ステップ1:神を知ること

ステップ1:神を知ること

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第5章の1回目です。

前回、神は、神と友情を結ぶための
「七つのステップ」を示しました。

今回から、
その内容を詳細に説明する形になります。

まずは1番目の「神を知ること」です。

神のことを親しく知るためには、
「意志」が必要だと神は言います。

「真の意志をもたなければいけない。
わたしが見つかると
期待したところだけではなく、
見つかったところにわたしを見ることだ。
どこであれ、わたしが見つかったところに、
わたしを見なければいけない。
そして、わたしを見たところで、
わたしを見つけなければいけない。」
(上 p.82 – 83)

しつこいくらいに、
見ること、見つけることの重要性を
神は説きます。

しかし、
いまいちわかりづらい表現ですね。

神はこの意味を、
次のように説明します。

「多くの人びとは、わたしを見ても、見ない。
「ウォーリーを探せ」のようなものだ。
わたしを見ているのに、見つけられない。」
(上 p.83)

つまり、見ているのに見えてないのです。

これはよくありますね。

心理学の実験でも、
目を閉じさせて「赤い」何かがあったか
言わせるものがあります。

目を開けてみると、
あちこちに見つかります。

それまでも見ていたはずなのに、
意識していないから見えていなかったのです。

では、これまで見えていなかった神を、
どうすれば見えるようになるのでしょう?

神はその方法を示します。

「まず、わたしが存在する
と信じなければいけない。
神を知る道具(ツール)として、
意志より先に信念がある。
知るべき神があることを
信じなくてはならない。」
(上 p.83)

神が存在すると信じていなければ、
神を見ようとはしません。

そこに何かあると信じているから、
それが何かと探す(見る)気になります。

見るという意志の前に、
そこに何か(神)が存在すると
信じることが重要なのです。

けれども世界的には、
神を信じる人が多いでしょう。

それでも神は、
この「信じる」ことが重要な点を
次のように言います。

「しかし、
問題はわたしを信じるかどうかではなく、
わたしについて何を信じるか、だ。」
(上 p.84)

ただ神を信じていればいいのではなく、
神についての何を信じるかが重要だ
と神は言います。

それはすなわち、
本当の神について信じていなければ、
本当の神を見ることができないからです。

そこで、その例を挙げます。

「まずひとつ、あなたがたは
わたしが知られたくないと思っている
と信じている。
なかには、わたしの名を口にすることすら、
はばかられると信じている者もいる。」
(上 p.84)

これは、一神教についての知識がないと、
日本人には理解しづらいかもしれません。

神の名を口にするのは恐れ多いことだ、
と考える教義があるのです。

あるいは、
正しい名で呼ばなければいけないとか。

日本でも、そういう考え方はあります。

だから高貴な人を直接呼ばず、
「御前(ごぜん)」などと呼びました。

「御前(おまえ)」というのは、
もともと非常に相手を尊ぶ呼び方なのです。

「貴様(きさま)」もそうですけどね。

このように、
あまりに尊い神をどう呼ぶかは、
多くの宗教にとって重要なのです。

そして、
それを神が望んでいると信じている。

それは間違いであると神は指摘します。

「だが、エホヴァと呼ぼうが、
ヤーウェ、ゴッド、アラーと呼ぼうが、
チャーリーと呼ぼうが、
わたしはわたしとして変わりなく存在するし、
間違った名前で呼ばれたからといって、
あなたがたを愛するのをやめたりもしない。
だから、わたしを何と呼ぶかで争うのは、
やめればいい。」
(上 p.84)

もちろん「チャーリー」は冗談ですよ。

誰もそんな名で神を呼んではいません。

しかし神は、
チャーリーと呼ばれたってかまわない
と言っているのです。

神について、
名前を呼び間違えたら怒ると信じていたら、
愛の神を見ることはできません。

つまり、
人は自分が信じているものを見るからです。

こんな話を聞いたことがあるでしょう。

ある旅人がある街に来た時、
守衛に尋ねました。

「ここの街の人たちはどんな人たちですか?」

守衛は逆に旅人に尋ねました。

「あなたが住んでいた街の人たちは、
どのような人たちでしたか?」

旅人は答えます。

「それはひどい人たちでしたよ。
強欲で嘘つきで、冷たい人ばかりでした。
だから私は、そこを出てきたのです。」

すると守衛は悲しそうに言いました。

「それは残念でしたね。
実はこの街の人たちも同じで、
強欲で嘘つきで冷たい人ばかりです。」

それを聞いた旅人は、
意気消沈してその街を離れたのです。

この話には続きがあり、
次にまた別の旅人がやってきます。

旅人と守衛は同じやり取りをしますが、
1つだけ違っていました。

それは旅人が、
前に住んでいた街の人々が
とても素晴らしい人たちだった
と答えたことです。

守衛は、
この街の人々も同じだと答えます。

この街の人々が
入れ替わったわけではありません。

ただ、その人が信じたことを見る、
ということなのです。

「だから神を信じることも必要だが、
神について何を信じるかも大切なんだよ。」
(上 p.84)

怒りの神を信じていれば、
怒りの神が見えるでしょう。

愛の神を信じなければ、
愛の神は見えてきません。

本当の神を信じていなければ、
本当の神は見えないのです。

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