子どもたちは霊的な存在

子どもたちは霊的な存在

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話2」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第9章の2回目になります。

教育の問題について、
この章では語っています。

「だが、議論の核心はそこにはない。
あなたがたの教育システムは、
こうした問題について
批判的な考え方を許さないという点、
それが問題なのだ。」
(p.158)

事実は事実としてすべてを開示し、
その上でどう考えるかを決めさせる。

価値観は人それぞれですから、
どう考えるかは人によって違いがあります。

それを正直に示して、
より良いものを目指せるようにする。

そういった建設的な議論は、
なかなか存在しないのが現実です。

「あなたがたは子供たちが
自分なりの結論を出すことを嫌う。
あなたがたと同じ結論を出させたがる。
だから、子供たちは
あなたがたと同じ過ちをくり返すのだよ。」
(p.158)

私たちは、
考え方を変えていくことで進化成長します。

それなのに、
ずっと変わらぬ価値観でいさせよう
としているのが現実です。

だから同じ過ちを
何度も繰り返すことになるのですね。

「あなたがたは、
愛がすべてだと学校で教えなかった。
無条件の愛について学校で語らせなかった。」
(p.159)

「それに、自分と自分の身体に、
人間らしさに、すばらしい性的な自己に、
誇りと歓びをもつことを
子供たちに教えようとしない。
また、子供たちが
肉体に宿る霊的な存在であることを
知らせようとしない。
肉体に宿った霊的な存在として、
子供たちを扱おうともしない。」
(p.159)

霊的な存在と言うと、
宗教的な感じがするかもしれません。

アメリカのように、
キリスト教こそがすべてだという社会では、
それほど問題にならないかもしれませんが、
宗教が混在する社会では問題になります。

しかし、
これは宗教の問題ではないのです。

宗教以前に、人とはどういう存在か
という考え方なのです。

これをスピリチュアリティと言います。

人はスピリチュアルな存在だ
という考え方です。

日本でも、多くの人が
人には魂があるということを言っています。

しかし、
それを学校で教えることはありません。

せいぜい道徳とか倫理とかで、
特定の価値観を教えるだけなのです。

「あなたがたは、
学校で子供たちにあまり批判させない。
だから彼らは街に出る。
プラカードを振りまわす。
徴兵カードを破り捨てる。
ブラジャーや国旗を焼き捨てる。
あなたがたの注意をひくため、
思い知らせるために、何でもする。
若者たちは、つねに
『もっと良い方法があるはずだ!』
と叫んできたのだ。」
(p.161)

ただ一方的に価値観を押し付けられることに、
若者たちはイライラしているのです。

だから大人たちに抵抗します。

「そう、若者たちは
あなたがたの暮らし方を破壊している。
若者とはつねにそういうものだ。
だから、
あなたがたは彼らを抑えるのではなく、
励まさなければいけない。」
(p.161)

今の大人たちが作った社会には、
まだまだ様々な問題点があります。

若者たちはそれを批判し、
改善しようとしています。

ですから、若者を否定するのではなく、
励ますべきだと言うのです。

「あなたがたを説得できないのなら、と、
あなたがたと同じことを始める。
若者はあなたがたと同じ行動をとっている。
彼らが暴力的なら、
それはあなたがたが暴力的だからだ。」
(p.162)

「若者と年長者たちとのちがいはただひとつ、
若者はおおっぴらに行動する
というだけだ。」
(p.163)

若者は、自分たちの考え方で、
世の中をより良くしようと考えます。

しかし、
それが大人によって否定されると、
次善の策をとると神は言います。

それは、大人たちがやってきた方法で、
大人たちに抵抗するのです。

では、若者たちに
どう教育すれば良いのでしょうか?

「第一に、
彼らを霊的な存在として扱いなさい。
彼らは、物理的な肉体に宿った魂だ。
魂にとって、
肉体に宿ることはやさしいことではない。
肉体に慣れるのもやさしいことではない。
とても窮屈で、せまくるしいものだ。
だから子供たちは
息苦しくてふいに泣き出す。
その泣き声を聞いてやりなさい。
理解してやりなさい。
そして、子供たちに
できるだけ「ひろやかな」気持ちを
もたせてやりなさい。
つぎに、思いやりと優しさで築いた世界を
教えてやりなさい。
子供たちが何を記憶のなかへとりこむかに、
充分に心配りをし、慎重でありなさい。」
(p.163)

具体的には、
生まれてすぐ母親から引き離すのではなく、
まず母親の胸の中で
安らぎと心地よさを味わわせてあげるように
と言います。

子どもたちは何でも記憶するので、
どんなものを見せるのかに
慎重であるべきだと言います。

生まれてすぐ、
子どもを叩いて泣かせることも、
暴力的なイメージを与えるのです。

子どもたちに、愛を、喜びを、安心を
記憶させているのでしょうか?

それとも、不安や暴力を
記憶させているのでしょうか?

けっきょく私たち大人が、
どういう態度で暮らしているか
ということが重要なのです。

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