魂はいくつあるのか?

魂はいくつあるのか?

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第12章の4回目になります。

ここでニール氏は話題を変えて、
魂はいくつあるのか?
と神に尋ねます。

神は「ひとつ」と答えますが、
ニール氏は納得しません。

個別化した魂の数を知りたいのだ
と再度尋ねます。

けれども神は、
ニール氏が理解できるような形では
答えられないと言います。

「そう、決まった数だ。
そう、変化する数だ。
そう、無限だ。そう、新しい魂を創った。
そして、ノー、創っていない。」
(P.237)

どう答えたとしても、
そうでない部分が残る
というわけです。

それでも助けを求めるニール氏に、
神は助けようと言います。

「ただし、警告しておくが、
有限の視点から無限を把握し、
理解することはむずかしいよ。」
(P.238)

3次元の世界に住む私たちは、
どうしてもその概念にとらわれてしまいます。

時間がない世界、「今」しかない世界すら、
理解することができません。

たとえでDVDのようなものだとか、
映画のフィルムのようなものだ
と説明されますが、
それとてわかったような気になるだけです。

本当の意味では、時のない世界を
実感しているわけではありません。

「まず、
あなたの質問は時間の存在を前提としている。
しかし、ほんとうはない。
あるのはたったひとつ、
いまという永遠だけだ。」
(p.238)

以前も以後もない世界で、
神は常に変化しています。

変化しているのに、その前後がない。

これが理解できない限り、
神の世界は理解できないのです。

そして、その神の世界から見た魂の数を、
私たちの世界の概念に翻訳すると
先ほどのような答えになるのです。

そこでニール氏は、
何度か軽妙なやり取りを神とした後、
このように言います。

「それは、
「矛盾のうちに生きる」ってことですね。」
(p.241)

私たちの理解では、
どうしても矛盾して感じられます。

しかしその矛盾を、
そのまま受け入れるしかないのです。

ここでニール氏は、
「老いた魂」と「若い魂」の違いについて
神に尋ねます。

神は、次のように答えます。

「エネルギー(つまり、わたしの一部)は、
究極の認識に到達したあとに何を選ぶかで、
「若い」自分も、「老いた」自分も
生み出すことができる。
宇宙の車輪に戻ったとき、
ある魂は老いた魂になることを、
あるものは「若い」魂になることを選ぶ。
じっさい、「若い」という経験がなければ、
「老いた」という経験もありえない。」
(p.241)

時がない世界においては、
時とともに老いるという概念もありません。

すべては「選択」なのです。

つまり、意思の問題です。

ニール氏は続けて、
「魂のパートナー」について問います。

神は、次のように答えます。

「あるよ。
だが、あなたが考えているのとはちがうな。
あなたは、
「魂のパートナー」を「自分の半身」だと
ロマンティックに考えている。
だが、人間の魂(つまり、
「個別化」されたわたしの一部)は、
あなたが考えるよりももっと大きい。」
(p.242)

まず、ロマンティックな意味での
ソウルメイトというような概念は
存在しないと否定します。

そして、私たちが考えているより、
魂はもっと大きいのだと言います。

その大きさは、1つの部屋の空気ではなく、
1軒の家全体の空気だ
と比喩的に説明します。

「「魂」は
ひとつのアイデンティティに制限されない。
ダイニングルームという
ひとつの部屋の「空気」ではない。
また、魂のパートナーと呼ばれるような、
個別化された二つの魂に「分裂」もしない。
リビングルームとダイニングルームの
「空気を合わせたようなもの」ではなく、
一軒の邸宅全体をおおう「空気」だ。」
(p.242)

ここで「邸宅」と表現されているものは、
他の人が「類魂」と説明しているものと
ほぼ同じではないかと思います。

つまり、この身体を持った「わたし」が、
1つの個別化された魂ではない
ということなのです。

この「邸宅」がたくさんあるのだ
と神は説明します。

ですから、他の邸宅の空気よりも、
ある邸宅のそれぞれの部屋の空気の方が
もっと身近な感じがするのです。

「たった「ひとつの魂」しかないのだよ。」
(p.242)

この「邸宅」の概念を広げていけば、
最終的に魂は1つになります。

類魂を束ねるもの、
その最大のものが「神」なのです。

「だが、あなたの言う
「個別化」された魂もまた大きく、
たくさんの物質的なかたちを包んだり、
出入りしたりしている。」
(p.242)

つまり「邸宅」も大きく、
たくさんの部屋があるばかりでなく、
1つの部屋も大きいということです。

「あなたの魂が
包んでいる物質的なかたちのなかには、
あなたが思うような
「いま、生きて」いるものがある。
「すでに死んだ」ものもある。
また、「未来」に生きるはずのものもある。」
(p.243)

「時」というものはないので、
過去も未来も含んでいます。

私たちが思っている「個人の魂」という
ここの例では1つの部屋でさえ、
過去世、現世、未来世といういくつもの
身体を包んでいるのです。

「もちろん、
すべてはたったいま起こっているのだが、
時間という道具のおかげで、
あなたがたはそれぞれの経験を、
よりはっきりと感じとることができる。」
(p.243)

私たちは、
この身体のことしか感知できないし、
時間のない世界を理解することもできません。

ですから、
「邸宅」としての魂(類魂)を
完全に理解することはできないのです。

でも、そのお陰で、
この身体にまつわる経験を
順を追ってひとつずつ感じられます。

そしてここで、
ニール氏は質問の答えを見つけます。

「すると、
わたしの魂が「包んで」いる何百もの
物質的な身体(「包む」というのは、
おもしろい言葉ですね)、
それがみんな、
「魂のパートナー」なんですか?」
(p.243)

神は、この方が正確だと答えます。

つまり、同じ邸宅の別の部屋同士が、
「魂のパートナー」だというわけです。

長くなったので、
この話は次回に続きます。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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