死ななかったことにもできる

死ななかったことにもできる

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第30章と第31章と第32章の1回目です。

前回、エッセンスとの合体について
話がありました。

今回は、その合体後に、
また個別化した時の話になります。

ここでも、神はたとえ話をします。

アップルオレンジの芯に小部屋があり、
そこには
時間の回廊で見た絵が掛けられている。

それを見ながら、
その絵の中で起ったすべてを経験するのです。

しかも、自分に起ったことだけでなく、
その絵の中の全員に起ったことを。

「絵の一枚一枚は
あなたの人生の各瞬間を表し、
それを見つめることによって、
あなたはそれぞれの瞬間に起ったことの
「完全な全体像」を初めて知る。
多くの場合、それは
あなたが起っていると考えたこととは違うし、
必ずあなたの想像を超えているはずだ。」
(p.297)

1つの出来事を、
私たちは「自分」として経験します。

たとえば、犯罪の被害者なら、
被害者の立場として事件を経験します。

しかし、そこには加害者もいて、
加害者は
加害者として事件を経験しているのです。

私たちはその小部屋で、
被害者としてだけでなく加害者としても
その経験を振り返るのですね。

この後、ニール氏は、
これにまつわる自分の体験を話します。

臨死体験のような体験をした
エリザベスという女性の話です。

この話の後、第31章に入り、
またたとえ話を続けます。

「そうやってあなたは
展覧会をぐるりとめぐる。
展示物のどれも見のがしはしない。
どの瞬間も大切だ。
なぜなら、それぞれの瞬間を見直すうちに、
その個々の瞬間はあなたが
「自己」という体験を創造するために
使われたと気付くからだ--
そしてまもなく、
「自己」をどう新たに再創造したいかを
決めることになる。」
(p.309)

今生の経験を
あらゆる角度からすべて振り返ることで、
来世に経験したいことを決めるのです。

私たちは、
合体した後に再び個別化します。

その理由について神は、
生命が自らを表現しようという性質を
持っているからだと言います。

つまり神は、
神自身をすべて表現したくて
たまらない存在なのですね。

そのことを神は、細分化して説明します。

「1.「自己」表現のプロセスで、
「生命」は「自己」を文字どおり表現する。
2.「表現」とは「押し出す」ことを意味する。
「生命」は
「それ自身から」「それ自身」を押し出す。
3.ある意味では、
「それ自身の」一側面としての
「それ自身」を誕生させる。
4.それは「それ自身の体験」のなかで、
「それ自身を知る」ためだ。」
(p.313)

細分化することでわかりやすくなった
とは、私には思えないのですけどね。

ともあれ、こういうことで生命(神)は、
まだ表現していない自分、
体験していない自分を個別化させるのです。

これが、ふたたび生まれるということです。

そこで神は、
次の思い出すことを示します。

「・思い出すこと--その一五
 進化に終わりなどというものはない。」
(p.315)

神は無限の存在ですから、
永遠に個別化しては合体することを
繰り返すことになるのです。

そこで、新たに個別化された自己は、
次の自分を選ぶことになります。

それは、「聖なる審問」に答える時だ
と神は言います。

その説明は、第32章になります。

「聖なる審問」は、
あらゆる問いの中で最も重要であり、
最も重大な「自由な選択のとき」だ
と神は言います。

そして、その質問とは次のものです。

「あなたはとどまりたいか?」
(p.316)

その問いにはあらゆる選択肢がある
と神は言います。

そこで神は、次の思い出すことを示します。

「・思い出すこと--その一六
 死から引き返すことができる。」
(p.318)

「死」に留まることも、
先に進んで再び生まれることも選べます。

さらに、引き返して
「死ななかった」ことにもできるのです。

「あなたは
たったいま後に残してきた人生が続く
という経験をしたいだろうか?
それとも、前進して
霊的(スピリチュアル)な領域に向かう
という現実を経験したいのか?」
(p.318)

「魂は通ってきたばかりの「死」を
「取り消す」経験ができる。」
(p.319)

「「戻してください」と魂が頼めば、
すぐに物理的な世界へ「送り返され」--
「死ぬ」寸前の瞬間に到着する。」
(p.319)

これは、
「合体の瞬間」のあとに起こることだ
と神は言います。

そして多くの魂が、
「戻る」という選択をするのです。

「それどころか、ほとんどの魂が
少なくとも一度は戻ることを選んでいる。」
(p.322)

「死ぬひとのほとんどは、
初めて死ぬのではない。
だが今回は
「死にとどまる」ことを選ぶとしたら、
それはここに来た目的が
ほんとうに完了したと感じたからだ。」
(p.322)

魂は、エッセンスとの合体を経験し、
自分が何者であるかを理解した上で、
戻るかどうかを選ぶのです。

まだ完了していないとわかれば、
魂はこの世に戻ってきて、
「死ななかった」ことになります。

そうやって人生を続けるのです。

ここでニール氏は、
天使になる方法について尋ねます。

神は、
それは別に「昇格」するわけではない
と答えます。

循環しているのだから、
「もっと先」に行くことでもないと。

「人間が地上でつくり出した困難のひとつが、
あまりに多くのひとたちが
「より良い」という考え方に
とりつかれていることだよ。」
(p.330)

「あなたがたは区別をして、
あるものがべつのものより良いとか
良くないと決めつける。」
(p.330)

「良い」とか「悪い」とか考えてしまうから、
天使になるのが「良い」とか
進んでいるなどと考えるのです。

神は、ただ「天使になる」と選べば、
天使になれるのだと言います。

「あなたはすべてを選べる。
選べないことは何もない。」
(p.331)

私たちは、
どんな選択でも自由にできます。

天使になることも、天使をやめることも、
自由に選択できるのです。

なぜそう言えるのか?

神は次のように問います。

「あなたは「自分が何者か」、わかるかな。」
(p.331)

そして、こう言います。

「--汝(なんじ)は神である。」
(p.331)

神に不可能はありません。

神は自由に何でもできるし、
何にでもなれます。

私たちは神そのものですから、
天使だろうと何だろうとなれるのです。

ただ選択するだけで。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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