関係は終わらない
- 2018.09.12
- 神との友情・上下
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。
今回は第8章の9回目です。
この章では、神と友情を結ぶための
「七つのステップ」の3番目、
「神を愛すること」について書いています。
前回は、
愛の消火剤としての
「必要性」「期待」「嫉妬」の中の
「嫉妬」についての話でした。
浮気に対してどう判断するかは、
私たちの自由において行うべきだ
ということです。
私たちの本質が自由だからですね。
今回は、その続きになります。
愛する人たちが、
自分の価値観では「悪い」ことをしている時、
神は自分の真実を告げよと言いました。
これは、なかなか怖いことです。
苦言を呈することで、
愛する人たちから嫌われるかもしれない
と思うからです。
愛する人たちから好かれることを、
無意識に必要としているのですね。
「誰かを必要としなければしないほど、
そのひとたちを愛せるようになるよ。」
(上 p.217)
愛しているけれども必要としない。
そうすれば、
もっと愛せると神は言うのです。
そうは言われても、
なかなか難しいようにも思えますが、
神はこう言います。
「相手が与えてくれるものゆえにではなく、
相手そのものを愛すればいい。」
(上 p.217)
相手が何かを
与えてくれるかくれないかに関係なく、
相手そのものを愛する。
つまり、相手の自由にさせておいて、
自分は相手を愛するということです。
「全面的な自由を認めるということは、
相手にどんな制約も課さない
という意味だよ。」
(上 p.218)
しかしそれでは、
相手は好き勝手にして、
自分だけが義務を負うことになりはしないか
とニール氏は心配します。
そこで神はこう言います。
「相手に制約を課すのではなく、
自分自身に制約を課すのだ。
自分がどんな経験を選ぶかを
制限するのであって、
相手に認める経験を制限するのではない。
この制限は自発的なものだから、
本来の意味では制限ではない。
それは、
自分が何者であるかという宣言だ。
創造だ。定義だよ。」
(上 p.218)
自分自身への制約は、
自分の主体的な選択になります。
それは自分で自分を定義することであり、
自分自身の創造なのです。
ここで神は、自由についてまた語ります。
「愛は自由以外の何も知らない。
魂もそうだ。神もそうだ。
これらの言葉は入れ替えることができる。
愛--自由--魂--神。」
(上 p.218)
「神は愛である」とよく言いますが、
これは「神が愛情深い」
という意味ではありません。
「神=愛」なのです。
したがってここで言っているのは、
「神=魂=自由=愛」です。
このことを、
じっくり考えてみてほしいと思います。
「あなたは現在というすべての瞬間に、
自由に自分を宣言できる。
実際にそうしているのに、
気づいていないだけだ。
だが、誰かが何者であるか、
何者であるべきかを宣言する自由はない。」
(上 p.218)
私たちの自由は、
私たち自身に対してのみ及びます。
他の人には他の人の自由があるのです。
「幸せであるためには、
こうあるべきだと思う
心地よい安らかな気持ちでいるためには、
相手の愛を独占する必要がある、
自分はそういう人間だ、
と宣言したいなら、そう言うのは自由だ。」
(上 p.218)
上記の「こうあるべきだと思う」の後には、
読点(、)が必要だと思いますが、
原本に入っていないので、
改行だけにしておきます。
ここで言っているのは、
相手を規定したがっている自分というものを
自由に選択することは可能だ
ということです。
相手の愛を独占したい自分だと宣言し、
そう行動することはできます。
「だが、言っておくが、
自分自身についての宣言を
相手への嫉妬に転換するなら、
あるいは相手の友人や仕事や趣味や
ほかの関心への嫉妬に転換するなら、
その嫉妬はあなたの愛を終わらせるし、
相手のあなたへの愛も
きっと終わってしまう。」
(上 p.219)
自分がどう自分を定義しようと自由ですが、
それによって嫉妬を抱くのであれば、
自分の愛も、相手の自分に対する愛も、
終わるだろうと神は言います。
これは、想像してみればわかりますよね?
嫉妬によって相手の愛を
取り戻すことはほとんどありません。
また、嫉妬している自分は、
相手を本当には愛していないのです。
私たちは、嫉妬しないでもいい自分を
選ぶことも可能です。
神はこう言います。
「自分が何者であるか、
どんな人生を選ぶかを、
単純に愛をこめて示すだけだ。
相手への愛は続く。
あなたが愛と情熱をこめて
お互いの相違と取り組もうとも、
その相違のせいで
相手との関係がどんなに変化しようとも、
相手への愛は変わらない。」
(上 p.219)
相手がどうであるか、
どう反応するかに関係なく、
自分は愛を選択することができます。
相手が自分を嫌おうとも、
愛は続くのです。
「相手との関係を変化させるために、
関係を終わらせる必要はない。」
(上 p.219)
相手が自分を嫌ったからと言って、
2人の関係が終わることはないし、
終わらせる必要もないと神は言います。
その理由を、次のように説明します。
「だいいち、関係は終わらない。
変化するだけだ。
あなたはつねに、
すべてのひとと関係をもっている。
問題は、関係をもつかどうかではなく、
どんな関係にするかということだ。」
(上 p.219)
つまり、
魂同士の関係が切れることはないのです。
考えてみれば当たり前ですね。
だって、私たちは「ひとつ」ですから。
このことを、
身体を持った三次元の私たちと考えると、
うまく適用できないでしょう。
恋人と別れることはあります。
その後、
二度と会えないこともあるでしょう。
ですから私たちは、この世のものとして
自分自身を見るのではなく、
魂としての自分を自覚する必要があるのです。
それが、
この「神との対話」シリーズを通じて、
神が言っていることです。
これが、意識的に生きるということです。
そのことによって、覚醒が起こります。
世界を変化させることになります。
だから、目に見える相手との関係は、
どう変わっても気にする必要はないのです。
安心して相手に任せ、
自分は自分らしく愛する生き方を選ぶ。
それが、今、
私たちに求められています。
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