神の法から作られる倫理

神の法から作られる倫理

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の1回目です。

前回は、
生命/人生の基本的な原理を説明した後、
変えていく早道として
平和への五つのステップを再度紹介しました。

そして、繰り返しによって
私たちに影響を与えられるかもしれない
と神は言いました。

もちろんそれは、私たち次第ですけどね。

章は変わりますが、今回はその続きです。

神は、私たちを次のように励まします。

「あなたは世界を変えられる。
いちばんの早道は、誤解を捨てて新しき啓示、
新しい霊性(スピリチュアリティ)を
受け入れることだ。
人間にとっては、この何世紀かのあいだで
最も勇敢な行動になるだろう。
それは、人類の歴史を変えうる。」
(p.278)

そこで、前に紹介した
「生命/人生の基本的な原理」について
説明を始めます。

まずは1つ目の「機能性」についてです。

以前に、神はこう示していました。

「「倫理」のもとにある原理は、機能性だ。」
(p.273)

つまり、
「倫理」は「機能的」であるべきなのです。

しかし、そうなっていないと指摘します。

「生命/人生の基本的な原理は、
うまく働く。
人間の精神的仕組みと社会的しきたりは、
うまく働かない。」
(p.279)

たとえば、
人間関係は機能不全だと神は指摘します。

意図したように上手く行かず、
すぐに壊れてしまいます。

離婚率の高さを見れば一目瞭然でしょう。

どうして機能不全になってしまうのか?

その理由を神は示します。

「間違った信念は社会的に機能不全で、
種の生存をおびやかす社会的しきたりを
生み出す。」
(p.280)

つまり、精神的仕組みの背後にある信念が
間違っているからなのです。

「人間が
互いに破壊する能力をこれほど進歩させ、
それなのに仲よくやっていく能力を
進歩させられなかったからだ。
それが、危機を創り出した。」
(p.280)

私たちにとって種の存続は重要事項ですが、
今、それを脅かす現実があります。

そういうしきたりを、
私たちは作ってしまったのです。

そこで神は、
そのしきたりの中で「倫理」を取り上げ、
説明することにします。

まずは、「倫理」を生み出した信念を
次のように示します。

「神が何かを必要とする--
つまり、あなたがたに
あるやり方で行動させようとしている--
という信念、
その間違いから「倫理」が生まれたのだよ。」
(p.281)

「問題は「倫理」が
至高の、あるいは決定的な価値観に
もとづかなければならない、ということだ。
倫理的権威のない倫理は、
金やそのほか何らかの価値を
基準としていない通貨と同じで、
価値がない。」
(p.281)

つまり、倫理は、
重要な信念に支えられているのです。

その信念には、権威がなければならない、
とも言います。

そこで神は、
倫理が生まれた時の状況を説明します。

「原始的な文化は、何でも実現したいものを
「神々」に求めていた。
雨降りや豊作だけでなく、
行動のルールを決める権威や、
あなたがたがいま「倫理」と呼ぶものも、
神々に求めた。」
(p.282)

その後の文化でも、
同じように宗教的規範として
神の意向を重んじました。

「あなたがた自身より偉大な力、深い智恵、
あなたがたをはるかにしのぐ権威が、
必要とし望むとあなたがたが思ったもの--
それらの概念が、
この世の社会がつくり出した倫理的義務や
行動基準のすべての陰にあるのだよ。」
(p.283)

したがって、
神を信じているとしない社会においても、
先祖の意向であったり、
何らかの権威を元に倫理を作っています。

「無神論は教えられた反応だが、
神は人格的存在ではないが宇宙の創造者だ
と考える理神論は自然な反応で、
直観的な「知識」、
細胞レベルに深く根ざした認識だ。」
(p.283)

つまり、細胞レベルにおいて直観的に
私たちは神の存在を感じているのです。

それが、神の権威だったり、
先祖の権威だったり、
何らかの権威に従うことが当然だという
考え方を受け入れやすくしているのです。

そして現在でも非常に多くの国が、人が、
神が人間が従うべき法を与えた
と信じています。

神は、神の法そのものは悪くはないが、
その内容が問題だと言います。

「その法が、
個人は自分のことを自分で決める権利はなく、
学識ある教師が解釈した神の法を
まるごと受け入れなければならない
と述べていたら、それは公正かな?」
(p.284)

数々の聖典を見ても、
女性などを差別する文言が並んでいます。

他にもたくさんの例を挙げて、
神は聖典の矛盾をあぶり出します。

それらを強制されることは、
果たして公正と言えるでしょうか?

そう神は問いかけているのです。

「慈悲の神は、
信仰のない者には何の慈悲も示さない。
あなたがたの聖典にはそう書いてある。」
(p.288)

そういう神の法に基づいて、
私たちは倫理を作ります。

神がそう言うのですから、
私たちもそうしましょうと。

「倫理体系に権威を与えるために、
おおぜいのひとたちは
神の法と考えるものを根拠にしてきた。」
(p.289)

神が命ずるのですから、
これほどの権威はないでしょう。

こうして、神の法に基づいて、
私たちの精神的仕組みである倫理が
作られたのです。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
 面白かった、役立ったという方は、
 以下のURLをクリックしてくださいね。

⇒ http://clap.mag2.com/chisouclen?KT190412a

またこちらには、
短い感想を書くこともできます。

励みになりますので、
よろしければコメントをください。

長くなる場合は、このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

◆メルマガの目次

このメルマガの過去ログの目次を作りました。

対象となるメルマガを、
目次から選べるようになっています。

こちらのカテゴリから対象となる本を選んで、
ご利用ください。

http://4awasejsn.seesaa.net/category/27051269-1.html

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ●「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

◆本の内容が性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。

そういうテーマを避けて読みたい場合、
参考にしてください。

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย