組織的宗教の問題点

組織的宗教の問題点

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第7章の1回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

まずは1つ目の、古い信念の一部が
役立たなくなっていると認める
ということについてです。

章は変わりましたが、
内容は前回の続きです。

役に立たなくなった古い信念を捨て、
新しい信念を受け入れる。

そうすることで、世界と社会を
あらゆるレベルで作り直せと神は言います。

しかし、
そんなことが私たちにできるでしょうか?

圧倒されてしまうというニール氏に、
神は次のように言います。

「いま、全人類は、
つぎのような問いをつきつけられている。
あなたがたは何に圧倒されることを選ぶのか?
外からやってくるものに圧倒されるのか、
それとも、あなたがたの内から
出てくるものに圧倒されるのか?」
(p.80 – 81)

もちろん、
内から出てくる新しい信念に圧倒されて、
世界を創り変えることを勧めています。

ただ、これまでの組織的宗教も、
地上に天国を作るということを言っています。

では、ここで言っていることと、
何がどう違うのでしょうか?

神は、これまでの宗教は
何も変えられなかったと指摘します。

それどころか、
むしろ天国から離れるように導いていると。

「実際、一部の組織的宗教は、
あなたがたが愛するものの多くを
悪だと主張して、
たくさんの人間的な喜びを
罪悪感でさまたげている。」
(p.82)

たとえば、お金、権力、セックス、
音楽、踊りまで。

身体を隠すように、自分を隠すように
と命じたりもします。

「だが、神のほんとうのメッセージは、
恥でも不寛容でも排他性でも分離でも
隷属でもない。
神のほんとうのメッセージは喜びであり、
受容、一体化、自由、
そして、無条件の愛だ。」
(p.83)

「愛」ということがわかっていないから、
惑わされてしまうのです。

そのメッセージが、
本当の愛から発したものであれば、
喜び、受容、一体化、自由があるはずです。

それらに反するものはどれも、
愛からのメッセージではありません。

ですからいまだに、
神の名のもとに人を殺します。

多くの戦争やテロは、そうではありませんか。

「それは、
排他的で独善的で復讐心に燃えた
組織的宗教があなたがたに
影響を及ぼしているためだよ。」
(p.84)

多くの組織的宗教が、
このように人殺しに加担しています。

しかし、
オーム真理教の地下鉄サリン事件の後、
多くの宗教が
「うちは違う」と否定しました。

伝統的な宗教は人殺しに加担せず、
新興宗教が悪いのだと言って。

けれども、歴史を見れば明らかです。

神の名において、仏の名において、
人殺しをしてきたではありませんか。

そのことを真に反省していないから、
そういういい加減な言葉が出てくるのです。

では、一方では良い影響も与える宗教が、
どうして社会的な進化をもたらす力としては
うまく機能しなかったのでしょう?

神は、こう言います。

「人間は、この問題に
取り組んだほうがいいのではないか。
しかし、あなたがたは
その問いかけを恐れているが。」
(p.84)

真摯な問いかけを、
恐れのためにしてないと指摘します。

「努力が足りないわけではない、
とわかるだろう。」
(p.84)

「足りないのは、理解だ。
そのために頑迷になる。」
(p.84)

世界全体の意識に有意義な向上をもたらす
という努力が足りないのではなく、
理解が足りないのだと神は言います。

前に言ったように、
文字にとらわれるのではなく、
解釈が重要なのです。

それを時代に合わせて
変えてきたのかどうかが問われています。

「組織的宗教の大半は、
基本的な見解を何世紀も、
場合によっては何千年も変えていない。」
(p.85)

「わたしが言っているのは、
大きな組織的宗教の大半では、
何百年も何千年ものあいだ、
意味のある新しい考え方が生まれていない、
ということだ。
それどころか、
「新しい考え」という考え方そのものが
禁忌(タブー)なのだ。」
(p.85)

組織的宗教の問題は、
新しい考え方を否定することです。

自分たちの考え方に、
無条件に従えと強制することです。

その考え方によって、
人殺しに加担してきたのです。

私たちは、それを変えられるでしょうか?

変えようとする意志を持つでしょうか?

神は、こう問いかけます。

「神についての新しい考え方に、
自らをさらす勇気があるだろうか。
たとえ、
その考え方に同意しないだろうと思っても、
とにかく考えてみることができるかな?」
(p.85)

新しい考え方に同意し、
それを採用するかどうかは後の問題です。

まずは、新しい考え方を出すことを
受け入れるかが問われています。

しかし、組織的宗教の指導者の多くは、
それを受け入れようとはしません。

「彼らは、
自分たちの知らないことがあるかもしれない、
それがわかればすべてが変わるかもしれない、
ということを認められないのだよ。」
(p.85)

これは、
「平和への五つのステップ」の2番目です。

これができないのは、
ステップの1番目ができていないからです。

つまり、
これまで受け入れてきた古い信念の一部が、
もう役立たなくなっていることを
認めることができていないのです。

さて、私たちは認められるでしょうか?

1番目のステップを進められるでしょうか?

重要なのは、
私たち自身がどう決意するかなのです。

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