高度に進化した存在の生活

高度に進化した存在の生活

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第20章の3回目になります。

高度に進化した存在(HEB)について、
神はまとめのように語ります。

「彼らは集落で、
あるいは小さなコミュニティで暮らしている。
その集落が
都市や州、国家に組織されることはなく、
お互いに平等に交流している。
政府もないし、法律もない。
議会というか評議会はある。
ふつうは、年長者の議会だ。
あなたがたの言葉で言う、
「共通の合意」と翻訳できるものもある。
それは、つまるところ三つの規範に行き着く。
認識、誠実、責任だ。」
(p.407)

つまり、完全に自律していて、
それでいて和が乱れない状態です。

ですから法で縛る必要もないし、
国家同士で競うことも牽制し合うこともない
というわけです。

最後の「三つの規範」というのは、
要は「ありのままを見て、
何が役に立つかを観察し、
それを選択する」ということになります。

さらに、戦争も紛争もないと言います。

その理由を次のように説明します。

「高度に進化した存在はすべてを分かち合い、
相手が力で奪いとりたいと思っているものは
与えるからだ。
いずれにしても、すべては万人のもので、
「与えた」ものがほんとうに欲しければ、
いつでも創造できることを認識しているから、
そうするのだ。
「所有」とか「損失」という考え方は、
HEBの社会にはない。」
(p.407)

相手が欲しがるものを与え、
自分がそれで損したと思わなければ、
争いにはなりません。

さらに、
物質の奪い合いの紛争だけでなく、
人命の奪い合いも起こらない
と神は言います。

「争いはない。
彼はただ、身体から抜け出す。
文字どおり、身体を相手に置いていく。
それから、そうしたいと思えば
べつの身体を創造するだろう。」
(p.408)

多くの場合、
同じ身体を再創造することはない
と言います。

愛し合う者同士が生み出す子どもとして、
戻ってくることを選ぶのだと。

「高度に進化した社会では、
新しく創造された子供は最も尊重される。
生まれた子供の成長の機会は
比類がないから。」
(p.408)

以前の自分の身体を再創造するより、
子どもとして生まれてくる方が
成長の機会が多いということですね。

そして、
すべては一体だとわかっているから、
生まれてくる子どもを自分のように
大事にし、尊重するのです。

「HEBは、あなたがたの文化で
「死」と呼ばれているものを恐れない。
HEBは自分たちが永遠に生き、
どんなかたちをとるかがちがうだけだ
と知っている。」
(p.408)

HEBは、物質的な身体で
永遠に生きることもできます。

しかし、
何らかの理由で機能しなくなれば、
ただ身体から離れます。

身体を構成する元素はリサイクルされます。

土に還るということです。

HEBはそのことがわかっているので、
死を恐れることもないのです。

先ほど、3つの規範の話がありましたが、
規範と言うからには
違反する可能性がありますよね。

その場合、どうなるのでしょう?

神は、裁判も懲罰もないと言います。

「集団にとって役立たないことは、
個人にとっても役立たない。
それは集団は個人であり、
個人は集団だからであると、
ていねいに説明する。
HEBなら誰でもすぐに、ふつうは若いうちに、
このことを「了解」する。」
(p.409)

つまり、まず規範に反する可能性が
ほとんどないということですね。

しかし、可能性は低くても、
反することをしたらどうなるのでしょう?

「過ちを正すことを認められる。
HEBは三つの規範を使って、
自分が考えたり、言ったり、したことに
関連する結果をすべて認識する。
それから、
その結果をもたらした自分の役割を検討し、
明らかにする。
最後に、
修正、救済あるいは癒しの手段をとることで、
結果に対する責任をとる機会を与えられる。」
(p.409)

過ちは気づきを得るチャンスなのです。

ですから、罰を与えられるのではなく、
気づく機会が提供されます。

これはまるで、死後の世界のようですね。

死後、あの世で私たちは、
これまでの人生を振り返って
あらゆる視点から観察する機会が
与えられます。

それによって私たちは、
次の生でのテーマを決めたりします。

結局、死んでからすることを
生きているうちにしてしまうから、
肉体的に死ぬ必要もなくなるのでしょう。

「HEBの社会には「学校制度」はない。
子供たちに
「ありのまま」と「何が役に立つか」を
思い起こさせるプロセスがあるだけだ。
子供たちは生みの親ではなく
年長者に育てられるが、
必ずしも「両親」と
離ればなれになるわけではない。
両親は好きなだけ子供たちと一緒に
時間を過ごす。」
(p.409 – 410)

学校というように、
決められた場所、時間で、
学ぶことが指定されるような仕組みは
存在しないのです。

子どもたちは自分でカリキュラムを決め、
生きる技能を学んでいきます。

「三つの規範
(規範とするべき「ルール」ではないが、
あなたがたの言葉で言えば、
これがいちばん近いだろう)は、
「子供」の手本になる
「おとな」の行動を通じて--
しみ通るように--身につく。」
(p.410)

先ほどの3つの規範も、
大人の真似をするのです。

大人の生き方が、
そのまま良い手本になっているのですね。

HEBは、
子どもは人の行動を見てまねるものだ
と理解している、と神は言います。

ですから、
子どもたちにさせたくないことを見せる
テレビの前に、何時間も
座らせておこうとは考えないのだと。

それは逆に言うと、
私たちがそういうことをしている
ということです。

それでいながら、
突然に暴れだす子どもたちと番組の関係を
私たちは否定します。

否定するから、
子どもたちに見せていられるのです。

「HEBの社会では、見たとおりを認める。
人間社会では、見たものを否定する者が多い。
彼らはタバコが身体を損なっているのを
観察しながら、そうではないふりをする。」
(p.410)

まさに、そうでしょうね。

タバコの害は明らかになっていますが、
それでも公共の場での喫煙すら
実施することができません。

受動喫煙対策の法案ですら骨抜きにされ、
有効な対策が打てなくなりそうです。

「あなたがたの種の多くは、
否定に生きている。
まわりのひとたちの
痛いほどはっきりした観察を
否定するだけでなく、
自分自身の目で見たことまで否定する。
自分の感情を否定し、
自分自身の真実を否定する。
高度に進化した存在--
あなたがたのなかにもいるが--は、
何も否定しない。
彼らは「ありのまま」を観察する。
「何が役に立つか」をはっきりと見定める。
このシンプルな道具を使えば、
人生はシンプルになる。」
(p.411)

ありのままを観察すること。

そして、何が自分たちの役に立つかを
正しく見定めること。

この2つがHEBと私たちの違いであり、
それが重要なのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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