松下村塾のような創造教育

松下村塾のような創造教育

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「明日の神」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の4回目です。

「新しい霊性」の時代の
「創造教育」についての話が続いています。

前回は、主要なカリキュラムである
新しい「三つのR」についての話でした。

最後に、これまでの「三つのR」である
「読み書き算数」などの扱いが語られました。

勉強のための勉強ではなく、
生き方を学ぶための道具として
学ぶことになるのだと。

今回はその続きになります。

「勉強しろと言われることが生きることと
どう関係するのかわからないから、
生徒は勉強したいと思わないのだよ。
子供たちは学びたいと思う理由があれば--
その理由が納得できるものであれば--
びっくりするほど早く学びとる。」
(p.352)

たしかに、
「こんな勉強にどんな意味があるんですか?」
とか、
「将来役に立つんですか?」という質問を
子どもたちはよくしますものね。

「子供たちがわかりたいのは、
「どうしてこれを
知っていなければならないか?」
ということなんだよ。
子供たちに
「いいから、とにかく勉強しなさい」などと
言ってもだめだ。
わくわくする勉強、
夢中になれる勉強をさせたいと思ったら、
それではだめだね。」
(p.352)

たしかにそうだと思います。

小学校から大学まで、
学校の授業はそんなダメな授業が
とても多いように思います。

「そうではなく、
学科のまわりに関係性と意味のサークルを
描いてやればうまくいく。
そのためには学科を教えるのではなくて、
まったく違ったことを教えるのが
いちばんいい--
子供がほんとうに興味をもつことを
教えるのだよ。
それどころか、今日は何を教わりたいかと
子供たちに聞いたっていい。」
(p.352)

シュタイナー教育は、
これに近いものかもしれませんね。

全国一律で決められた学科を
教えなければならないとする
教育スタイルでは、
子どもが進んで学ぼうとは
しないでしょうから。

子どもが学びたい、
探求したいと思うことを、
どうすれば学べるかを手助けする。

そのために英語が必要なら英語を、
算数が必要なら算数を、
コンピュータが必要ならコンピュータを、
子どもたちは喜んで学ぶでしょう。

「このとき、
教師がわくわくする楽しい物語をつくれば、
子供だちは
何がなんでも解決したいと思うだろう--
そして、
そのために見つかる道具(ツール)なら
何でも使おうと思うだろうね。」
(p.353)

子どもたちに関心を持たせることをすれば、
後は子どもたちが勝手に学ぶのです。

「授業創造」という本を
ブログで紹介していますが、

http://4awasejsn.seesaa.net/article/467512338.html

ここにあるように
子どもに興味をもたせることが、
教育において最も重要なのかもしれません。

神はさらに、創造教育では
教える内容が大きく変わると言います。

「創造教育では超能力や心霊力を含め、
子供たちが本来もっている能力を
開放するために、大きな時間を割くだろう。」
(p.354)

瞑想とか、第六感を研ぎ澄ますこととか、
そういう訓練も含まれるのだとか。

「そのような能力を与えたのは
使うためであり、
それは罪とまったく関係がない、
と教えるだろう。」
(p.355)

人間として能力を持っているということは、
それを使うためなのです。

そしてそれは、セックスも同じです。

「そう、セックスと同じように。
セックスも大きなタブーだね。」
(p.356)

未来の子どもたちは、
みんなこの創造教育を受けることになります。

それを羨ましがるニール氏に対して、
神は次のように言います。

「それどころか、あなたがたは
創造教育を提供する側になれる。
いますぐにでも「新しい霊性
(スピリチュアリティ)」についての
教室を開催し、
毎週あるいは隔週に
人びとに集まってもらって、
未来の創造教育が子供たちに
何を伝えるかを探ることだってできる。」
(p.359)

完成した創造教育を受けられなくても、
創造教育を創る側になれるのです。

まだ詳しく知らない創造教育ですが、
それを伝える教室を開けると神は言います。

そして、
それができる理由を次のように説明します。

「何かを学ぶいちばんいい方法は、
それを教えることだ。
だから、遠慮なく教室を開催しなさい。」
(p.359)

教える者が最もよく学ぶ、ということですね。

私がやっているのも、そういうことです。

私が学びを深めたいから、
こうやってメルマガを発行しているのです。

「その教室を「新しい霊性」についての
非公式の学習グループにすればいい。
前に紹介されたすばらしい本を入手して、
それを中心にプログラムを組みなさい。
グループのひとたちに読んでもらって、
それから集まって
読んだ本について話し合いなさい。
「教師」が「生徒」と一緒になって探求する
学習環境を創り上げるのだ。
何かについて教えようというとき、
それについてすべてを知っている必要はない。
ただ、
それについて知りたいという気持ちをもち、
自分の成長のプロセスを
人びとと分かち合う意志があればいい。」
(p.359)

良い教師というのは、
生徒に教え込もうとするのではなく、
生徒の可能性を引き出すのです。

これはまさに、
松下村塾で吉田松陰氏が行った教育です。

その分野で得意な人がいれば、
その人を教師にしてみんなで学ぶ。

教えつつ学び、学びつつ教えたのです。

「ほかのひとたちから智恵を引き出すのなら、
あなたは何も知らなくていい。
それどころか、
知らなければ知らないほどいい。」
(p.360)

教師が何かを教え込もうとしないのですから、
知っている必要もないのですね。

必要なのは、学習環境を創り出すことだけ。

ニール氏の言葉に、神も賛同します。

「そう。
そしてそれが創造教育というものだよ--
対象が子供であってもおとなであってもね。」
(p.360)

このような創造教育においては、
これまでの「学校」というスタイルは
なくなるだろうと神は言います。

黒板の前に教師が立ち、
生徒は黒板に向かって教師の話を聞く。

それはまさにミニ刑務所であり、
本来の教育ではないのです。

「そういう古いタイプの学校に代わって、
生徒を
年齢やジェンダーで区分けしたりしない
「学びのコミュニティ」ができるだろう。
生徒たちは年齢やジェンダー、人種、文化、
出自とは関係なく、
興味の対象ごとに自然に集まるだろう。」
(p.360)

老いも若きも、専門家も素人も、
ただその興味に応じて集まり、
知っていることを教え、
知らないことを問う。

その質問によって、
新たな発見につながる視点が得られたりする。

そんな素敵な集まりがあれば、
学ぶことが楽しくて仕方ないでしょうね。

「新しい神」の時代には、
このような創造教育が行われるだろう。

そう神は言うのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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