幻想の目的を理解する
- 2019.01.04
- 神とひとつになること
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神とひとつになること」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第13章の1回目です。
「当惑に終止符を打ち、
幻想を幻想として見抜く方法がある。
それが、幻想を活用する方法だ。」
(p.130)
幻想を見抜く方法として、
また別の方法があると神は言います。
その方法とは、
幻想を活用することだと。
「幻想を簡単に操作できるとわかれば、
幻想はそう現実的ではなくなるだろう。」
(p.130)
たしかに、幻想が簡単に操作できるなら、
幻想にとらわれることはないでしょうね。
しかし、そんなに簡単に
幻想を操作できるでしょうか?
「だが、
人間は毎日意識的に幻想をつくり出し、
そのなかで生きている。」
(p.130)
神はたとえとして、
遅刻しないように時計を
15分進めておく人を取り上げます。
たしかに、こういうことをやりますね。
自分自身を騙すためです。
時々、自分で進めておいたことを忘れて、
びっくりすることもありますが。
「時計が示している時刻は幻想だ。
自分がつくり出した時刻だ
と知っているひとは、時計を見ても、
ゆったりとあわてずにいられる。」
(p.130)
本当はまだ15分余裕がある
とわかっているからです。
だからゆったりとあわてずに
気分良く落ち着いて作業を進められます。
「幻想が現実でないことを
理解しているからだ。」
(p.130)
まさにそういうことですね。
この例にあるように、
自分で幻想を創り出し、
それを幻想だと知っていれば
人生に役立てることができます。
「幻想を幻想として認識し、
幻想として生きるときだけ、
究極の現実の体験への導きになる。
そのとき、創造者の目的に役立つ。」
(p.131)
幻想は、幻想を創った人の目的に
役立てるためにあるのです。
ですから、幻想を幻想として
認識することが重要なのです。
「幻想を活用する方法は、
幻想を幻想だと知ることであり、
幻想だと知る方法は
それを活用することである。」
(p.131)
時計の針を進める例のように、
自分の目的のために幻想を活用すれば、
幻想だと知ることができます。
逆に幻想を知ることは、
幻想を活用することになるのです。
そこで神は、
まず幻想を否定することから
始めるようにと言います。
「まず、幻想は現実と何の関係もない
と否定するところから始まる。」
(p.131)
「まわりを見て、こう宣言すればいい--
わたしの世界のいっさいは現実ではない。」
(p.131)
目に見えるものすべて、
これは現実ではないと宣言するのです。
「あなたが見ているもののいっさいは
現実ではない。」
(p.132)
常に自分に対してそう言い聞かせ、
幻想であることを思い出すようにする。
そうすれば、
幻想を幻想と見抜くことができ、
活用できるようになるのですね。
ただ、
この地上での経験が見せかけだとなると、
がっかりするかもしれません。
価値がないもののように感じられるからです。
しかし神は、そうではないと言います。
「物質的領域の人生(life:生命)は
輝かしく、その目的は
ほんとうの自分に気づき、宣言し、表現し、
実現することを通じて
あなたがたに幸せをもたらすことにある。
だから、あなたがたが創造した
すばらしい世界に出ていき、
自分自身にいだく
最も輝かしい考えについての非凡な宣言と
驚くべき経験として、人生を生きなさい。」
(p.132)
私たちが創造しているのは、
自分の人生という幻想です。
しかしその幻想によって、
本当の自分に気付いて、
幸せを感じることができるのです。
ですから神は、
そのように人生を生きるようにと言うのです。
「すべての行為は
自己を定義する行為であることを
忘れないように。」
(p.132)
私たちは、思考、言葉、行為によって、
人生を創造しています。
自分自身を定義し、再創造しているのです。
「今日していることを見てごらん。
それは、あなたが選んだあなた自身だろうか?
今日考えることを見てごらん。
それは、
あなたが創造したいと思うことだろうか?
今日言うことを見てごらん。
それは、あなたが望むあなただろうか?」
(p.132 – 133)
そういう目で見たことがあったでしょうか?
神は、そういう目で自分の
思考、言葉、行為を見るようにと言います。
「あなたの人生の一瞬一瞬は
すべて聖なる瞬間であり、創造の瞬間だ。」
(p.133)
私たちは、ただ創造しているだけなのです。
創造しては、それを体験している。
それが、私たちがしていることなのです。
「これが<マスター>への旅だ。
自分自身が築きあげた悪夢から脱して、
未来の人生がそうであったはずの
すばらしい夢へと導いてくれる旅だ。
創造者との出会いに
導いてくれる旅なのだ。」
(p.133)
これが進化のプロセスである
私たちの人生です。
その人生の旅の途上に
私たちは今、いるのです。
これまでは、
犠牲者として生きてきたかもしれません。
しかし神はここで、
責任者として生きてみてはどうか
と手を差し伸べているのです。
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