進化の第二段階

進化の第二段階

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神とひとつになること」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第11章の2回目です。

前回は、子どもたちに幻想ではなく、
本当の現実を教えるようにという話でした。

しかもそれは言葉ではなく、
私たちの生き方で示すようにと。

また、子どもたちだけでなく、
すべての人に教えるようにと神は言いました。

私たちは何回も生まれ変わりながら、
マスターの道を歩んできたのだからと。

私たちがまず現実を体験し、
そのヴィジョンを分かち合うように
と神は言うのです。

今回は、その続きになります。

「教育という言葉は
「引き出す」という意味であって、
「押しこむ」という意味ではない。
心の教育はすべて、
すでにあるものを生徒から引き出す。」
(p.114)

まず、教育ということは、
何か知識を押しつけることではない
と神は言います。

これはよく言われることですよね。

教育(education)の語源は、
ラテン語の「e-(外へ)」+「ducere(導く)」
だそうです。

したがって、子どもの可能性とか才能を
引き出すことを意味すると言われます。

「<マスター>は
教えるべきものがすでにそこにあること、
だから押しつける必要はないことを
知っている。
<マスター>はただ、そこにあることを
生徒に気づかせようと努める。」
(p.114)

したがってマスターが何かを教える時も、
新たな知識を植え込むのではなく、
それはすでにあるとわかっていて、
それに気づかせようとするのです。

「教えるとは、
ひとが何かを学ぶ手助けをするのではなく、
思い出す手助けをすることだ。
学習とは、すべて思い出すことである。」
(p.115)

私たちの魂は、
すべてのことを知っています。

ですから私たちは、
ただ思い出せばいいのです。

したがって教えるということは、
思い出すのを助けるということなのですね。

「新しいことを教えることはできない。
教えるべき新しいことは何もないから。」
(p.115)

神が存在のすべてであれば、
新しいことは何もありません。

絶対の領域には時間もないので、
過去、現在、未来に存在するものはすべて、
いまこの時に存在しています。

しかし一方で神は、
こんなことを言います。

「わたしはつねに形成のプロセスにある。
このプロセスは進化と呼ばれてきたもので、
決して終わることがない。」
(p.115)

つまり、変化し続けるということですね。

そこで、疑問が出てきます。

すべて存在しているのに、
変化し続けるということがあるのでしょうか?

「これが神聖なる二分法である。
かつてあったもの、いまあるもの、
そしてこれから存在するものはすべて、
いまここにある、とわたしは言った。
さらに、
進化というプロセスは永遠に続いて、
終わることがないとも言った。
どちらも真実だということがありうるのか?」
(p.116)

神はこの問いに、
時間をどう理解するかにあると答えます。

「じつは時間などというものはなく、
単に永遠に終わらない「いま」という一瞬が
続くプロセスがあるだけだ。
神はプロセスである。」
(p.116)

これでもまったくわかりにくいのですが、
それは私たちが3次元空間に生きているから、
仕方がないことです。

神もそれはわかっていて、こう言います。

「いまのところは、
神が「神である」ことは
決して終わりはないことだけを
知っていればよろしい。」
(p.116)

私たちは、
地上に人間の生命という形で現れた神の
一側面です。

そしてそれは変容しています。

その変容の中で私たちは、
意識的にある役割をになうことを選んだ
と神は言います。

「役割をになうという選択は、
この本をとりあげたことに端的に表れている。
深いレベルで
気づきに戻ろうという意図がなければ、
この本をとりあげなかっただろうし、
まして
ここまで読み進みもしなかっただろう。」
(p.116)

前に言ったように、
この本の読者というだけで、
それはマスターの道を歩んでいる魂なのです。

そして私たちは、
徐々に本当の自分を思い出しているのです。

「あなたがたは
地上の生命の変容というプロセスの
第二段階に近づいており、
その気になれば、ほんの短い時間に--
数十年か一、二世代のうちに--
この段階を完成させることができる。」
(p.117)

第一段階には、数千年かかったと言います。

そして、これから第二段階を、
はるかに短い時間で完成させようとしている。

それが私たちなのです。

「この人間的な目覚めのあいだに、
あなたがたが師とか<マスター>、
導師(グル)、
神の化身などと呼ぶひとたちが、
真のあなたがたを
思い出させる仕事をしてきた。
 この初期のグループのひとたちと
その教えにふれた人びとの数が
決定的な数に達すると、
あなたがたは霊(いのち)(spirit)が
活気を帯びるという経験をする。
躍進と言ってもいいかもしれない。
 そこで、第二段階の変容が始まる。
 いま、
おとなは子供たちに教えはじめた--
ここからの進行は非常に速くなる。」
(p.117)

いわゆる
アセンションと呼ばれるものでしょうね。

「この勢いを維持する鍵は、子供たちだ。
子供たちにある種の生命の原則を教えれば、
人類は進化のなかで
量子的飛躍をすることができるし、
あなたがたにはその能力がある。」
(p.117 – 118)

子どもたちに生命の原則を教えることが、
この進化のスピードを
飛躍的に高めることに役立つのです。

「学校教育を、学問的な課題ではなく
概念を中心に組み立てることだ。
気づきとか誠実さ、責任といった
中核的な概念を教えなさい。」
(p.118)

その教える内容が、
中核的な概念なのです。

このことは、以前にも書かれていましたね。

「子供たちにこうしたことを教えれば、
ほんとうにすばらしい教えになる。
 何よりも、子供たちに幻想を教えなさい。
 なぜ、どうやって、幻想のなかではなく
幻想とともに生きるかを教えなさい。」
(p.118)

私たちがまず、
幻想を幻想と見抜いて、
現実を生きることです。

その手本を子どもたちに示すことです。

しかしよく見ると、
すでに気づいてる子どもや若者が
大勢いることがわかります。

これは人類にとって希望だと感じます。

さらにこの進化のスピードを高めるために、
私たち一人ひとりが気づいていくことが
重要なのだと思います。

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