が創られるのです。
しかし、変化と言っても、
良い変化もあれば悪い変化もある
とニール氏は言います。
神は、こう答えます。
「「良い」とか「悪い」ということはない。
あなたがたがそう思っているだけだ。
あなたがたが
良いとか悪いと決めているんだよ。」
(下 p.163)
しかし私たちは、
今の身体の生命を守ろうとします。
その状態を「良い」と考えて、
ガンに罹れば治療しようとします。
それは無意味なことなのでしょうか?
放っておくべきことなのでしょうか?
この問に神は、次のように答えます。
「わたしは、
すべての行動は自己を定義する行為だ
と言っているのだよ。
あなたがしているのはそれだけだ。
あなたは自分が思うように自分を決定し、
創造し、表現し、経験している。
要するに、あなたは成長している。
どう成長するかはあなたが選ぶ。
成長するかどうかは、
あなたが選ぶことはできない。」
(下 p.164)
生きるということは、
それだけで成長することなのです。
ただ、どう生きるか、
つまり、どう成長するかは、
私たちが自分で決めます。
私たちがどう考え、話し、行動するかで、
自分自身を再定義するのです。
つまり、ガンを切り取るという行為や、
その考え方によって、
自分とは何かを定義しています。
そこには、
様々な思考が込められています。
その一つひとつが、
「私」という存在を創造するのです。
重要なのは、何を経験するのか、
どう定義するのか、ということであって、
生き延びることではありません。
そこで神は、
次のように誘いかけます。
「今度は、
生命をまったくべつの見方で見てごらん、
と言っている。
生命とは、つねに変化するプロセス以外の
なにものでもないと考えてごらん、
と言っているのだよ。」
(下 p.164)
「あなたは変える者であり、
変えられる者だ。
あなたは変化しながら、自己の変化と
まわりの世界の変化を引き起こしている。
朝起きたとき、こう考えてごらん。
今日はどんな変化が起こるだろう、と。
今日は何か変化があるだろうか、ではないよ。
変化は起こるのだ。」
(下 p.164)
変化は常に起こります。
その変化に意味を与え、
意識して原因となって変化を起こすのが
私たちなのです。
私たちの一瞬一瞬の決断の結果が、
今の世界になっているのです。
「あなたの人生にとって、
このことの意味は大きいよ。
そう考えれば、驚くべきことに気づくはずだ。
あなたは変化以外の何もしていない。
成長以外の何もしていない。
どう変化するかはあなたしだいだ。」
(下 p.165)
生命とは変化するものです。
生命とは神そのものです。
したがって、生命とは私たちであり、
私たちは変化するものなのです。
そして、変化とは成長です。
「良い」「悪い」は、
私たちの価値観によって決まります。
したがって本質的には、
どんな変化も成長であり、
私たちに役立つものです。
あとは私たちが、
この考え方を受け入れて、
意図的に原因となる生き方をするかどうか、
意図的に変化の方向性を決めるかどうか
ということなのです。
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