宇宙のパラダイム

宇宙のパラダイム

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第1章の5回目になります。

前回は、「神聖なる二分法」を説明し、
それを理解することが重要だという話でした。

今回はその続きなのですが、
前にニール氏が
神に対して質問したことを取り上げます。

「さて、ここで、
もっと高い真実のひとつをとりあげようか。
その真実は、さっきの
二つめの質問に対する答えのなかにある。」
(p.28)

さっきの質問というのは、
道路で遊んでいる子どもがいたら、
それを叱る親は子どもを愛しているのか?
それともそれは愛ではないのか?
という質問です。

自分の意志を子どもに押し付けるのは、
愛かどうかという問いですね。

「あなたは、答えを知りたいと言う。
だが、答えを知るという選択をしていない。
選択していないのはわかるね。
なぜか。
答えを知るという経験をしていないからだ。
じつは、あなたは答えを知っている。
前から知っているのだ。
ただ、知るという選択をしていないだけだ。
答えを知らないと信じることを選択している。
だから、答えがわからない。」
(p.29)

これは、1冊目にも書かれていたことです。

私たちは神そのものですから、
すべてが存在しています。

すべての知識があるのです。

ただ、神であることを忘れているので、
知らないことがある
と信じているだけなのです。

では、
「知っていることを知らない」状態から
「知っている」状態になるには
どうすれば良いのでしょう?

「「知っていることを知るためには、
知っているかのように行動する」ことだ。」
(p.31)

つまり、
「知っている」と決めることです。

それを「選択する」と言います。

そうすれば、
もともと知っているのですから、
その知識が与えられるということです。

ここで神は、
これまでのおさらいをします。

「ほとんどのひとは、何かを
(もっとたくさんの時間や金や愛などを)
「もって」いれば、何か
(本を書く、趣味を楽しむ、休暇旅行、
マイホームを買う、人間関係を築くこと)
ができる、そうすれば何かに
(幸せに、安らかに、満ち足りた、
愛情深い人間に)
「なれる」と信じている。
ところが、彼らは
存在--行為--所有という
パラダイムを逆転させている。
じつは宇宙では
「所有」が「存在」にはつながらない。
逆なのだよ。」
(p.31)

何かを持つということが原因で、
何かができるという結果が生じ、
またそれが原因で、
何かになるという結果に至る。

多くの人はそう思っています。

私自身もそうでした。

一生懸命働いてお金を貯めれば、
家や車などが買えて、結婚もできて、
安定した幸せな人生が送れる
と考えていましたから。

しかし神は、
それは違うと言います。

宇宙の法則は、
所有が存在にはつながらないばかりか、
その逆だと言うのです。

「まず、「幸せ」
(あるいは「知っている」「懸命だ」
「優しい」)という状態になりなさい。
その状態から「行為」を始める。
そうすれば、まもなく自分の行為が、
結果として
「所有したい」と思っていたものを
もたらすことに気づくだろう。」
(p.31)

まず、目的である存在になること。

その状態から何かやりたいと感じることを
行うのです。

そうすれば、
自然と所有したいものが手に入る。

これが宇宙のパラダイムだと言います。

「この創造的プロセスを始動させるには
(これはまさに創造のプロセスなのだが)、
自分が「所有」したいものを見つめ、
それが「もてたら」
自分はどう「なる」だろうと考え、
そのとおりになりなさい。
そうすれば、いままでの
存在--行為--所有というパラダイムを
逆転させられる。
パラダイムを正しく使って、
宇宙の創造的な力を働かせることができる。」
(p.31)

つまり、存在が原因で所有は結果である
というのが宇宙のパラダイムです。

そしてそれは、創造のプロセスなのです。

それを意図的に使うには、
まず自分が所有したいものを見つめ、
それを持ったら
どんな状態になるかを想像し、
すぐさまそのような状態を
選べばよいのです。

こうすれば、
宇宙のパラダイムを正しく使って、
思い通りのものを創造できると言います。

神は、この原則を次のように要約します。

「人生で、
しなければならないことは何もない。
問題は、何であるかということだけだ。」
(p.31)

「しなければならない」というのは、
それをしなければ望む状態が得られない
と信じているからですよね?

一生懸命に働かなければ、
安定した幸せが得られない。

私はそう考えていたから、
一生懸命に働くということを
「しなければならない」と考えたのです。

しかし、
宇宙のパラダイムが逆であるなら、
安定した幸せであるために
条件などはないのです。

さっさとそれを選択し、
そうなってしまえばいいのです。

つまり私たちの課題は、
自分が「何であるか」を選択することです。

ここで、マザー・テレサさんのことを
思い出してください。

彼女は、
反戦運動には参加しませんでした。

平和運動なら呼んでくださいと
言われたそうです。

つまり反戦運動とは、
何かに反対し、戦うという
心の状態から生じる行為です。

原因が、何かを否定し、批判・非難し、
戦うというあり方なのですから、
その結果は当然、そういうものになります。

マザー・テレサさんは、
宇宙のパラダイムを
理解しておられたのでしょうね。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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