私たちは人間という神の奇跡

私たちは人間という神の奇跡

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神とひとつになること」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第14章の2回目です。

前回は、幻想を見抜くことによって、
文化的な物語から離れることが重要だ
という話でした。

そのための方法として神が示したのは、
やはり瞑想でしたね。

神は、1日にわずかな時間でいいから、
神と交わる時間を作るようにと言っています。

今回は、その続きです。

「幻想は、
あなたの喜びのためのものだった。
道具(ツール)のはずだった。」
(p.136)

元々幻想は、
私たちを苦しめるためのものではなく、
喜びのための道具だったのです。

その道具の使い方を誤ったために、
私たちはそれによって負担や悲しみ、
試練や苦難を感じるようになりました。

しかし、幻想は幻想に過ぎないのです。

「何の分裂も、
何からの分裂も存在しない。
あるのは一体だけだ。
あるのはただひとつだけだ。」
(p.136)

神はこのように、
本当の現実を強調します。

そしてまた、
幻想が幻想であることを次のように語ります。

「分裂は存在しないから、
不足もありえない。
存在するのはただひとつだから、
それ自身で満ち足りている。
 不足が存在しないから、要件も存在しない。
何の必要性もないなら、
何かを獲得するための課題もありえない。
 しなければならないことは何もないから、
何かをしたかどうかと裁かれることもない。
 裁きを受けないから、罪の宣告もされない。
 決して罪の宣告を受けないのだから、
愛が無条件であることがわかるだろう。」
(p.137)

このように幻想を潰していけば、
最後に残るのは無条件な愛です。

愛とは、無条件なものなのです。

「愛は無条件だから、
神の王国では誰も何も、
とくにすぐれてはいない。
ランクもなければ階級もなく、
ひとよりとくに愛される者もいない。
 愛は全的で完全な経験だ。
少し愛するとか、
たくさん愛するというのはありえない。
 愛は測れない。
愛する方法に違いはあっても、
愛する量に違いはない。」
(p.137)

愛が無条件であれば、
優れているということもないのです。

愛は無条件に、
すべてに同じように降り注ぐからです。

そして同じように降り注ぐのであれば、
少しだけ愛するというのも不可能です。

愛の量は測れないのです。

このことから神は、
次のことを忘れないようにと言います。

「--愛は測れない。
 愛は存在するかしないかであり、
神の王国ではつねに存在する。
なぜなら神は愛の与え手ではなくて、
愛そのものだから。」
(p.137)

愛というのは、与えるものでもなく、
するものでもありません。

愛は存在です。

神という存在が愛なのです。

そして、神が愛であるなら、
私たちも愛だと言います。

「したがって、あなたがたも愛である。
ひとことで言えば、それがあなたがただ。
 あなたがたは愛の受け手ではなく、
あなたがたが求めているものそのものだ。
これは偉大な秘密であり、
この秘密を知れば人生が変わる。」
(p.138)

私たち自身が神なのですから、
私たちもまた愛そのものだと言えます。

そこで神は、
それを知ったなら人生が変わるとして、
次のように言います。

「ひとは
自分がすでにもっているものを求めて、
一生を過ごしている。すでにもっているのに。
なぜなら、当人がそのものなのだから。
 愛を得るためには、
自分が愛であればいい。」
(p.138)

たしかに私たちは、愛を求めています。

私も、愛を求めて生きてきました。

しかし、もし自分が愛そのものなら、
これはいったいどうなるのでしょう?

他に愛を求める必要が
なくなるではありませんか。

「ひとよりよけいに愛されている者は
誰もいない。
ひとよりよけいに「わたし」である者は
誰もいないからだ。
ただ、ひとよりよけいに「わたし」を、
つまり自分自身を、
思い出している者はいる。」
(p.138)

測れないものが愛であり、
私たちの本質が愛であるなら、
単に愛であることを思い出せば
それで充分なのです。

「だから、自分自身を忘れないことだ。
 愛され(beloved)、
愛になりなさい(be love)。
 「わたし」を思いだして、
わたしになりなさい。」
(p.138)

神であることを思い出すとは、
愛であることを思い出すことです。

そしてそれは、
私たちが完全な愛になることです。

そしてまた、
このことを覚えておくようにと、
神は言います。

「優越性が存在しないから、
ひとより余分に知っている者も、
少ししか知らない者もない。
ただ、知っていることをよけいに
思い出している者と、
少ししか思い出していない者がいるだけだ。」
(p.139)

このことによって、
10番目の幻想である無知も
存在しないことになります。

幻想をすべて幻想と見抜けば、
私たちは真実と出合うのです。

そして神は、
もう一度真実を話すと言って、
次のように繰り返します。

「愛は無条件である。生命は終わらない。
神には何の必要性もない。
そして、あなたがたは奇跡だ。
人間という神の奇跡だ。」
(p.139)

これが、
私たちが知りたがっていたことであり、
神が伝えようとしてきたことだ
と言います。

これまでの宗教は、
神と人間を分断することによって、
この真実を伝えてきませんでした。

しかし、それは真実ではありません。

ですから私たちは、
長い間、苦痛や悲しみの中にいたのです。

今こそ、神と出会う時です。

自分自身の中に、創造者を見い出す時です。

私たちは、神そのものなのですから。

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