深く知れば幻想を捨てられる
- 2019.01.14
- 神とひとつになること
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神とひとつになること」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第15章の4回目です。
前回は、
必要性という幻想を活用する方法が
詳細に語られました。
その幻想によって、
必要性はないという究極の現実を
体験することができるのです。
死ぬ瞬間にはもちろんですが、
その前でも執着を捨てれば、
真の自分を知ることができると神は言います。
執着を捨てるには
必要性という幻想から離れることだと。
そしてそのためには、
生命と死についてもっと深く知ることだと
神は説明しました。
今回は、その続きになります。
「神なしで死ぬことは
ありえないだけでなく、
神なしで生きることもありえないのだから。
なぜなら、わたしがあなたであり、
あなたがわたしで、
わたしたちのあいだに分裂はないからだ。」
(p.151)
「わたしは神であり、
存在するすべてである。
あなたがたは存在するすべての一部だから、
わたしはあなたがたである。
あなたがたのなかに、わたしでない者はない。
存在するすべてが
つねにあなたがたとともにあるなら、
あなたがたに必要なものは何もない。
これがあなたがたの真実である。」
(p.151)
深く知るようにということで、
神はこのように繰り返して言います。
そうすれば私たちは、
必要性という幻想から離れられるからです。
「そこに不安はなくなる。
不安がないというのは、
それ自体が祝福である。
不安がなければ、恐れるものは何もない。」
(p.151)
不安というのは強い感情で、
強い感情は対象を引き寄せます。
つまり、そういう幻想を創造するのです。
だから、不安がないというそのものが
祝福なのですね。
「不安なしに生きるには、
人生の(life:生命の)帰結は
すべて完璧だと知ることだ。
あなたがたが最も恐れている帰結、
つまり死でさえも。」
(p.152)
これまでにも神は常に、
完璧であるということを知るように
と言ってきました。
目に見える現象がどうであれ、
それはそれで完璧なのだと。
死でさえ完璧だと理解すれば、
不安はなくなります。
「自分の人生を(life:生命を)見つめれば、
つぎの瞬間に達するために必要なもの、
そして、いまここにいるあなたに
到達するために必要だったものはすべて、
いつももっていたとわかるだろう。
その証拠は、いまここにあなたがいることだ。
ほかに何も必要でなかったことは明らかだ。」
(p.152)
瞬間、瞬間に切って考えてみれば、
必要なものは常にあったのです。
だから、その瞬間の積み重ねの結果、
今の自分が存在しています。
つまり、私たちはこれまで、
必要なものがなかった瞬間は
一度もなかったということが事実なのです。
それはつまり、
すべての瞬間は完璧だった
ということになるのではないでしょうか。
「すべては完璧な結果になるから
恐れることは何もないとわかれば、
それまでは恐ろしいと思っていたことに
まったく違った光があたる。
闇ではなく、光のなかにあると見えてくる。
あなたは不安を
「冒険」と呼ぶようになるだろう。」
(p.152)
これまで不安は、
あってはならないことと捉えていました。
そんなことが起こったら、
とんでもないことになると感じたのです。
ですから萎縮してしまい、
動き出せずにいたのです。
けれども、
すべてが完璧な結果になるのであれば、
不安は幻想だとわかります。
私たちは常に、光の中にいるのです。
ジェットコースターを楽しむように、
お化け屋敷を楽しむように、
それは冒険であり、遊びになるのです。
「この組み替えによって、
人生はがらりと変わる。
あなたは不安なしに生き、
本来そのために創られた栄光を
経験するだろう。」
(p.152 – 153)
不安が幻想だとわかった瞬間から、
人生は喜びになります。
そしてその中で、
私たちは自分を拡大していくことを
楽しむようになるのです。
「必要性という幻想を幻想と見抜けば、
幻想を本来の目的に使うことができる。
栄光を体験し、真の自分を知る
道具(ツール)として使える。」
(p.153)
必要性が幻想だとわかれば、
私たちの不安は消えます。
そうした時、
その幻想を道具として
使えるようになるのです。
「たとえば身体が必要だという幻想を使えば、
あなたはそれを守り、大切にして、
濫用するまいと思うだろう。
そうすれば身体はさらに大きな栄光という
本来の目的のために使える。」
(p.153)
必要だと感じれば、
それを大切にしようという気持ちになります。
そしてそれを大切に扱えば、
その対象は私たちの役に立つのです。
「幻想を現実と信じてしまうと、
幻想を注意深く利用するための用心が
不安に変わり、幻想にしがみつくことになる。
愛が所有になり、所有が強迫観念になる。
あなたは
執着(attachment)の罠におちいる。」
(p.153)
しかし、その必要性を真実だと思うと、
そこにしがみついてしまいます。
それを失わないようにしたくて、
自分らしくない自分になるのです。
「内側へ入っていかなければ、
手ぶらで出て行かなければならない。
「どうしてわたしはこのひとを、場所を、
ものを必要だと思うのだろう?」という
疑問の答えを見つけられるのは、
あなたの内側だけだ。
じつは必要ないことを思い出せるのは、
内側でだけだ。」
(p.154)
幻想を幻想と見抜かなければ、
幻想を活用することはできません。
そのポイントは、
私たちの内側にあると神は言います。
「なぜ必要と思うのか?」という問いは、
自分の内側に対して発すべきものなのです。
「あなたが見いだすのは、真の自分である。
最初の幻想を利用して、何も必要とせず、
すべての必要性が満たされている
聖なる存在としての自分を体験する。」
(p.154)
自分の内側に探して見つかるのは
真の自分です。
真の自分とは、
何も必要としない自分です。
こうして私たちは、
真の自分になれるのですね。
神は、
次のことを覚えておくようにと言います。
「--あなたは、
ほんとうの自分自身になれる。」
(p.154)
私たちは、必要性という幻想を利用して、
本当の自分自身になれるのです。
そのことを神は、
約束してくれているのです。
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