私は偉大なる師だと宣言する
- 2018.04.13
- 神との対話③
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第12章の3回目になります。
前回は、自己卑下することは
神を否定することだという話でした。
ニール氏は神を否定するわけではない
と言いながらも、何度も自分を否定します。
自分を否定することは、
神を否定することなのです。
最後に神は、ニール氏に
「わたしは偉大な師である」
と宣言するように言いました。
それによって、
もう神を否定しないということを
証明してみるようにと。
今回は、その続きです。
ニール氏は、
そう宣言することを躊躇します。
だってそうですよね?
偉大な師という実績が
あるわけでもありません。
全世界で売られるこの本で、
そのことを知らしめることになります。
それはさすがに恥ずかしい。
けれども神は、
こっそり宣言したところで力にはならない
とニール氏に言います。
あくまでも、この本で宣言するように
と迫るのです。
「自分自身を宣言しなさいと言ったのは、
まさにここが公の場だからだ。
公の場で言うことが大事なんだよ。
公然たる宣言は、
最も高いかたちのヴィジョンだ。
ほんとうの自分についていだく
最も偉大なヴィジョンの
最も壮大なヴァージョンを生きなさい。
それを生きるには、
まず宣言することから始めなさい。公然と。
それを実現する第一歩は、
そう述べることだ。」
(p.231)
しかしニール氏は、
まだ食い下がります。
自分ができもしてないことを宣言するのは
傲慢だと感じるからです。
こうしてニール氏は神の予言どおりに、
何度も神を否定するのです。
「あなたの最も偉大なヴィジョンとは
わたしだ!
自分の最も偉大な部分を否定すれば、
わたしを否定することになる。」
(p.232)
たとえその最も偉大なヴィジョンが
この相対世界で達成できていなくても、
私たちが神であることに違いはありません。
「私は本来「神」である」
と宣言できないとすれば、
神を否定したことになるのです。
「あなたの知っているお母さんは
良い師だったにしても、
自分自身を否定してはいけない
とは教えなかったようだな。
だが、あなたは、
ひとにそれを教えるのだよ。」
(p.233)
これに対してニール氏は、
できればそうしたいと答えます。
神は、その言い方を正します。
「「したい」と思うのはやめなさい。
「欲しい」と思うことは、
「したい、欲しい」という状態を
宣言するだけのことだ。
あなたはそこにとどまってしまう。
欲しがっている自分のままで。」
(p.233)
これは以前にも、
創造の仕組みのところで出てきた話です。
何かを「したい」「欲しい」と言えば、
「したい」「欲しい」という状況を
創造するだけのことです。
ですから宣言は、
「私は○○である(I am ○○)」
と言うべきなのです。
つまりこれは、
「選択する」ということです。
「そして、
ほんとうの自分を宣言したあなたは、
ほんとうのわたしを宣言しただけだ。
つねにわたしを源として宣言しなさい。
あなた自身を源として宣言しなさい。」
(p.236)
私たちは「ひとつ」です。
私と神は一体です。
ですから、
私が何かであると宣言すれば、
それは神が何かであることと同じなのです。
神であれば、何にでもなれます。
神であれば、
どんな偉大な存在にもなれます。
だから穏やかに、偉ぶらずに、
ただ自分をそういうものとして
宣言すれば良いのです。
それが、そういうものとして、
この相対世界に存在するための
第一歩となります。
前回のメルマガの最後で、
ひすいこたろうさんの例をあげたのは、
まさにそのことを示すためです。
自分に実力があるから、
そうなるための絶対的な方法があるから、
そう宣言するのではありません。
何もないけど、
なれるという自信さえないけど、
そう宣言するのです。
なぜなら、私は神だから。
神であるなら、
そうなれるに違いありません。
それだけが拠り所です。
そして、
そう宣言する(選択する)ことによって、
大いなる創造の力が働き始めます。
そうなるための道が開かれるのです。
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