あなたがたが神を創造している

あなたがたが神を創造している

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第15章の1回目になります。

「自分は何者か、
どんな自分になるかを選択するというのは、
とても重要なことだ。
あなたがたの
経験の色合いを決定するばかりでなく、
わたしの性質を
創造することでもあるからだ。」
(p.310)

これまで何度も言っているように、
私たちの人生の目的は
本当の自分を表現し、経験することです。

日々の生活の中でやっていることは、
どんな自分を選択するのか
という意思決定だけです。

そしてここで神は、
そのことは神の性質を創造することだ
と言います。

「あなたがたはいままでずっと、
神があなたがたを創造したと聞かされてきた。
だが、ここで言っておくが、
あなたがたが神を創造しているのだよ。」
(p.310)

こう言われると驚くかもしれません。

しかし、
そもそも私たちは神と一体なのです。

神が私たちを創造するとは、
言い換えれば私たちが私たち自身を
創造するということです。

そしてそれは、
私たちが神を創造することでもあります。

「一瞬一瞬に神は自らを表現している。
それはあなたがたを通じて行われている。
あなたがたは、
神がどう創造されるかをつねに選択している。
神は決してその選択権を奪わないし、
「間違った」選択をしたからと罰しもしない。
また、
あなたがたを指針なしに放り出しもしないし、
今後も決してそんなことはない。」
(p.310)

私たちは自由に選択できます。

その選択に神が干渉しないのは、
そもそも絶対的な善悪正邪が
存在しないからです。

神は「すべて」ですから、
一方を愛してもう一方を愛さない
なんてことはあり得ません。

愛は無条件なのです。

しかし神は、
私たちを放ったらかすわけではありません。

これまでも、これからも、
そのようなことは決してないと言います。

「あなたがたのなかに、
わが家へ戻るための指針のシステムが
組みこまれている。
そのシステムとは、
つねに最高の選択肢を語りかける声であり、
最も偉大なヴィジョンを教える声だ。
あなたがたはその声に耳を傾け、
ヴィジョンを捨てずにいればいい。」
(p.310)

いわば「良心」のようなものです。

私たちは本能的に、
神に帰る道を選ぼうとします。

ですから、その心の声に耳を傾け、
その指示に従えば良いのです。

神はこれまで、
多くのマスターや本を世に送り、
永遠の真実を知らせようとしてきた
と言います。

この本も、その1つであると。

そして、その真実とは、
「あなたがたとわたしは「ひとつ」である」
ということです。

「いままた、
わたしは神の言葉を伝えるために
メッセンジャーを送る。
その言葉に、
あなたがたは耳を傾けるだろうか?
メッセンジャーの言葉を聞くだろうか?
メッセンジャーのひとりになるだろうか?」
(p.311)

神は、
この「神との対話」シリーズを通じて、
私たちに問いかけています。

それは、その言葉に耳を傾けるかどうか
ということと、
それを伝える者になるかどうか
ということです。

「あなた自身が
自分の最高の考えまで上らないかぎり、
人類が最低の考えから離れるチャンスはない。
考えはあなたを通じて表明される。
あなたは型を創造し、舞台を整え、
人類のつぎのレベルの経験の手本になる。
あなたは生命であり、道である。
世界はあなたに従うだろう。」
(p.311)

この問を突きつけられた自分が、
その決断をする時です。

その決断をしない限り、
人類が最低の考えから離れるチャンスはない、
つまり、決断をすることが人類を救う
ということなのです。

「この問題では、あなたに選択肢はない。
あなたが
自由に選択できない唯一のことがらだ。
それが道だからである。」
(p.311)

進化成長はプロセスであり、
必ずたどる道です。

したがって、
進化成長しないという選択肢はありません。

誰かがその道を先に行けば、
後の人はついてきます。

そしてその「誰か」とは、
「私」でしかないのです。

なぜなら、
「私」がそれを知ったのですから。

「考えることは創造することである。
あなたは創造し、創造したものになる。
何になったかを表現する。
表現--それがあなたの経験である。
経験--それがあなたである。
あなたは何者か--それをあなたは考える。
こうして円環は完成する。」
(p.311)

私たちは、
何かを考えることで自己を創造します。

そして創造された自己として表現し、
それを経験します。

その経験によって、
「これは本当の私か?」と考えます。

そうでないなら、
「何が本当の私か?」を考えます。

こうして、
私たちは進化成長し続けるのです。

自分自身を創造し続けるのです。

「あなたが就いた聖なる仕事は
始まったばかりだ。
いまようやく、
あなたは自分が何をしているかを理解した。
これを自分に知らせたのはあなたであり、
大切だと考えさせたのもあなただ。」
(p.311)

上記の円環こそが、
私たちがやっていることです。

そしてこの理解に導いたのは、
自分自身です。

何のために?

それは、
自分自身を目覚めさせるためです。

「生命は、
概念を経験に変える神の道具(ツール)だ。
あなたにとっても同じことだ。
あなたは経験する神なのだから。
わたしは一瞬ごとに、
自分自身を選択して新たに再創造している。
ほんとうの自分についていだく
最も偉大なヴィジョンの
最も壮大なヴァージョンを選択し、経験する。
わたしがあなたを創造したのは、
あなたがわたしを
再創造できるようにするためである。
これがわたしたちの聖なる仕事である。
これがわたしたちの最も偉大な喜びである。」
(p.312)

わたしたちの仕事は、経験することによって
神を再創造することです。

より本当の自分を追求することは、
最も偉大なヴィジョンで
最も壮大なヴァージョンの自分を
選択するということです。

その選択によって自己を創造し、
自己を経験していきます。

そしてその経験から、
もっと本当の自分を追求するのです。

それが、
私たちがやっている唯一のことであり、
偉大な仕事です。

そして、偉大な喜びなのです。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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