幸せになれると決めればいい

幸せになれると決めればいい

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神とひとつになること」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第16章の2回目です。

前回は、人生で起こる出来事に対して、
自分で意味を与えることが
マスターの道を歩くことだという話でした。

出来事そのものは無意味なので、
自分で意図的に与えるのだと。

そこで、実生活において、
必要性という幻想に出合った場合、
どう対処するのかという話になりました。

特に命の必要性を感じる時ですが、
神は落ち着いているようにと言いました。

そのためには、見方を変えればいいのだと。

今回は、その続きになります。

「死の幻想を幻想として見抜くことで、
すべてが変わる。
自分が与える意味以外には
何の意味もないことを知っていれば、
それが何を意味するかを自分で決められる。
人生(life:生命)のすべては再創造の
プロセスであることを理解していれば、
死との関係で
自分を体験する相対的な関係性のある場が
つくられる。」
(p.197)

命の危機においても、
死を幻想として見抜くことで
落ち着いていることができる。

そして、それをやって見せたのが
イエスだったのです。

「生命を
おびやかす経験のレベルまでいかないと、
必要性は幻想としては大きな力をもたない。
 肉体的な痛みのレベルまでいかないと、
文字どおり何の力ももたない。」
(p.197)

「実際、多くのひとにとって痛みは--
それに痛みの可能性は--死よりも恐ろしい。
 だが、この幻想にも対応できる。」
(p.197)

たしかに、死とか痛みのように、
肉体的に切迫したものでなければ、
幻想の力は大きくないと言えるでしょうね。

ここにあるように私も、
死はある程度覚悟できていますが、
痛みはまだ怖い気持ちがあります。

耐えられない痛みがあると思うからですね。

しかし神は、
痛みでさえ対処できると言います。

「必要性という幻想は、
苦しみから解放されて幸せになるには、
痛みがなくなる必要があると思わせる。
だが、
痛みと幸福は両立しないものではない。」
(p.197 – 198)

神はこう言って、
出産の痛みの例を出します。

ずるいという気がしなくもありませんが、
まあ事実でしょうね。

「痛みからの解放は、必要なのではなく、
そのほうが好ましいというだけだ。
必要性から好ましさのレベルに移れば、
あなたは自分の経験に
比類ない力をふるえるようになる。」
(p.198)

「事実上、痛みを無視するのに充分な力、
そして多くの場合、
ほんとうに痛みをなくす力が生まれる。」
(p.198)

神は、
多くの人が証明していると言います。

昔日本では、
クリスチャンへの弾圧がありました。

あの時、どんな拷問にも耐えて
喜んで死んでいった多くの人がいました。

それを考えると、
痛みでさえ喜びに変わることがある
と言えるようにも思うのです。

「肉体的な痛みのレベルより下ならば、
必要性という幻想に対処するのは
ずっと容易だ。
 幸せになるにはある人物が、
成功するにはある仕事が、
満たされるには感情的、物質的な何かが
必要だとあなたは思うかもしれない。
そのときこそ、「たったいまのわたしは、
それなしで存在している」、
そう気づくべきだ。」
(p.198)

私はリストラされた時、
目の前が真っ暗になったような
気がしました。

蓄えもほとんどないのに、
この先どうしたらいいのか
と不安になったのです。

けれども私は、
このことを思い出しました。

今の私は、仕事なしでも生きている。

今、生きていることのために、
それは必要ではないのです。

そしてそれは、
今、幸せであることのためにも
必要ではありません。

「幸せは経験ではなく、意志である。
 幸せに必要だと思うものがなくても、
幸せになれると決めればいい。
そうすれば幸せになる。」
(p.198)

神は、同じ言葉を繰り返します。

それだけ、
私たちにとって重要だからです。

とりわけ私自身にとって重要でした。

だから私は、
仕事がなくてもお金がなくても
幸せになれると決めたのです。

「あなたの経験は意思決定の結果であって、
原因ではない。」
(p.198)

私たちの経験が原因となって、
幸せとか不幸になるわけではありません。

私たちがそうだと決めれば、
その状態を経験するのです。

「(ついでだが、
同じことは、愛についても言える。
愛は何かに対する反応ではなくて、
意思決定である。
このことを思い出したとき、
あなたは<マスター>に近づく)」
(p.199)

何かに反応して愛するのではなく、
意思決定の結果として愛するのですね。

私は、妻と付き合うことになった時、
妻の容姿はもちろん、性格なども、
愛する理由にしませんでした。

ただ私が愛することに決めたから、
愛するだけ。

だから妻がどう変わろうとも、
私には愛さない理由がないのです。

ここまでが自分の必要性についてでしたが、
ここから他者の必要性の話になります。

「必要性がまとう第二の衣は、
他者の必要性である。
この幻想を幻想だと見抜けないと、
つねに他者の必要性を満たそうとする罠--
とくに愛するひと、子供や配偶者や友人の
必要性を満たそうという罠におちいる。」
(p.199)

他者に何か必要性があり、
その必要性を自分が満たさねばならない
と思い込むのですね。

「皮肉なことに、
子供や人生のパートナーをふくめ
(とくにこの場合)、
他者の必要性を満たしつづけていると、
相手を助けるより
力を奪うことになりかねない。」
(p.199)

これは、前にも物乞いにお金をあげ続ける
という例で出てきました。

相手を自分に依存させることは、
相手の力を奪うことになるのです。

「あなたは同情とか寛容、親切、
自分の豊かさ、
あるいはそのすべてを選ぶかもしれない。
だが、決して
誰かに何かをしてやったのでないことを
忘れないように。
 この言葉を覚えておくといい。
「わたしはすべてを
自分自身のためにしている」」
(p.199)

私たちは、つい誰かのためにやっている
と思いがちです。

それによって、
相手を支配しようとしたり、
依存させてしまったりします。

だから、
すべては自分自身のためにしている
と思っていればいいのです。

これも重要だからと言って、
神はもう一度繰り返しています。

そして、こう言います。

「これはあなたの真実であると同時に、
神の真実でもある。
違いは、神はそれを知っていることだ。
 自己の利益以外の利益はない。
なぜなら、
自己は存在するすべてだからだ。」
(p.200)

神もまた、自分の利益のために
すべてのことを行っています。

私たち人間のためではありません。

なぜなら、存在するのは存在のすべて、
ただ1つだからです。

私たちも、
本質的には神そのものなのですから、
そのように考えればよいのです。

そしてそうすることで、
またマスターへと近づいて行くのです。

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