義務も制約もない 【総集編】

義務も制約もない 【総集編】

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

すでに全体の解説が終わっていますが、
私が「これはすごい!」と感じた点を
ピックアップして解説したいと思います。

今日はその16回目です。

「神との対話」を読んで驚いたことに、
私たちは完全な自由だということがあります。

今でこそ「そうだ」と疑いなく思えますが、
最初はそうは思えませんでした。

なぜなら私が、
ルールを必要とする人間だったからです。

今回は、そのことを書きたいと思います。

神は人間関係において、
義務はないと宣言します。

「あなたには義務はない、それが答えだ。
人間関係においても、人生においても、
義務はない。」
(p.181)

「義務はない。
制約も制限もないし、指針もルールもない。
あなたは
どんな環境や状況にもしばられないし、
どんな規範や法律にも拘束されない。
また、どんな違反をしても罰せられないし、
違反する可能性もない。
神の目には「違反」などということはない。」
(p.182)

すぐには信じられませんよね。

憲法にも勤労の義務が定められています。

権利を主張するなら、
まず義務をまっとうせよ
というのが私たちの常識です。

それなのに神は、
義務はないと明言します。

まあたしかに、
神のいる絶対的世界では
そういうものかもしれません。

しかし、
私たちが暮らす相対的な世界では、
そうはいかないんですよ。

法律は守らなければいけないし、
マナーとか常識も
良い市民であろうとすれば
守る必要性があります。

さらに組織で快適に過ごすには、
「空気を読む」ことさえ求められます。

だから私は、
ルールを明確にするよう求めたのです。

ルールが明確なら、
それに従えばいいだけですから。

迷う必要がありません。

それを権力者の気分で基準を変えられたら
たまったものじゃありませんよ。

だから、ルールを明確にし、
それに従うことが「上手く行く」ために
必要なことだと思っていました。

しかし神は、
そうではない見方を示します。

ルールがなくても上手く行くと言うのです。

「うまくいかないはずがない。
あなたが
自分自身を創造するという仕事に励むなら。
いっぽう、
他人の期待に応えるのが務めだと思うなら、
ルールも指針もないために
むずかしくなるかもしれない。」
(p.182)

つまり、
ルールを守らないことで上手く行かないのは、
他人の期待に応えることが
自分の務めだと考えているからだ
と言うのですね。

もし自分の務めが、
自分自身を創造することだと考えるなら、
ルールに従う必要性を感じないのです。

もちろんそれでルールを破れば、
批判する人が出てくるでしょう。

法律を犯せば、罰則も待っています。

それでも、
そうすることが自分らしいと思えば、
批判も刑罰も喜んで受けるものになります。

まさにこの見方こそが、
価値観の大転換のポイントになります。

だから神はこう言うのです。

「人生を、あなたは
「宗教的なアナーキズム」だと言う。
だが、わたしは神の偉大な約束と呼ぶ。
この約束によってのみ、
神の偉大な計画が完成するからだ。
他との関係で、
あなたには何の義務もない。
ただ機会があるだけだ。」
(p.185)

人生とは、
私たちが自分で望む体験をする場だとすれば、
自由に選択できる必要があります。

義務だと考えれば、
自分らしさを発揮することはできません。

しかし機会だと考えれば、
私たちには無限の可能性があるのです。

「自分も相手も、
同じ目的をもっていることを確認しなさい。
お互いが、人間関係の目的は義務ではなく
機会を創り出すことだと考えれば、
成長し、自分を充分に表現し、
人生をできるだけ高い位置に引きあげ、
自分自身にいだく間違った考えや
卑小な考えを癒し、
最後には二人の魂の合体を通じて、
神とひとつになるための
機会を創り出すことだと確信すれば--
そしてあなたが、
これまでのような誓いではなく、
そういうことを誓えば--
人間関係はとても良くなる。
正しい一歩を踏み出すことができる。
非常にすばらしい出発点になる。」
(p.189)

一生を添い遂げるという結婚に
憧れる人は多いでしょう。

長く続く人間関係を築くことが
成功(正しいこと)だと思っているからです。

しかし、そう考えている限り、
相手の期待に応える義務を感じます。

そして、自分らしさを発揮できなくなり、
本当の意味で人間関係を生かせなくなります。

それでは、せっかくの人間関係を
無駄にすることになってしまいます。

相手が機嫌を損ねて関係が壊れるとしても、
私たちは自分を失ってはならないのです。

また長くなったので、
この話は次回に続きます。

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