一部だけではすばらしくない（18禁）

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第11章の2回目になります。

前回は魂の話をすると言いながら、
なかなか本題に入りませんでした。

最後は、脳と精神の関係でしたね。

思考というエネルギーが精神であり、
そのエネルギーを物理的なシグナルに
変換するのが脳であると。

そして細胞すべても変換器だと。

今回はその続きです。

ここでニール氏は、
ちょっとふざけたようなことを言います。

「それは、細胞だけでなく、
もっと大きな身体器官も同じですね。
地球上の男性はみな、
べつの意思をもっているように思える
器官のことをよく知っている……。」
（p.211）

具体的な名称を出していませんが、
要は「ペニス」のことです。

その話に悪乗りするかのように、神も、
その器官に影響された男性が
突拍子もないことをよくすると、
女性はよく知っていると応じます。

そしてニール氏も、
逆にそれを利用して
男性をコントロールする女性もいる
と言います。

神もそれに応えて、
その器官を使って
女性をコントロールする男性もいる
と言うのです。

この冗談のようなやり取りは、
実際に行われていることです。

相手を出し抜いて得をしようとする。

「女性をひっかける」とか
「悪い男にひっかかった」という言葉が、
それを表しています。

そこで神は、
この茶番を止める方法について話します。

それは、前に話した7つのチャクラの
生命エネルギーを引きあげる
という話につながります。

「あなたが言った局所よりももっと
大きなところで選択や意思決定を行えば、
女性にコントロールされたりしないし、
女性をコントロールしたいとも
思わないはずだ。」
（p.212）

つまり、
エネルギーを引き上げることによって、
全体で選択や意思決定を行うことが
こういう茶番を防ぐ方法なのですね。

そうすれば、
性欲に振り回されずに済むということです。

「女性がそんな手段で
男性をあやつったり
コントロールしたがる唯一の理由は、
ほかに方法がないように見えるからだ。
少なくとも、
これほど効果的な方法はないと思っている。
しかも、男性は
コントロールのきかない存在になりがちだ。」
（p.212）

女性が性的な魅力によって
男性をたぶらかすように見えるのは、
他に効果的な方法がないからだ
と神は言います。

男性は自制心をなくしがちで、
暴力的に支配しようとする
ということなのでしょうね。

「だが、男性がもっと高い性質を示せば、
そしてその部分に女性が訴えるなら、
「両性間の闘い」は終わるだろう。
地球のどんな闘いも同じだが。」
（p.212）

男性が、性欲に支配されずに
もっと高い判断をすることが最優先です。

そのあとの女性の説明は、
ちょっとわかりづらいのですが、要は男性の
性欲に支配されがちな部分ではなく、
高い性質が本来であるという面に
訴えるということだと思います。

つまり、相手の中に神を見る
と言えるかと思います。

「だからといって
男性も女性もセックスをあきらめろとか、
セックスは人間の低次の性質だ
といっているのではない。
高いチャクラに引きあげ、
人間全体をつくりあげている
他のエネルギーと結びつけていない
性的エネルギーだけではいけない、
という意味だ。
そんなセックスでは、
人間全体を反映する選択はできないし、
結果も出ないということだ。
全体としてのあなたはすばらしいが、
一部だけではすばらしいとは言えない。」
（p.212）

この部分は、第8章の内容と同様です。

詳細は、そちらを読み直してくださいね。

ここでは、
思考と脳や細胞の関係を語っていましたが、
性欲の話になっています。

こんなふうに話があちこち飛ぶために、
「神との対話」はわかりづらい
と言われることがあります。

しかも、何度も何度も同じようなことを
繰り返しています。

体系的になっていないために、
その時その時は「そうだなぁ」と思っても、
後になると、「けっきょく何だっけ？」
ということにもなりがちです。

こういうことは、
何度も繰り返し読んでいると
自然に解消されることだと思っています。

なので、もし興味を持たれたなら、
せめて2回は読んでみてください。

そうすると、
最初に読んだときには気づかなかったことが
見えてくると思います。

何度読み返しても、その度に発見がある。

それが「神との対話」シリーズなのです。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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