意識的に幻想を利用しなさい

意識的に幻想を利用しなさい

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神とひとつになること」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第15章の14回目です。

私たちは、無知という幻想を使って、
相対的な場を創造している
と神は言います。

「無知という幻想を使い、
その幻想を生きるのではなく利用すれば、
あなたはまだ自分が知らないこと
(思い出していないこと)があると認め、
受け入れ、その謙虚さによって
慎ましい存在から抜け出て、
もっと多くを理解し、もっと多くを思い出し、
もっと多くに目覚める。」
(p.188)

「あなたは幻想を利用して、
部分的な関係性の場を
創造しているに過ぎないことを思い出す。
 真の自分を概念として知るのではなく
経験するため、
真の自分の無数の側面のひとつを知るために、
その相対的な関係性の場をつくっているのだ
と思い出す。」
(p.188)

私たちは、
神のすべてを体験的に知るために、
この相対的な世界を創造しました。

絶対的な世界では、
体験的に知ることができなかったからです。

そのことは、
すでに1冊目の本に書かれていましたよね。

「もちろん、あなたがたには、
自分ではなくなることなどできない。
あなたがたはもともと、神の子供、
「純粋な、創造的ないのち」なのだから。
そこで、あなたがたは次善の方法をとった。
自分がほんとうは何者であるかを
忘れたのだ。」
(「神との対話」 p.46)

このシリーズで
一貫して語られていることです。

これまでにも書かれているように、
幻想を利用することによって、
真の自分ではないものを体験できます。

その経験があるからこそ、
次に真の自分を思い出し、
真の自分を体験できるのです。

物乞いに出会うのは、
愛を経験するためです。

自分には不足はなく、
与えることができる豊かさがあることを
体験するためです。

「だが気をつけることだ。
気をつけていないと、
通りの物乞いや電話をかけてきた親戚が、
どうしてあなたの人生とかかわったのか
わからなくなる。
あなた自身が彼らを人生に招き入れたのだ
ということを忘れる。」
(p.189 – 190)

気をつけていないと、
容易に犠牲者になってしまいます。

本当は自分が原因なのに、
原因が相手にあると思ってしまうのです。

「幻想に深く浸りこんでしまうと、
人生で出会うすべてのひと、場所、出来事は
あなたが呼び寄せたのだということを忘れる。
人生で出会うひとや場所や出来事は、
自分を具体的に知るための完璧な状況、
完璧な機会を創造しているのだということを
忘れる。
 わたしの最大の教えを忘れる。
わたしは天使以外の何も、
あなたがたのもとへ送らなかった、
ということを。」
(p.190)

真実は、
すべては完璧な機会だということです。

私たち自身が、
自分のために創造したものであり、
そのために完璧なものなのです。

それを忘れてしまうと、
私たちは被害者になってしまいます。

「あなたが自分の物語のなかで、
天使に悪役を振りあてることもあるだろう。
気をつけていないと、
自分をその物語のなかの主役ではなく
犠牲者だと考えるかもしれない。
人生に訪れる多くの恵みの瞬間は
はじめから
歓迎できるものではないかもしれないが、
しかしすべてが
あなたにとっては贈り物なのだ。」
(p.190)

目の前の状況を見て、
「こんなのは嫌だ!」と思うかもしれません。

しかし、それでもそれは贈り物であり、
完璧なものなのです。

私たちは、
目の前に現れた状況に対して、
何らかの選択をします。

それは、
真の自分にふさわしい気高いものか、
あるいは真の自分らしくないものか。

そのどちらを選択したとしても、
それは間違いではありません。

私たちは、
神のすべてを体験しようとしているのです。

ですから、
間違った選択というものはないのです。

何を選択したとしても、
神の外に出ることはありませんから。

ただ、自分の選択によって、
他の人の力を奪ってしまうことがあります。

他の人に、
真の自分を思い出させないように
してしまうことがあります。

たとえば、物乞いに決まったように
お金を与え続けることです。

そうすれば物乞いは依存し、
力のない者になるでしょう。

「だから、
自分の行動の動機に気をつけなさい。
自分は何をしようとしているかを
見きわめなさい。
自分のどの側面を経験しているのかに
注目しなさい。
ほかのひとの力を奪わずに、
それを経験する方法はないか?
誰かに自分を忘れさせずに、
真の自分を思い出す方法はないか?」
(p.191)

その選択は、
真に自分の目指すものなのかどうか
考えてみる必要があります。

愛を体験するつもりで、
それが支配になっていることがあるからです。

私たちは、幻想を利用することで、
より気高い自分自身を
経験しようとしています。

しかし、必ずしも今の体験として
幻想を利用する必要はないと神は言います。

「進化した存在は、
幻想から抜け出るだけでなく、
幻想から離れている。
つまり幻想から遠ざかり、
その記憶を利用して、
相対的な関係性の場を創造する。」
(p.191)

記憶という形で利用することもできます。

私たちもいずれ、
そういう進化した存在のように
幻想を利用するようになるのでしょう。

「だが意識的に幻想を利用しないと--
自分が幻想をつくり出したのだということ、
それはなぜかということを忘れると--
自分自身の人生の原因ではなく
結果だと想像するようになる。
人生は自分を通じて生まれるものではなく、
自分に降りかかるものだと思うようになる。」
(p.191 – 192)

幻想を現在形で利用するとしても、
重要なのは意識的に利用することなのです。

つねに、
これは幻想であると見抜いていることです。

「それがわかれば、
すべてが変化する可能性がある。
 あなたの人生に起こるすべては、
あなたが引き起こしている。」
(p.192)

私たちが、自分の人生の創造者です。

幻想から抜け出れば、
そのことが理解できます。

神と一体化する経験によって、
私たちは細胞レベルで理解するのです。

「すべての魂が願っているのは、
その経験だ。
すべての生命の(life:人生の)
究極の目標はそこにある。
 あなたは<マスター>への旅の途上にあり、
一体性に戻ろうとしている。」
(p.192)

私たちの人生とは、
そういう旅なのです。

神であることを思い出し、
神に還ろうとしているのです。

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