倫理は危険だ

倫理は危険だ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第22章の1回目です。

前回は、
「倫理」とは「機能性」だという話でした。

最後に、そうでありながら
社会として合意に達することができない
ということが問題だとも。

章は変わりますが、今回はその続きです。

まず「倫理」について、
神は以下のように言います。

「「倫理」は危険だ。
歴史の時々に応じて変化し、
地球上の文化のそれぞれによって違うから、
だから危険なのだ。
変化するのは
間違った信念にもとづいているためで、
倫理の教えが
人生に合わないのを発見したとき、
人びとの多くは、
もとになる信念を変えずに倫理を変える。
人びとは
最も基本的な信念を変えることは
頑固に拒否するが、倫理は--
信念をどう適用するかは--
状況によって変えてしまう。」
(p.296)

たとえば、
神が正直であることを望んでいる
という信念を持ちながら、
税金をごまかすことを正当化する
という例を神は示します。

原則は変えないものの、
例外を作ると言えばよいでしょうか。

しかし、
そうやって信念を変えてないつもりでいても、
実は変わっているのだと神は指摘します。

「だが、倫理を変えたなら、
信念も変わったのだ。
倫理は信念の表現だからね。
だから、彼らは偽善者だ。
まったく信念をもっていない。
ただ、信念をもっていると信じたいだけだ。」
(p.296)

つまり、
信念にこだわっていると言うよりも、
自分に都合が良いことを優先し、
そのために信念や倫理を利用している
と言ったほうが正しいのかもしれませんね。

神はここまで、
信念や倫理について語ってきましたが、
倫理が「悪」であり捨てるべきだ
と言っているわけではありません。

私たち人間が倫理を創り上げ、
変化してきたことを指摘しているのです。

しかし、
そのことに私たちが気づいていない
と神は言いたいのです。

「あなたがたは変化しないと言うがね。
変化を認めようとしないのは、
自分が正しいと思いたいからだ。
その正しさが、あなたがたを殺している。
あなたがたは、機能性の失敗のすべてに、
倫理の堕落というレッテルを
貼ろうとしている。」
(p.297)

今の日本の社会は、
まさにこの指摘どおりです。

有名人が大麻や覚醒剤を利用すれば、
その作品をすべて
捨てさせなければ気がすまないほど叩く。

教師が生徒と交際したら、
それだけで汚いと決めつけ叩く。

政治家も、警察官も、医者も、
自分より上とみなす人々に対しては
少しの倫理違反も認めない。

「そこから批判が生まれ、
批判が正当化を生む。
ひとや国が、
倫理的に行動しているかどうかについての
批判的な判断によって、
自分の対応を正当化する。
自分の対応を「倫理的義務」と呼ぶ。
自分は倫理的にこうせざるをえないのだと、
主張する。」
(p.297)

ネットにあふれかえるバッシングを見れば、
まさにこの通りだとわかります。

倫理を利用して他人を攻撃する自分を
正当化しているのです。

その最たる例が死刑だと神は言います。

「死刑は正当だと言う。
それで社会が
とくに安全になるわけですらない。
その意味では終身刑だって同じだからね。
そうではなく、要するに報復なんだよ。
明らかな、わかりきったことだ。」
(p.298)

終身刑でいいはずだと言うと、
日本の終身刑は実質的には有期刑だ
と言う人がいます。

こういうのを屁理屈と言うのですね。

ここで言っているのは、
死刑にしなくても実質的な終身刑にすれば
同じじゃないかという指摘であって、
日本の無期懲役の話ではありませんから。

もし、終身刑がよいとみんながするなら、
法律を変えればよいだけです。

法律のために人が存在するのではなく、
人のために法律が存在するのです。

したがって、
それでも死刑が正当だと言うのは、
神が指摘するように報復なのです。

もし、
重要なのは倫理を守ることではなく、
機能性なのだとしたらどうなるか?

神は、それを問いかけます。

「人類という種が、暴力と破壊と死の
悪循環にとらわれている箱から出るのだよ。
さっきの例で考えれば、
死刑はあなたがたが望むように
役立っているだろうか?
それは機能しているか?」
(p.298)

ニール氏は、
死刑の目的が報復なら役立っている
と言います。

そうなのでしょう。

死刑が犯罪の抑止として機能しないことは、
統計的に明らかですからね。

しかし、私たちは、
倫理以外に頼るすべがない
と思い込んでいます。

なのでニール氏は、
次のように神に尋ねます。

「でも、正邪を--
何をすべきで、何をすべきでないかを--
判断するときに、
「倫理」に頼らないとしたら、
何を頼ればいいんですか?」
(p.299)

私たちは子どもの頃から、
「親の言うことを聞きなさい」
「目上の人を立てなさい」
などと規範を聞かされてきました。

それに従うことが正しい生き方だと
信じ込まされてきたのです。

その倫理以外に、
頼るべきものがあるのか?

その問に対して神は、一言で答えます。

「機能性。」
(p.299)

これまで繰り返し語ってきたように、
倫理の本質は機能性なのです。

絶対的な倫理を守ろうとするのではなく、
それを適用することが機能的かどうか
という観点で考えることを
神は勧めているのです。

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