私たちは価値ある存在

私たちは価値ある存在

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第4章の5回目になります。

神が、
「あなたが書いている本」と言ったことに、
ニール氏は反発します。

自分が書いたのではなく、
神が書いたのだと。

そのことで、
話がまた違う方向へ展開します。

「神は著者だ--そしてあなたも著者だ。
わたしが書くのと、あなたが書くのと、
何もちがいはない。
ちがいがあると考えているあいだは、
肝心なことがわからないだろう。」
(p.113)

私たちはつい、
神と自分は別だという信念に動かされ、
こういう考え方をしてしまいます。

そこを神は、
何度も何度も訂正されるのです。

「だから、
わたしは次つぎに新しい師を送り出す。
みんな昔の師と同じメッセージを
たずさえている。」
(p.113 – 114)

昔から言われていることは、
「あなたは神だ」ということであり、
「すべては一体だ」ということです。

そしてその観念が腑に落ちた時、
人は「悟った」と言うのです。

「あなたには価値がある。
誰にでも価値があるように。
価値がないというのは、
人類に浴びせられた最悪の非難だ。」
(p.115)

私たちが神と一体なのであれば、
価値がないはずがありません。

つまり、
誰かを価値がない存在だと言う時、
その人は神を否定しているのです。

「あなたは
過去をもとに自分の価値を決めるが、
わたしは
未来をもとにあなたの価値を決める。」
(p.115)

これがないから価値がないと考える時、
それは過去を根拠にしています。

しかし、
神は未来を根拠にすると言います。

「人生、生命は未来にあるのであって、
過去にはない。
未来にこそ真実があるのであって、
過去にはない。
これまでしてきたことは、
これからすることにくらべれば重要ではない。
これまで犯してきた過ちは、
これから創造するものにくらべれば
何の意味もない。」
(p.115)

このように、
重要なのは未来だと言います。

「あなたの過ちを赦(ゆる)そう。
すべての過ちを赦そう。
あなたの間違った情熱も赦そう。
すべてを赦そう。
(中略)
ほかのひとは赦してくれなくても、
わたしは赦す。
(中略)
あなたは過去のあなたではなく、
いつも、いつまでも
新しいあなただと知っているから。
罪人は一瞬にして聖人になる。
一秒で。ひと息で。
ほんとうのところ、「罪人」などいない。
誰も罪を犯すことなどできない。」
(p.115)

神は、
私たちの過去をすべて許すと言います。

私たちは、
常に自分自身を創造している存在であり、
新しい自分だからです。

そして、本当のところは、
罪を犯すこともできないと言います。

「ほんとうはあなたを赦すのではない。
これからも
赦さなければならないことなど何もない。
だが、あなたを解放することはできる。
だから、いま解放しよう。」
(p.115)

罪を犯すことができないのであれば、
罪を許すということもあり得ません。

ですから、許すのではなく、
解放するのだと言います。

これまでの多くの師は、
罪の軛(くびき)から
人々を解放しようとしてきました。

だからイエスも、
罪人を前にして「あなたは許された」
と言ったのです。

本来、罪などというものはなかった
ということを気づかせるために。

「あなたを赦す必要がないのは、
あなたがわたしに逆らって
機嫌を損ねたりするはずがないからだ。
わたしが傷ついたり、
破壊されたりすることはありえないのに、
あなたがたはそうできると思っている。
なんという幻想だろう!
なんと途方もない妄想だろう!
わたしを傷つけることはできない。
どんなことがあっても、
わたしは傷つかない。」
(p.116)

考えてみれば、当たり前のことですよね?

人間が神を傷つけられるだなんて、
どれだけおこがましいことか。

よく、神社へ行ったら
敬意を払って作法に則って行動しなさい
と言う人がいます。

そうしないと、神が怒るからと。

こういうことが、
どれだけおかしなことか
考えてみてほしいと思います。

あなたの神は、
そんなちっぽけな神なのですか?
と問うてみたい気持ちになります。

「そして傷つきえないものは、
ひとを傷つけることもできないし、
傷つけようともしない。
そんな必要はないのだ。」
(p.116)

自分が傷つかないなら、
他人を傷つけようとはしません。

他人を傷つける必要がないからです。

だから神は、自分は傷つかないし、
誰かを傷つけようとはしないと言うのです。

こういうことも、
考えてみれば当然のことですね。

「あなたも同じだ。
ほかのすべてのひとも同じだ。」
(p.116)

私たちが神そのものであり、
神と一体であるとするなら、
私たちも傷つかない存在です。

たしかに現実的には、
私たちはよく傷つきます。

しかし論理的に考えれば、
私たちも傷つかない存在だ
ということになります。

私たちは神そのものであり、
神と一体なのだという視点から見ると、
これまでの観念が崩れていくのがわかります。

そうなのです。

「神との対話」シリーズでは、
全体を通じてそのことを語っています。

すべては「ひとつのもの」である。

そこから考えていけば、
これまでの価値観が変わっていき、
私たちの理想が実現できるのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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