この世は学校ではない(続き) 【総集編】

この世は学校ではない(続き) 【総集編】

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい!」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。

今日はその2回目です。

前回は、
「この世は何のためにあるのか?」とか、
「私たちは何のために生きるのか?」という
この世の人生の目的について
いろいろな見方を紹介しました。

その中で、学校説や修行場説は、
「なぜ学んだり修行する必要があるのか?」
という問いに答えられないと言いました。

考えてみれば当然で、
完全無欠の神が創った人間が、
未熟な状態で生まれてくる理由が
ないからです。

それから、
私が入信していた宗教の教義で、
「神を喜ばせること」
という目的も紹介しました。

しかしこれも、
神との信頼関係がない時は目的になりえず、
破綻すると説明しました。

一方、この「神との対話」は、
「体験すること」が目的という
ちょっとピントがずれたような答えです。

しかし、このことを深く知れば知るほど、
この考え方の素晴らしさに感動するのです。

ではさっそく、
前回の続きに入ります。

この答えは、
他の概念からも補強されることで、
揺るがない概念になっていきます。

たとえば、「私たちはひとつのもの」
という概念もそうです。

この世に存在するのは、
「存在のすべて」という
「ひとつ」の存在です。

それを「神」とか「生命」とか
「宇宙」と呼びます。

それが「ひとつのもの」であれば、
他人は存在しません。

他人が存在しないのであれば、
喜ばせる「相手」というのも
本質的には存在しません。

そしてこの「ひとつのもの」は、
「ひとつ」であるが故に体験できないのです。

体験するとは、
他のものとの比較して感じる感情だからです。

そこで「ひとつのもの」は、
体験するために自らを分割し、
相対的な世界を創り出した。

そこに自らの分身を送り出すことで、
体験できる仕組みを創ったのです。

そうするとこの世は、
私が体験したくて創った私の為の世界であり、
私はそれを楽しんでいる(はずだ)
ということになります。

そうすると、私は
誰にも不満をぶちまけることができません。

だって、これを創ったのは私であり、
私がそうしたくて創り、
私が楽しんでいるのですから。

もはや言い訳無用の理由ですね。(笑)

そこには、学ばされているとか、
修行させられているという概念は、
入る余地がありません。

さらに、
学ぶことも修行することも不要だ
と神は言っています。

なぜなら私たちは、
もともと完璧な魂であり、
それは全知全能の神なのですから。

ではどうして、
あたかも修行しているかのように
感じるのでしょう?

どうして成長しようとし、
それが推奨されるのでしょう?

それは、
「成長」が組み込まれているからです。

ただし、
「進化成長」は「プロセス」であり、
自然と起こると言っています。

「あなたがたは闘いに負けるはずがない。
失敗するはずがない。
だから、闘いというよりは、
単なるプロセスと言うべきだ。
(中略)
プロセスの進行は闘いではない。
身をゆだねていれば、
いずれ勝利が得られる。」
(p.74)

努力して成長しなければならない
というようなものではないのです。

これも、魂の目的に照らせば明らかです。

魂は、「神ではない存在」から始まって、
様々なルートを通りながら「神」に戻る
というプロセスを進んでいます。

いわば「人生ゲーム」のようなものです。

「このゲームに負けることはない、
そういうことだ。間違うことはない。
それは計画に入っていない。
あなたがたがめざしているところへ
行き着かないことはありえない。
神があなたがたの目標でよかったね。
神は大きいから、
目標から外れたりはしないよ。」
(p.121)

サイコロを振り続けていれば、
いつかは上がります。

したがって、
負ける(上がれない)ということは
あり得ません。

また、その過程において、
「神でない存在」から「神」までの、
様々な自分を体験することが
このゲームの目的です。

早く成長して
上がることが目的ではありません。

ですから、過程を楽しめばよいのです。

では、単にのほほーんと生きていれば、
それで良いのでしょうか?

どうも、そうでもなさそうです。

「あなたがたが
真実だと思っている価値判断のなかで、
体験にもとづいたものはごくわずかしかない。
あなたがたは体験するために
この世に生まれ、その体験を通じて
自分を創りあげるはずだった。ところが、
他人の体験から自分を創りあげている。
罪というものがるとすれば、
これがそうだろう。
他人の体験で自分を創りあげてしまうことだ。
それが、
あなたがたが犯してきた「罪」である。
ひとりひとりが犯してきた罪だ。」
(p.88 – 89)

体験することが目的なのですから、
体験しないことがいわば「罪」になります。

体験しないとは、
他人の考え方をうのみにして生きる
ということです。

他人の考え方を追って行けば、
行き着く先は誰かの体験になります。

つまり、他人の体験で
自分の人生を生きることになるのです。

進化成長は自然に起こりますが、
自分で体験するということは
意識的にやらなくてはなりません。

なぜなら、無意識に生きていると、
つい他人の考え方を受け入れ、
自分の考え方であるかのように
錯覚してしまうからです。

そして自分が体験したとしても、
その体験に耳を貸さずに、
他人から得た考え方を優先するからです。

これでは、
自分としての体験ができませんからね。

「神との対話」では、
この意識的に生きる(自分の体験をする)
ということを重視しています。

それもこれも、
この世は学校や修行場などではなく、
体験の場だからなのです。

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