神はプロセスだ

神はプロセスだ

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第21章の2回目になります。

前回の最後に、
「神はプロセスである」
という話がありました。

このことについて神は、
次のように言います。

「神はプロセスである。
神はひとでも、場所でも、ものでもない。
神は
いつもあなたが感じていたとおりであって、
理解していたとおりじゃない。」
(p.417)

私たちは神の本当の姿を感じていたが、
理解は違っている、と神は言います。

そのことを、次のように説明します。

「あなたはいつも、
神は至高の存在だと感じていた。」
(p.418)

「わたしは存在だ。
「存在」はものではなく、プロセスだろう。
わたしは至高の存在だ。
つまり、至高、それが存在している。」
(p.418)

私たちが神のことを「至高の存在」だ
と感じていたことは正しいのです。

「至高」が「存在」しているのだと。

まだ少しわかりにくいですね。

続けて、こう説明します。

「わたしはプロセスの結果ではない。
プロセス自体だ。
わたしは創造者で、
自分を創造するプロセスだ。
あなたが天と地で見るすべてはわたし、
創造されているわたしだ。」
(p.418)

つまり、「存在している何か」ではなく、
「存在」そのものが神なのです。

「存在」というプロセスです。

私たちが理解しているのは、
神は人格を持った超人だったり、
土地や森や海だったりします。

しかし、私たちが感じていたのは、
「存在」だと言うのですね。

これはちょっとどうかなと思います。

言葉からうまく引き出したな、
と言えなくもありません。

まあでも、
そういう言葉を使っているということは、
そういう感じが気づかないうちに
あったのかもしれませんね。

「創造のプロセスは決して終わらない。
わたしは決して「完了」しない。
言い換えれば、
すべては永遠に変化しつづける。
静止しているものは、何もない。
何も--絶対に何も--
動きを止めることはない。
すべてはエネルギー(energy)であり、
動き(motion)だ。
地球では、
それをまとめて「感情(E-motion)と言うね。
あなたは神の最高の感情だ。」
(p.418)

神はプロセスであり、
それは永遠に完了しません。

生命は永遠なのです。

そして、完了しないプロセスは、
変化し続けるということです。

すべて動き続けるということです。

動き続けるエネルギーです。

それが感情(emotion)なのだ
と神は言います。

ここは、
私にはイマイチよくわかりません。

ただ、
感情は体験することでもありますから、
私たちは体験するため、
つまり感情を味わうために存在しています。

そうであるなら、
動き続けるエネルギー(=神)の
最高傑作が人間なわけですから、
「神の最高の感情」と表現するのも
わからなくもありません。

「あなたが何かを見るとき、
見ているのは
時空に「とどまっている」静止した「何か」
ではない。そうじゃないんだよ!
あなたは出来事を目撃している。
なぜなら、すべては動き、変化し、
回転しているから。」
(p.418)

たとえば夜空の星を見るとき、
それは静止した「星」を見ているのではない
と神は言います。

出来事だと言うのですが、
それはどういう意味でしょうか?

おそらく、
星は常に動いているわけですから、
星の誕生であったり、終焉であったり、
そういう出来事を見ている
ということになるのかと思います。

「神は出来事だ。
あなたがたはその出来事を生命と呼ぶ。
生命はプロセスだ。
そのプロセスは観察できるし、
知ることができるし、予測もできる。
観察すればするほど、知れば知るほど、
予測できるようになる。」
(p.418)

目に見えるのがすべて出来事なら、
神は出来事とも言えます。

神はすべてですから。

そしてそれらは、
観察し、知り、予測できるものだ
と神は言います。

観察と知るはまだしも、
予測できるとはどういう意味でしょうか?

変化は偶然には起きない
ということでしょうか?

もしそうなら、天候も地震も噴火も、
すべて予測できることになります。

HEBは、それらをコントロールできる
という話もありました。

それからすると、
そういうことなのでしょうね。

「唯一、変わらない真実とは、
神はつねに変化するということだ。」
(p.419)

「生命は変化だ。神は生命だ。
したがって、神は変化だ。」
(p.419)

神のことを
「動かない動かし手」
と表現することがありますが、
そうではないということですね。

生命は変化であり、
動かないものはないのです。

このことは、仏陀も見抜いていて、
「諸行無常」と言っています。

では、愛も変化するのでしょうか?

不変であってほしいと思いますが、
神は、神の愛さえ変化すると言います。

「ありのままのあなたがたを愛するには、
ほんとうの自分についての
あなたがたの考えが変化するにつれて、
「愛すべきもの」についてのわたしの考えも
変化しなければならないんだよ。」
(p.419)

神は、私たちの変化に合わせて、
神の愛も変化すると言います。

たとえ私たちが極悪人になろうとも、
それに合わせて神の愛は変化します。

変化することで、
神はどんな人でも愛するのです。

「どんな者でも、
自分なりの世界モデルにてらせば、
何も間違ったことはしていない。
わたしはいつも(always)、
どこの道でも(all ways)
あなたを愛している。
あなたがわたしに
愛されない道(way)などありえない。」
(p.420)

カッコ内の英文は、あまり意味がありません。

英語だと、似た言葉が続いて、
ゴロが良いのでしょう。

ここで神が言ったことは、
以前にも語っています。

価値観は人それぞれであり、
それぞれ自分の価値観にしたがえば
間違ったことはしないのです。

日本では昔から、
「盗人にも三分の理」と言っていますね。

どの価値観が最高だという
絶対的な基準もないのですから、
私たちが選んだ価値観によって、
神が愛したり、愛するのをやめたり
するようなことはないのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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