愛と不安の関係
- 2017.07.06
- 神との対話
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第1章の7回目になります。
前回は、愛と不安の間を揺れ動く
という話でした。
今回はその続きになります。
前回、紹介した部分ですが、
さらに詳細に見てみたいと思います。
前回、愛と不安しかないのだ、
と書かれている部分を引用しました。
その続きがあります。
「これが、
「支える思考」とわたしが呼ぶものだ。
愛という考えか、不安という考え。
そのどちらかが、すべての思考の陰にある。
この二つは最初の思考、最初の力だ。
人間の存在というエンジンを動かしている
生のエネルギーだ。」
(p.31)
つまり、すべての思考は、
愛か不安に集約されるということです。
どんなバリエーションがあったとしても、
その背景には必ず愛か不安の
どちらかがあるということです。
「ひとが何度も
同じ体験を繰り返す理由もここにある。
ひとが愛し、つぎに破壊し、
そしてまた愛するのはそのためだ。
つねに、一方の感情から
他方の感情へと揺れ動くからだ。
愛は不安を支え、その不安は愛を支え、
その愛がまた不安を支える……。
……原因は最初の誤りにある。
神の真実に対する誤り、
神を信頼しないという誤りだ。」
(p.31)
ここからわかるのは、
愛と不安の2極があり、
その2極の間を揺れ動くのが私たちだ
ということです。
そして、その最初の振幅を与えたのは、
「神を信頼しない」ということだったのだと。
ここで「誤り」と書いてありますが、
これは「真理ではない」という意味です。
「間違ったこと」ではありません。
なぜなら、この誤りによって、
私たちは愛でないものを体験できる
という力を得たからです。
別のところでは、
イブの過ちは祝福であったと言っています。
ともあれ、
このようにして私たちは、
愛と不安の間を揺れ動く存在になったのです。
そしてこのことが、
愛に戻ることを可能にしています。
ずっと不安に留まることができないからです。
「人間の行動のすべては、
愛か不安に根ざしている。」
(p.34)
これは人間関係だけでなく、
ビジネスや産業、政治、宗教、教育など、
あらゆる分野に影響を与えていると言います。
では、その「不安」とか「愛」は、
いったいどういう性質なのでしょうか?
「不安はちぢこまり、閉ざし、
引きこもり、走り、隠れ、蓄え、
傷つけるエネルギーである。
愛は広がり、解放し、送り出し、
とどまり、明るみに出し、分けあい、
癒すエネルギーである。」
(p.34)
抽象的にはこうですが、
わかったようでよくわからないと思います。
それを具体的に、
以下のように説明しています。
「不安だから身体を衣服で包むのであって、
愛があれば裸で立つことができる。
不安があるから、もっているもののすべてに
しがみつき、かじりつくが、
愛があれば、
もっているすべてを与えることができる。
不安はしっかりと抱えこみ、
愛は優しく抱きとる。
不安はつかみ、愛は解放する。
不安はいらだたせ、愛はなだめる。
不安は攻撃し、愛は育む。」
(p.34)
「愛」と考えると、
少しわかりにくいかもしれません。
別の言葉だと、
「安心」と考えてはどうでしょうか。
安心なら裸でもOKです。
安心ならすべて与えられます。
安心なら抱きとることができ、
なだめて育む余裕があります。
自分は大丈夫だという安心感。
それが愛の性質です。
一方の不安は、その逆ですね。
安心できないのです。
私たちは、
こういう愛(安心)と不安の間を
揺れ動きながら生きています。
そして、揺れ動きながら、
徐々に愛に近づこうとしています。
それが私たちの進化成長であり、
神に還るプロセスだからです。
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幸せ実践塾・塾長
赤木篤 (あかき・あつし)
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