魂は欲求を押し付けない

魂は欲求を押し付けない

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第12章の3回目になります。

前回は、行動よりも在り方が重要だ
という話でした。

今回は、魂が求める在り方について
話が展開して行きます。

「だから、あなたが地上にもっているのは、
魂の欲求に従って創造するための
動力機械なのだ。」
(p.235)

私たちの身体は、
魂の欲求に従って創造するための
動力機械だと説明します。

まず在り方を決め、
それに基づいて行動することが
重要なのですね。

では、魂の欲求とは何でしょうか?

神は、広い意味では「神になる」こと、
「神を体験する」ことだと言います。

「だが、魂が求めているこの「わたし」には
非常に複雑で、非常にたくさんの層、感覚、
面がある。
(中略)
わたしはアルファでありオメガだ。
ただの言葉でも、気のきいた概念でもない。
それが真実だ。そこで、
「わたし」であることを求める魂には、
壮大な仕事が待っている。
「在り方」の厖大なメニューのなかから
選ばなければならない。」
(p.236)

この世に存在するありとあらゆるものは、
すべて神の一面です。

喜びも、悲しみも、憎しみも、怒りも、
すべて神の一部です。

神とは、「存在のすべて」ですから。

その中から、自分の魂は何かを選び、
それを体験しようとしているのです。

「そして、正しい完璧な条件を創り、
その条件のなかで経験を創り出している。
だから、あなたに起こること、
あるいはあなたを通して起こることで、
自分の最高の善のためにならないことは
何もない、というのは真実だ。」
(p.236 – 237)

私たちの人生は、
そのように魂の計画のもとに創られます。

それが魂が望んだ状況なのですから、
自分にとっては最善のことなのです。

たとえそれが、破産、失恋、裏切り、
戦争、暴力などであったとしても。

「べつの言い方をすれば、
魂は、計画どおりの経験ができるようにと、
正しい完璧な機会にあなたを導く。
実際に何を経験するかは、
あなたしだいだ。」
(p.237)

つまり、魂が導いた現実は、
魂が望む経験をするために完璧なもの
というわけです。

しかし、そこで何を経験するかは、
私たちの精神次第だと神は言います。

それは精神が、何を選ぶかによって
違ってくるということですね。

このことは、実際の例で考えると
よくわかると思います。

たとえば、「許し難きを許す」という
大いなる愛を経験しようとすれば、
「裏切られる」という出来事が必要です。

しかし、そこで「許し」を経験するか、
それとも「報復」を経験するかは、
私たちの選択次第と言えます。

そこでもし、魂の欲求とは違って、
私たちが「報復」を選択すると、
魂の欲求が叶いません。

そこで魂は、何度も何度も、
「裏切られる」という出来事を
人生の中で起こすことになります。

私が失恋を繰り返したのも、
まさにそういうことでした。

魂ほどしつこいものはありませんね。(笑)

「だが、いのちは決して、
現実のあなたの意識的、肉体的な部分に
自分の欲求を押しつけることはない。
(中略)
精神はしじゅう
意志を身体に押しつけようとするし、
実際に押しつける。
同じく、身体はしじゅう
精神を支配しようとし--
支配に成功することが多い。
だが、身体と精神が一緒になって
魂を支配しようとする必要はない。
魂には何かしなければならないという
必要性がなく
(身体と精神は、必要性に制約されている)、
身体と精神がしたいようにさせておく。」
(p.238)

ここは、
魂と精神と身体の関係を考える上で、
非常に興味深い部分です。

身体がもう「疲れた」と言っているのに、
精神は身体に頑張らせることができます。

「無理をする」という状態ですね。

一方で、精神がもうちょっと「頑張ろう」、
と思っても、身体が言うことを聞かない
ということもありますよね。

たとえば、
ダイエットしようと思っているのに、
お腹が空いたとサインを出すのは身体です。

私も寝ようと思ったわけじゃないのに、
うたた寝しちゃいましたから。(笑)

しかし、魂はその欲求を、
精神や身体に強制しないと言います。

つまり先ほどの例では、
「許し」か「報復」か、
精神や身体に自由に選ばせるのです。

「魂の働きとは、
その欲求を示唆することであって、
押しつけることではない。
精神の働きとは、
選択肢のなかから選択することだ。
身体の働きとは、選択を行動に移すことだ。
身体、精神、魂が一体となって調和し、
ともに創造するとき、神が肉体化する。
そのとき魂は自らの体験のなかで自らを知る。
そして、天はそれを喜ぶ。」
(p.239)

これは、
「神との対話」で最初に書かれていた、
神の人間に対する態度と同じです。

神は人間に自由を与え、
自由に生きることを許しました。

人間の意思は、神の意思だと。

魂と精神との関係は、
まさにそれと同じなのです。

魂は精神(つまり私たち)を導き、
そして自由にさせます。

しかし、調和して1つの目的に向かうとき、
それは最高の「善いこと」なのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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