愛になりなさい

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神とひとつになること」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の2回目です。

前回は、望ましい世界を選択することを
決断する時だという話でした。

私たちは世界の光であり、
待ち望まれていた救済者なのだと。

隠遁するのではなく、この世界の中にあって、
政治、経済、教育、宗教などの道具を使って、
霊性を表現するようにと神は言います。

今回は、その続きです。

「宇宙のなかのわが家を大切にして、
良い世話役になりなさい。
環境を守り、維持しなさい。
資源を新たにして分かち合いなさい。」
（p.232）

神は私たちに、
この世界の良き管理者であるように
と言います。

所有というものはないのです。

預かったものを大切にする管理者です。

また、互いに栄光を与え合うことで、
神に栄光を与えよと言います。

「すべてのひとのなかに神を見て、
すべてのひとが
自分のなかに神を見るように助けなさい。
分裂や対立、競争、闘い、戦争、
そして殺しあいを永遠に終わらせなさい。
終止符を打ちなさい。」
（p.232）

まず私たちが、
他人の中に神を見ることです。

私たち一人ひとりが神なのですから。

そうすればその人も、
自分の中に神を見るようになります。

そうやって分離分断を終わらせ、
一体化を果たすようにと神は言います。

「最も気高い想像の世界を経験したい
とほんとうに願うなら、
無条件に愛し、気前よく分かち合い、
開かれたコミュニケーションに務め、
協力して創造しなければいけない。
隠れた動機や、愛の制約や、
なにごとによらず
物惜しみをするのはいけない。
　自分はほんとうにすべてとひとつであり、
ひとに良いことは自分に良いことで、
ひとにとって良くないことは
自分にも良くないことだと、
ひとにすることは自分にすることで、
ひとにしてやらないというのは
自分にしてやらないのと同じだと
心を決めなければならない。」
（p.232）

このように、
私たちは一体であることを前提に、
行動しなさいと神は言います。

そして、それが私たちにはできる
と太鼓判を押すのです。

もし私たちがそれを実行したら、
世の中は天国になるでしょうか？

あるいは、真の自分を経験するための、
自分ではないものの存在が足りなくなって、
困ったことになるのでしょうか？

神は、その心配は要らないと言います。

過去の記憶の中にあれば、
それを活用できるからです。

ですから、
戦争やホロコーストの記念碑は、
そういう意味で有効なのです。

「記憶のなかに
相対的な関係性の場を創造すれば、
現在のなかにつくり出す必要はなくなる。
「二度としない」とほんとうに誓い、
それを守れるようになる。
そう宣言することで、あなたがたは
恥辱（dis-grace）の時を利用して、
恵み（grace）の時を創造する。」
（p.233）

こういう進化した存在が行うことが、
私たちにもできると神は言います。

私たちは、進化していく存在なのです。

神は、ここでこのコミュニケーションを
終わりにすると宣言します。

ただ、神との協力は
終わることなく続くのだとして、
次のように言います。

「あなたがたはつねに神と対話し、
つねに神との友情を楽しみ、
つねに神と一体である。
　わたしは時の終わりにさえ、
つねにあなたがたとともにいる。
あなたがたとともにいないことはありえない。
　わたしはあなたであり、
あなたはわたしだから。
　それが真実で、ほかはすべて幻想だから。」
（p.234）

究極の現実は、
「存在のすべて」である神が
存在するだけです。

それが私たちの真の姿です。

「だから友よ、旅を続けなさい。
世界があなたの救済のメッセージを
聞こうと待っている。
　そのメッセージとは、
あなたが生きる人生（life：生命）だ。」
（p.234）

神は、私たちの人生の旅を続けるように
と言います。

私たちは自分の人生によって、
世界にメッセージを贈るからです。

「あなたは、
登場の時がやってきた預言者だ。
あなたが示す
今日の人生（life：生命）の真実は、
明日の
あなたの人生（life：生命）の真実の
究極的な預言なのだから。
だから、あなたは預言者になる。
　あなたがたが変えることを選べば、
世界は変わる。
あなたがたの仕事は
自分で思う以上に世界を癒し、
明日を超えるところまで届くだろう。」
（p.234）

私たちが今日、どう生きるかによって、
明日の私たちの人生が変わります。

私たちは、
自分の人生を創造しているのです。

そして、私たちの人生だけにとどまらず、
集合意識を変えることにつながり、
それが世界を変えるのです。

「これはすべて真実である。
　なぜなら、あなたがたは
わたしとの一体化という驚異を、
自分のなかで、自分として、自分を通じて
実現することを選んだのだから。
　たびたびそれを選択して、
わたしの世界に平安をもたらしなさい。
　わたしの平安の手段になりなさい。」
（p.234 – 235）

この世に平安をもたらすのは、
真実に目覚めた私たちの選択です。

私たちがその真実を選択することで、
この世は平安になっていくのです。

最後に神は、
私たちに愛になることを、
光になることを求めます。

「あなたは愛であり、
つねに愛だったのだから。
　存在するのはこれまでも、いまも、
これからも、愛だけなのだから。」
（p.235）

究極的に存在するのは神だけであり、
それは愛です。

愛とは存在のことです。

ですから私たちは、愛そのものなのです。

「愛になりなさい。わが愛する者よ。
　愛になりなさい。
　そうすれば、
マスターをめざす長い旅は終わるだろう。
だが、すぐにほかのひとをマスターに誘う
新たな旅が始まるだろう。
　あなたがたは愛であり、わたしは愛であり、
わたしたちがめざすものは
つねに愛しかないのだから。
　－－だから、愛になりなさい。」
（p.236）

この世は複雑なように見えて、
実は単純なのです。

ただ愛であるだけですから。

それを忘れているだけのことです。

そのために、様々な
グラデュエーションが生じているのです。

ただ思い出せばいいのです。

私たちは本来、愛であったことを。

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赤木篤　（あかき・あつし）

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～「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

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