望んだことが実現する

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第4章の3回目になります。

前回の最後に神は、
私たちの望みは一致するから
矛盾することはないと話しました。

今回はその続きです。

「地球上でも、
あなたがたはみな同じことを望んでいる。
あなたがたは平和を望む。繁栄を望む。
喜びを望む。満たされることを望む。
自己を表現できて満足感を味わえる仕事、
愛のある暮らし、健康な身体を望む。
これを偶然だと思うかな？
そうじゃない。それが生命の働きだ。」
（p.107）

考えてみればそうですね。

誰もが平和を望んでいます。

基本的に争いを望む人はいない
と言っていいでしょう。

どんなに争いを望んでいるように見える人も、
それは何かを得るための都合であって、
本来は平和を望んでいます。

そう思えてしまうのも不思議です。

なぜ私たちは同じように
平和を望むのでしょう？

神はそれを、
それこそが生命の働きだと言います。

生命の望みと言ってもいいでしょう。

「さて、地球と霊の世界とのちがいは、
ひとつしかない。
地球では同じことを望んでいるのに、
達成する方法については
ばらばらな考え方をしている。
だから、同じものを求めて、
てんでんばらばらな方向へ向かう！」
（p.107）

つまり死後の世界では、同じものを望み、
同じ達成方法を考えるのでしょうね。

おそらくそれがシンプルなのでしょう。

「この考えを、
「支える思考」と呼んでもいい。」
（p.107-108）

つまりここで言う「達成方法の考え」とは、
1冊目で説明のあった「支える思考」だと。

「支える思考」については、
以下のメルマガをもう一度お読みくださいね。

・2017年7月6日配信
　「愛と不安の関係」

・2017年9月13日配信
　「支えとなる思考を変えるには」

「あなたがたの多くが
共通にもっている「支える思考」のひとつは、
「足りない」ということだ。」
（p.108）

「足りない」という「支える思考」があると、
足りないものを獲得しようとして
あらゆる手段に訴えます。

他人から奪ったり、だまし取ったり。

そんな自分を正当化するために、
さまざまな言い訳を言ったりもします。

本当は「充分にある」はずなのですから、
それに気づけば解決します。

争う必要などありません。

「あなたがたが「天国」と呼ぶところでは、
「足りない」という考えは消えうせる。
なぜなら、自分と望むものとのあいだに
隔たりがないことに気づくからだ。」
（p.108）

私たちが存在のすべてであるなら、
「足りない」ということはあり得ません。

望むものが手に入らないということは
絶対にないのです。

「自分自身でさえ、
充分すぎるほど豊富にあることに気づく。
いつでも数か所にいられるのだから、
兄弟が望むことを望まないはずがないし、
姉妹が選択することを
選択しないはずがない。」
（p.108）

同時に何ヶ所にでも存在できるなら、
こっちの用事があるからそっちへは行けない
などということはあり得ませんよね。

つまり、相手の要求に応えられない
という制限がないのです。

「このようにノーという理由がない状態、
これがわたしがつねにいる状態だ。」
（p.108）

「「神は決してノーと言わない」
というのは真実だよ。
わたしはいつも、
あなたの望みどおりのものをすべて与える。
時のはじまりからそうしてきたように。」
（p.108）

本質的な世界では、
ノーという理由が存在しません。

そうであるなら、
神がノーと言うことはありません。

したがって、
神が私たちの要求に応えないことは
あり得ないのです。

「あなたの人生はあなたの欲求の反映だし、
何が実現できるかという信念の反映だ。
望みが実現すると信じていなければ、
与えられない。
わたしはあなたの考えに反したことはしない。
そんなことはできない。」
（p.109）

私たちが、「望みは叶う」と信じなければ、
無意識に信じている
「望みは叶わない」という方が
現実になります。

神は、
私たちが信じることを現実にする以外に
何もしないのです。

では、同時に複数ヶ所に存在するとか、
空中浮遊とか、
そんなこともできるのでしょうか？

神は、それも可能だと言います。

「あらゆる宗教の聖人や賢者は、
どちらも経験したと言われているではないか。
そのためには、高度の信念が必要だろうか？
超自然的なレベルの信念が必要か？
千年にひとりしか実現できないレベルの
信念か？　そのとおり。
それでは、不可能か？　それはちがうな。」
（p.109 – 110）

そういう不可能と思えるようなことさえ
実現するような信念を持てば、
それは実現できると言います。

難しいことかもしれませんが、
不可能ではないのです。

この世でもあの世でも、
私たちが信じたことが実現します。

私たちは創造者であり、
私たちの思考によって現実を創造しています。

ですから重要なのは、
私たちが自分の思考を
どう使うかということです。

何を選択するかが重要になるのです。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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