「神の領域」の選択

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第25章の1回目です。

神は、私たちは天使であり、
神と一体なのだと言いました。

この自分自身の認識がないから、
問題が起こるのだと。

そのことを、次のようにまとめます。

「エリート主義で排他的な宗教は、
あなたにも人類にも役に立たないどころか、
両方に大きな誤解を生み出した。
それは、ほんとうは
あなたがたは永遠にわたしと一体であるのに、
宗教が神からの離脱を
中心的メッセージにしているためだ。」
（p.338）

しかし、
科学が進むことで、
この宗教の誤りを訂正するだろうと言います。

「そう、地球上の
科学と霊性（スピリチュアリティ）は
ますます近づいてきている。
まもなく、
この二つはつねに一体であったことが
発見されるだろう。」
（p.339）

そして、それが現実となった時、
重大なことが起こると言います。

「そうなったとき、
人類はかつてなかったような倫理的、
哲学的決断を迫られる。」
（p.339）

霊性は、私たちは永遠の生命であり、
神そのものだと言っています。

つまり、この身体のままで永遠に生き、
神のように生命に影響を与えられる
ということです。

そこで、次のような決断を迫られるのです。

「それができるようになったら－－
それも何十年か先の話ではなくて、何年か、
あるいは何か月か先のことかもしれない－－
あなたがたは、様々な決断を迫られるだろう。
「わたしたちは神を演ずるのか？」
と自問するだろう。」
（p.340）

これまで、
「神の領域」と考えられてきたことに、
私たちが答えを出さなければなりません。

たとえば、「堕胎は良いのか？」とか、
「遺伝子組み換えは良いのか？」など。

その前に今、私たちが直面している
人類として生き延びるのかどうか
という問題があります。

「自らの継続を望むのか、
それとも滅亡を選ぶのか？
生き延びたいのか、それとも自滅を選ぶのか？
この進化の初期の段階では、
あなたがたの人生／生命の
すべての選択を通じて、
その大きな決断をしているのだよ。」
（p.342）

しかし、多くの人は、
そんな重大な問題だと考えていません。

「あなたがたは子供のように、
その時々の決断の
長期的な意味を考えていない。
子供のように、
だいたいは短期的な結果にしか興味がない。
欲しいものは欲しいし、それをいま欲しがる。
しかし、
あなたがたの文化が子供から青年期に移ると、
短期的な思考では達成できない
長期的な目標が見えてくる。」
（p.342）

目の前のアイスクリームに飛びつくのか、
健康を考えて我慢するのか
ということですね。

タバコを吸うのか、お酒を飲むのか、
という決断もあります。

「あなたがたは、それらの決断を
「生と死の決断」だとは考えていない。
あなたがたの文化は目覚めかけの文化で、
自らの行動の結果に
充分には目覚めていないからだ。」
（p.344）

「あなたがたが
個人としても種としても成熟すれば、
長期的な目標のために短期的な快楽を捨て、
日々の、瞬間瞬間の選択や行動の多くが
変化するだろう。」
（p.344）

私たちがどれだけ目覚めるか
ということが選択を変えさせるのです。

「そのときやっと、
あなたがたは長生きして繁栄したいと決断し、
同じことを種全体としても望むだろう。
そのときに、
もっと複雑な問題が立ち現れてくるのだよ。」
（p.344）

生存を決断した後で、
もっと複雑な問題が起こると神は言います。

それは次のようなことです。

「寿命の延長や、注射一本で
身体的な損傷の修復や病気の治療ができる、
それに出生前の遺伝子操作で、
多くの重大な病気が予防できる
という可能性だよ。」
（p.346）

科学の進歩によって、
「神の領域」に入ってきます。

そうなった時、
そんなことを人間がやっていいのだろうか
という疑問が湧いてくるのです。

魂が
その病気を望んで生まれようとしているなら、
それを治すことは良いことでしょうか？

「子供の重い病気を予防する
出生前遺伝子治療が「有効」だとわかっても、
事態は変わらないだろうね。
人間はそれでも、「非倫理的」であれば
「間違っている」と言いつづけるだろう。
これが、あなたがたが近い将来に、
そして二一世紀を通じて直面する
複雑な問題であり、むずかしい決断だ。」
（p.348）

これまでは宗教が「神の法」を理由に、
答えを与えてくれました。

それが倫理というものです。

しかし、
私たちが神だということになったら、
いったい何を根拠に、
こういう問題に答えをだすのでしょうね？

もちろんこれは、
種としての生存を選んでからのことです。

それまでは、倫理に縛られるからですね。

ですからまずは、
神と一体であるという信念を受け入れ、
種としての生存を決断することが
重要なのです。

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赤木篤　（あかき・あつし）

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～「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

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