肉体・精神・魂のバランスをとる

肉体・精神・魂のバランスをとる

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第8章の4回目になります。

「肉体と精神のバランスをとっている者が
少数だとしたら、肉体と精神と魂という
三つの部分を生きている者はさらに少ない。
だが、
あなたがたは三つの部分からなっている。
肉体以上の存在であり、
精神をもった肉体以上の存在なのだよ。」
(p.138)

まず、
私たちは肉体と精神と、さらに魂という
3つからなる存在だと言います。

しかし私たちは、
そのことを意識していません。

「あなたは、魂を養っているだろうか?
そもそも、
魂の存在に気づいているだろうか?
魂を癒しているだろうか、
傷つけているだろうか?」
(p.139)

神は、次のような質問をしながら、
私たちが最近、
魂を感じているかどうかを問います。

「喜びに泣いたのはいつだった?
詩を書いたのは? 音楽をつくったのは?
雨のなかで踊ったのは? パイを焼いたのは?
絵を描いたのは? 何かを修理したのは?
赤ん坊にキスしたのは?
ネコを抱きあげてほおずりしたのは?
山登りをしたのは? 裸で泳いだのは?
夜明けに散歩したのは?
ハーモニカを吹いたのは?
夜明けまで話しこんだのは?
何時間も海辺で、森のなかで、
愛しあったのは?
自然とふれあったのは? 神を求めたのは?
黙って座り、自分という存在の
最も深い部分にまで旅をしたのは、
いつだった?」
(p.139)

私たちは、つい
肉体の欲求を満たすことばかりに精神を使い、
魂を癒していないのではないでしょうか?

「一面的な存在として生きていると、
肉体的なことがらに
どっぷりと染まってしまう。
金。セックス。力。所有。
肉体的な刺激と満足。安全。名声。
金銭的な利益。」
(p.39)

せめて精神を大切にしていれば、
もう少し生き方が広がります。

友情、創造性、新しい挑戦、自己の成長
といったことです。

少なくともこのメルマガを読まれる方は、
肉体レベルの欲求にのみ従っている
という人はいないと思います。

精神レベルの欲求を満たそうと、
いろいろなことをされているでしょう。

しかし神は、
さらに魂の欲求を満たすようにと言います。

「三つの面をもつ存在として生きたとき、
あなたはようやくバランスがとれる。
魂に関することがらに関心をもつようになる。
霊的なアイデンティティ、人生の目的、
神との関係、成長への道、霊的な成長、
最終的な運命。
意識が高まれば高まるほど、
あなたは自分という存在のあらゆる側面を
充分に認識するようになる。
成長とは自分のある面を大事にして、
別の面を捨てることではない。」
(p.139)

魂に関心を向ければ、
肉体、精神、魂の3つのバランスがとれる
と神は言います。

肉体の関心から順に成長していくので、
魂に意識を向ければ
自ずとそうなるのでしょうね。

そこでニール氏は神に問います。

どうして多くの師(マスター)たちが
禁欲しているのかと。

たしかに、
バランスをとることが重要なら、
肉体の欲求であるセックスを
禁じる必要性はないはずです。

そこで神は、こう答えます。

「人間がバランスをとれると、
信じられないからだ。」
(p.140)

肉体の強力な欲求をほどほどに抑え、
バランスをとることは難しいし無理だ
と考えているのですね。

だから、禁欲が霊的な成長に必要だと
思い込んでしまったのだと神は言います。

しかし、霊的な成長のために
肉体の欲求をあきらめたのではない
と言います。

「まだ欲しいのを我慢して
無理にあきらめるのではなく、
「もってもしかたがない」
と知っているだけだ。
単純に手放し、遠ざかるのだ。
デザートのおかわりをしないのと同じだ。」
(p.140)

つまり、
本来は3つのバランスをとればよく、
禁欲する必要はないのです。

「禁欲よりセクシュアルな行動のほうが、
悟りや霊的な成長から遠いわけでもない。
悟りや成長を遂げたときに消えるのは、
セックスに溺れること、根深い欲望、
衝動的な行動だ。
金や権力、安全、所有、
その他の肉体的な体験についても同じで、
そうしたものへの惑溺(わくでき)は
消滅する。だが、
それらに対する真の評価は消えないし、
消えるべきでもない。」
(p.140 – 141)

肉体的な欲望が
程度が低いわけではありません。

それらもまた神の創造物であり、
それらを否定することは
神を否定することだと言います。

「いいかね。
わたしは軽蔑すべきものなど、
何も創造しなかった。
シェイクスピアも言っている。
「悪」だと考えるから悪なんだ、
それだけのことだ、とね。」
(p.141)

前にも書いたように、
善悪や正邪は私たちが決めるものです。

神は、私たちが「悪」と呼ぶものも愛する
と言っています。

私たちがすべてのものを受け入れ、
単に違いがあるだけだと認識し、
自分の好みで選択するならば、
神のように生きられるのだと思います。

そしてそれは、
私たちの魂を意識した生き方です。

なぜなら魂とは、
神の一部であり、神そのものだからです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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