必要なのは機能的な行動

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第14章の2回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

4つ目のステップで、
神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。

前回の最後で、
「正しさ」が私たちを誤らせる
と神は指摘しました。

地球が狭くなった今は、
1つのコミュニティを破壊することが、
全体の破壊につながるのです。

そこで神は、
私たちは「すべてであるひとつ」だ
ということを受け入れなければならない
と言いました。

今回はその続きです。

しかし、
私たちは「ひとつ」であることを
なかなか受け入れようとしません。

それは、
自分をおびやかすことだと思っているからだ、
と神は指摘します。

「だから、いままでどおりに行動しつづけ、
違いによって分断を生み、
分断された家は建っていられない
という事実を無視しようとする。
あなたがたは、
自分たちが同じ家の住人であるとは
思っていない。
だから、分断したってかまわない、
心配はいらないと思う。」
（p.197）

自分がおびやかされていると感じていたら、
どうしても守ろうとするでしょうね。

だから変えられないのです。

何におびえているかと言うと、
強制的に考え方を変えさせられ、
1つの考え方、1つの宗教しか
認められないのではないかという恐れです。

しかし、そんなことはないと神は言います。

「自分たちがひとつであることに気づく、
それだけのことだ。
ひとつであることは、
同じであることとは違う。
ひとつにまとまることと個であることとは、
矛盾しない。
違いは分断を意味しないし、
対照的であることは必ずしも
争いにはつながらないのだよ。」
（p.197）

指の一つひとつは違っていても、
1つの手の一部です。

個々には違いがあっても、
全体でひとつなのです。

ニール氏はここで、
ある教会の人と違う派の人が
一緒に祈ったことを、
その教会が抗議したというニュースを
取り上げます。

「キリストの愛に対する言語道断の侮辱」
とまで言ったそうです。

ニール氏自身は、
神がそんなことを考えるはずがない
と言います。

けれども神は、次のように言うのです。

「だが、そのひとたちの行動も
「正しく」もなければ「間違って」もいない、
ということを覚えておくことが大切だ。
単純に、もうそれでは
機能しないというだけなのだよ。
あなたがたが
平和に仲よく暮らしたいというのなら、
それではもうやってはいけないのだ。
地球で
あなたがたが知っている生命のかたちが
続くことを望むなら、
いまどうしても必要なのは機能的な行動だ。」
（p.198 – 199）

「間違っている」と言って
相手を否定するなら、
相手は反発することでしょう。

「正しい」も「間違い」も相対的であり、
基準をどこに置くかだけの違いです。

だから神は、
相手を非難するのではなく、
機能しないから変えるようにと言うのです。

ニール氏は、
私たちは完全に機能不全の社会を
創ってしまったと言います。

それに対して神は、
それは評価であり、選択だと言います。

「もちろん、あなたの選択だよ。
あなたは毎日、
それについて何とかしようとしない、
ということを通じて選択している。」
（p.199）

機能不全だと認識しながら、
それを変えようとはしていない
と言うのですね。

なんだか責められているようで
抵抗したくなりますが、
神はこう言います。

「それではもう一度、たずねよう。
いまでなかったら、いつなんだね？
あなたでなかったら、誰なのだろう？」
（p.199）

変わるのは常に「今」であり、
「私から」しかありません。

他人や未来に委ねて逃げようとすれば、
その逃げるというあり方が
人生を再創造するのですから。

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赤木篤　（あかき・あつし）

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「傷ついた心を癒して幸せになる！
～「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

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