プロセスを信頼せよ
- 2018.06.12
- 神との対話③
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第21章の4回目になります。
前回の最後に、神はこう言いました。
「あなたがたはプロセスだ。
それぞれの「瞬間」のプロセスの産物、
それがあなたがただ。
あなたがたは創造者であり、被造物だ。」
(p.424)
プロセスとは生命であり、進化であり、
出来事です。
人生そのものと言ってもよいでしょう。
神は、プロセスを信頼せよと言います。
しかしこのプロセスが、
嫌なことばかり持ってくる時、
どうやって信頼すればいいのでしょう?
神はこう言います。
「生命がもってくるものを好きになりなさい!
それをもたらしているのは、
自分自身であることを理解しなさい。
完璧性を見なさい。
あなたが完璧だと思うだけでなく、
すべてに完璧性を見なさい。」
(p.425)
否応なしに好きになれ
ということですね。(笑)
なぜなら、
出来事は自分が創ったものであり、
それそのものが完璧だからです。
たとえ「悪い」と感じることでも、
完璧だということです。
しかし、そうは言われても、
「悪い」と感じる出来事を
「完璧」と見るのは難しいです。
どうすれば、そのような出来事にも
完璧性を見ることができるでしょうか?
「誰もあなたの体験を
創造できるものはいない。
他者はあなたの人生の外的な状況や、
共通の出来事をあなたと一緒に
創り出すことはできる。
だが、どんなことでも
あなたが選択しない体験をさせることは、
誰にもできない。
その意味で、あなたは至高の存在だ。
そして誰も、誰ひとり、あなたに
「こういう存在になりなさい」
と言うことはできない。
世界はある状況を与えることはできるが、
その状況が何を意味するのかを
決めるのはあなた自身だ。」
(p.426)
自分の人生を創造しているのは自分です。
他者は自分と共同で
何かを創るかもしれませんが、
自分の体験は
自分が選んだものだけなのです。
他の誰かによって、
自分の存在が規定されることはありません。
たとえば、
大学入試に失敗したとしましょうか。
試験管はあなたを落とそうと思い、
そうしました。
この出来事は、
試験管とあなたとの共同創造なのです。
(他にも多数いますが、話を簡単にするため
2人だけにしておきます。)
さらにここで、
誰かがあなたを落ち込ませようとしても、
それを受け入れる必要はありません。
試験に落ちたからと言って、
落ち込むかどうかは自分が選べることです。
そういうことからすれば、
「試験に失敗する」という出来事が
自分の体験を決めているわけではない
ということがわかります。
そして、
この出来事を自分が創造したのだとすれば、
何のためにそうしたのか、
という疑問があります。
神は、出来事の意味を決めるのは自分だ、
と別のところで言っています。
私たちがどういう見方を選ぶかによって、
その意味が変わってくるし、
体験が異なるのです。
このように、
自分にとって必要な体験が選べる状況を、
私たちは創造しています。
しかしそこで、
無理にある特定の体験を選ばなくても
良いのです。
私たちには選択肢があり、
その中のどれを選ぼうと自由です。
つまり私たちは常に、
自由に選べる選択肢がありながら、
必要な体験ができる状況を創造している
と言えるかと思います。
このことが「完璧」なのです。
「ずっと前に教えてあげた真実を
思い出してごらん。
重要なもの(物体:matters)は何もない。」
(p.426)
神はこうニール氏に言って、
10年ほど前に幽体離脱した時のことを
思い出させます。
ニール氏は、
その時に思ったことを語ります。
「本質的に
重要なもの(物体:matters)はないんだ、
と思いました。
だが、わたしが出来事に意味をつけ加えて、
重要なもの(物体:matters)に
しているんだ。」
(p.426 – 427)
そして、
その時につかめた創造のプロセスについても、
次のように語ります。
「すべてはエネルギーで、そのエネルギーが
物体(重要なもの:matters)になる
ということです。
つまり、
物質的な「もの」と「出来事」になる。
そう感じたんです。
重要なもの(物体:matters)は何もない、
ということは、わたしが選択しなければ、
何事も重要なもの(物体:matters)には
ならないということだ。」
(p.427)
ニール氏はこのことを、
すでに知っていたのですね。
ただ、この対話まで忘れていただけで。
私たちが意味を与えるということは、
私たちが重要視しなければ、
何事も重要なものにはなりません。
大学入試の失敗も、失恋も、失職も、
大病も、犯罪に巻き込まれることも、
あるいは犯罪を犯すことさえもそうです。
他人の価値観にしたがう必要はなく、
特定の価値観を押し付けられる必要も
ありません。
私たちは、自分で自分の見方を選択し、
自分で意味を与えることができるのです。
「この対話で話したことはすべて、
あなたがすでに知っていたことだ。
わたしが送ったひとやその教えを通じて、
全部前に教えてあげている。
ここには新しいことは何もないし、
あなたが学ばなければならないこともない。
ただ、思い出せばいい。」
(p.427)
これは神がニール氏に語っているのですが、
この本を通じて
私たちに語っていることでもあります。
この本に出合った私たちも、
ここに書かれていることは
すでに知っています。
実際、私もそう思いました。
考えてみれば、
すべて知っていることだったと。
それは、聖書に書かれていたり、
仏陀の教えにあったりしました。
また、日本のことわざにもありました。
真実は何一つ隠されていない
と神は言っています。
まさにその通りです。
すでに語られていたのに、
私たちが受け入れていなかっただけなのです。
深く考えてみようと
してなかっただけなのです。
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