私たちが時間の中を動いている

私たちが時間の中を動いている

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第17章の1回目です。

前章では、死後の3つの段階は、
実際は連続同時だという話がありました。

章は変わりますが、その続きになります。

神は、死に関するすべての事実は、
単独では存在せず、
すべてが関係し合っていると言います。

すべてが連続同時に起こるということは、
「死」を考える上で重要なのだと。

そこで神は、客観的な事実としては
すべてが一瞬に起きているのに、
私たちがそれを
個別かつ連続的な出来事として
経験できる仕組みを説明します。

「それはどのような見方を選ぶか、
という問題だよ。
そして、そのことは
あなたの生涯のいまの道程に関する
とても実用的な情報だ。
あなたの経験は、
あなたが何を見るかによって創造される。」
(p.166)

私たちの見方によって経験が決まる。

つまり、
すべての出来事は同時に存在するが、
個別かつ連続的な経験は
私たちの見方が決めている
ということなのです。

さらにわかりやすく説明するために、
神はたとえ話をします。

大きくて豪華な書斎に入って、
裸像、巨大なクマの縫いぐるみなど、
順番に見ていくという例です。

それからやっとある本を見つけ、
「ああ、ようやく見つかった!」
と言うとしましょう。

しかし、
本は最初からそこにあったのであり、
「ようやく」現れたわけではないのです。

「しかし、
その部屋のすべてはそこにあった。
すべて同時に存在した。
あなたはそこにあるものを見て、
それを「発見」し、それから経験する。
連続的にね。
しかし、その瞬間は、
ほんとうは「連続同時」なんだよ。」
(p.168)

「モノはあなたが見たときに
「突然に現れる」のではない。
あなたが見たから、
あなたにとっては突然に「現れ」たのだ。」
(p.168)

「「究極の現実」では、ものごとは
あなたが見る前からそこに存在する。
同時に多数の可能性が存在するのだ。
想定できるあらゆる状況の
想定できるあらゆる結果は、
たったいま、ここに存在する--
たったいま、ここで起っている。」
(p.169)

たくさんの可能性がすでに存在していて、
あとは私たちがどれを選ぶかによって
それを経験するのです。

では私たちは、
その膨大な可能性の中から
どうやって1つを選択するのでしょう?

「そう、それが問題ではないのかな?
どうして、
あの現実ではなくこの現実を選択するのか?」
(p.169)

たとえばリストラされた時、
「なんてついてないんだろう」なのか、
「よし、これはチャンスだ!」なのか、
どうやって選択するのでしょう?

同じ出来事なのに、
経験(現実)はまるで違うのです。

神は、それを決めているのは、
私たちの考え方であり、
自分自身についての考え方だと言います。

「ドン・キホーテ」にあるように、
ひげ剃り用のボウルは兜になり、
酒場女は乙女ダルシネアになる。

「すべては、あなたの見方による。」
(p.171)

「あなたは
「すべてであるもの」の
どの部分を見るかを選択することによって、
自分の経験を創り出している。」
(p.171)

自分がそうだと決めれば、
自分にとってはそれが事実なのです。

しかしそのことは、
本当はそこにあるのに、
それを見ないこともできる
ということを意味します。

「自分が見つけようとしているものを
見過ごしていることだって、
おおいにあるのだよ。」
(p.171)

部屋の中をいくら探しても見つからず、
ないと思ってしまうことがあります。

そんな時、他の誰かが見つけて
「ここにあるじゃないの」
と教えてくれることもありますね。

「それが<マスター>の行為だね。
霊的(スピリチュアル)な<マスター>は、
あなたの人生という部屋に入って
あなたがないと断言したものを見つける。」
(p.172)

そういうものかもしれません。

本当はあるのに、
私たちが見ようとしないから
そこに見つからないのです。

本当は幸せなのに、豊かなのに、
それを見ようとしないから・・・。

次に神は、
「時間」について話します。

「あなたは自分を身体とともに
「空間」と「時間」のなかに置き、
身体に可能な限定された方向で見て、
知覚して、動いている。」
(p.173)

「時間は過ぎ去るものではなく、
あなたがこの部屋を通るように
そのなかを通るものだ。」
(p.173)

「時間」というものが流れていくのではなく、
すでにある「時間」の中を、
身体ではない究極的な自分が動いている
というわけですね。

「時間は「在る」。
「時間が進む」と言うが、
じつは時間はどこにも行きはしない。
進むのはあなたで、
あなたが「時間のなかを動く」。
「存在する唯一の瞬間」のなかを
通っていくあなたが、
「時間が過ぎ去る」という幻想を創造する。」
(p.173)

「あなたは時間を連続的に受け止めるが、
時間はあらゆる空間に同時に存在する。
「空間」と「時間」は「連続同時」なのだ。」
(p.173)

「存在する唯一の瞬間」とは、
「時空の連続体」であり、
純粋なエッセンス(エネルギー)だ
と神は言います。

すなわちそれは、神そのものです。

「その「時空の連続体」のなかの
さまざまな動きを「生涯」と呼ぶ。
それは
「自己のなかを通っていく自己」という
循環を通じて「自己」が「自己」に
「自己」を明らかにしていく
サイクルなのだよ。」
(p.174)

つまり、
神の中を個別化された「自分」は動きながら、
無限の生涯を過ごしている。

そうすることで、
神は、自分自身を体験的に知る。

これまでにも説明されたことですが、
これが神なのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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