「どちらか」ではなく「どちらも」

「どちらか」ではなく「どちらも」

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の1回目になります。

前回は、まるで
これでもう終わりかのような最後でしたが、
実はまだ続きます。(笑)

しかもこの章は、
けっこう長かったりします。(笑)

飽きずについてきてくださいね。

ニール氏は、
私たちが本当に危機に瀕しているのか
と改めて神に問います。

神は、その通りだと答えます。

「そして、
その可能性を本気で考えないかぎり、
避けることはできないだろう。
抵抗すれば、相手は強くなる。
しっかりと受けとめたときにだけ、
相手が消える可能性がある。」
(p.415)

これは、前にも言われたことです。

嫌なものを否定したり、
そのことを不安視しいていると、
その対象にエネルギーを送ることになります。

ですから、
その対象は存在し続けるのです。

また神は、
時間と出来事の話を思い出すように
と言います。

「あなたが想像しうるすべての出来事、
想像したすべての出来事は、
永遠の一瞬のなかでは、
たったいま起こっている。」
(p.415)

「それをあなたは、
「現在(present)と呼ぶ。
たしかにそれは「贈り物(present)」だ。
神からあなたへの最も偉大な贈り物だ。
あなたは想像したあらゆる経験のなかから、
いま何を経験するかを選べる。」
(p.415)

本質的には時はないので、
私たちが想像し得るすべての出来事は、
すでに起こっています。

まだ私たちは経験していませんが、
それはすでに起こっているのです。

そのたくさんの起こっている出来事の中から、
私たちはどれかを選びます。

ですから、人類滅亡という出来事を
選ぶことも選ばないこともできるのです。

いずれにせよ、これは幻想です。

私たちの本質は、
決して死ぬことはありませんから。

「あなたは幻想のなかで生きている。
これは壮大なマジックショーなのだ。
あなたは、
トリックを知らないふりをしている。
自分自身が魔法使いなのだがね。
それを思い出すことが大事だ。
そうでないと、
すべてを現実にしてしまうよ。」
(p.415)

この現実は、実際は幻想です。

その幻想を創り出しているのは、
私たち自身です。

それを思い出すこと。

つまり、
自分は創造者(神)だと気づくこと。

そうすることで、
私たちは思い通りの現実を
創造することができるようになるのです。

神は、この現実を幻想だと言いますが、
実際に見て、触れて、嗅いで、聞けるので、
非常に現実的です。

それでも幻想だと言えるのでしょうか?

「あなたは見つめているものを、
ほんとうは「見て」いないことを
忘れないように。」
(p.415)

私たちは、
目に見えるから本当だと思います。

しかし目に見えるというのは、
単に目に入ってきた光を
視覚データに変換して脳に送り、
脳がそれを
再現している(はず)だけのことです。

つまり、
五感で感じたものを脳で知覚したものが、
私たちが「現実」と呼んでいるものなのです。

「その知覚をもとに、
あなたは真実を知ったと思うが、
じつは半分しか知らない。
ほんとうは、あなたが知る真実は
あなたが創造しているのだ。」
(p.416)

このことは、
量子物理学が証明しています。

つまり、対象は観測者の影響を受ける
ということです。

私たちが何かを見る時、
独立して存在する対象からの情報を
純粋に得ているわけではありません。

見る(観測する)ことによって、
対象が変化しているのです。

したがって、今見た対象というのは、
半分は見た人が創造したもの
ということになります。

このことは、
この「神との対話」にも影響します。

つまり、「神との対話」は、
純粋に神から与えられたものではない
ということです。

対話している側、つまりニール氏や、
読む側、つまり私たちの
影響を受けているのです。

このことから、この「神との対話」は
でっち上げだと言っているようなものだ
という指摘が出てくるかもしれません。

これに対して神は、次のように言います。

「そういうひとには、おだやかに、
「思いきった発想をしてごらん」
と言ってやりなさい。
彼らは「どちらか」だと考えている。
だが、「どちらも」と考えたほうが
いいかもしれないよ。」
(p.416)

純粋に神からのメッセージなのか、
それともでっちあげなのか?

相矛盾するものについて、
私たちはどちらかに決めたがります。

しかし神は、
「どちらも」という選択肢があると言います。

これは、
なかなか理解しづらいことだと思います。

「現在の価値観や概念、
理解のなかで考えていては、
神は理解できない。
神を理解したいなら、
すべてを知っているなどと思わずに、
いまは限られたデータしかないことを
認めなければいけない。」
(p.416)

3次元世界で生活する私たちには、
どうしても理解できないことがあります。

時間の概念もそうです。

時間など本当はないのだと説明されても、
なるほどと腑に落ちる人は
ほとんどいないはずです。

なぜなら、
本当に時間がない世界で生きた経験を
記憶していないからです。

時間がある中で生きることが当然の状態で、
時間がない概念を頭で理解できるとしても、
体感することはできませんから。

神についての理解もまた同じ。

その他のことも、同じなのです。

私たちがわかっているのは、
ほんの一部に過ぎません。

「自分の知らないことがある。
そこに気づけば、すべてが変わるだろう。」
(p.417)

この「神との対話」は、
神と対話したと同時に、
ニール氏がでっちあげたものである。

その相矛盾するものが、
実は同じことを指しているのかもしれない。

そこに気づくには、
「自分の知らないことがある」
という考え方をすることです。

「人生はすべてが創造されるプロセスだ。
神はエネルギー--
純粋な、生のエネルギー--で、
それをあなたがたは生命と呼ぶ。
そこに気づけば、新しい真実に目覚める。
神はプロセスである。」
(p.417)

神は、1つの人格ではありません。

神はすべてであり、
すべてが創造されるプロセスなのです。

私たちの人生は、
神そのものの体験です。

このようなことも、
3次元で生きている私たちには
体感することはほとんどできないでしょう。

けれども、頭で理解することはできます。

そんなことがあるかもしれない
と思ってみることもできます。

まずはそこから。

すべて納得しなければ信じない
という態度を改めるところから
始めてみませんか。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
 面白かった、役立ったという方は、
 以下のURLをクリックしてくださいね。

⇒ http://clap.mag2.com/chisouclen?KT180607a

またこちらには、
短い感想を書くこともできます。

励みになりますので、
よろしければコメントをください。

長くなる場合は、このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ●「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

◆本の内容が性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。

そういうテーマを避けて読みたい場合、
参考にしてください。

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย