自分を変えることから始める

自分を変えることから始める

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第8章の1回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

ここから2つ目のステップです。

まだ知らないことがあるかもしれない、
それがわかればすべてが変わるかもしれない
ということを認めることです。

ここでの問題も、やはり組織的な宗教です。

自分たちが間違っていることはない
と頑なに信じていますから。

なのでまずは、
その現実を追認することから
始めることが重要です。

そして、それを変える力である源に
自分自身がなるという意志を持つこと。

神はそう言って、
そのことを詳細に説明します。

「第一に、あなたは
「あり方」を選ばなければならない。
自分自身を選択しなければならない。」
(p.88)

「これが自分だ」と思える自分とは何かを
選択するということです。

「それから、自分についての決断を毎日、
毎時間、示さなければならない。
行動はすべて自己を定義するのだ
ということを理解しなければならない。
考え、言い、行うことがあなたを決め、
あなた自身についての
あなたの選択を表すのだから。」
(p.89)

「これが自分だ」と決めたのなら、
それを思考、言葉、行為で表現すること。

それを片時も忘れずに、
毎瞬毎瞬行うことを求めています。

「人生は決断を伝えるものだ。
あなた自身についての
あなたの決断を世界に伝える。」
(p.89)

そもそも人生とは、
そういうことなのだと神は言います。

自分自身の再定義であり、再創造である。

それが人生なのです。

しかし、それは組織的宗教の頑迷さや、
世界を変えることにつながるのでしょうか?

そこで神は、そのことを説明します。

「しかし、それは世界を変えようという
試みから始まるのではない。
自分自身を変えようとすることから始まる。
自分自身を変えれば、内なる世界が変わる。
あなたの内なる世界が変われば、
あなたがふれる外の世界が少しずつ変わる。」
(p.89)

まずは自分自身が変わること。

そうすれば少しずつその変化が外へ伝わり、
外界も変わっていくということです。

実はこのことは、昔から言われています。

中国の古典「大学」には、
こういう言葉があります。

「修身斉家治国平天下
(しゅうしんせいかちこくへいてんか)」

まず、自分の身を修めること。

それができて初めて
家をととのえることができます。

そしてそれが国を治めること、
天下を平らかにすることにつながります。

実はこの言葉の前には、別の言葉があります。

「格物致知誠意正心
(かくぶつちちせいいせいしん)」

物事の道理を明らかにし、その知識を極め、
意志を誠に保ち、心を正す。

なかなか難しいですが、
よく観察して自分の心を
意図的に正すことかと思います。

言葉や行いを修めるのが修身であれば、
その前段階としては
こういう心の動きが重要だと言うのです。

このように考えると、
この神の言葉が特におかしなものではなく、
昔から言われていることだとわかるでしょう。

ですから私たちは、
今こそ自らを変革すべきなのです。

神は、こう言います。

「いまでなかったら、いつなんだね?
あなたでなかったら、誰なのだろう?」
(p.90)

始めるのは自分からです。

他を変えようとするのではなく、
自分が変わろうとすることです。

それがいつか、
世界を変える原動力となるのです。

私たちは、
自分の信念を変えるだけでなく、
直接的に組織的宗教などに
アプローチすることも可能です。

神は、こんな方法を提案します。

「大きな組織的宗教の教えに
耳を傾けた人びとは平和に暮らしているか、
と聞いてごらん。」
(p.92)

自分に正直になって答えてくれれば、
平和ではない日常があることを
答えてくれるでしょう。

そしてその質問に真摯に向き合えば、
その人は大いなる気づきを得るでしょう。

私たちが行うことは、
相手を無理やり変えることではありません。

私たち自身の生き方を通じて、
言動を通じて、
相手に示唆を与えることです。

気づいてもらえるように働きかけることです。

神は、宗教だけでなく、
政治でも経済でも教育でも、
こういうアプローチが重要だと言うのです。

しかし、
宗教や政治、経済、教育のコミュニティで、
話し合うことが重要だとしても、
どんな新しいアイデアを
提示すればよいのでしょう?

ただ話し合うだけでは、
互いに批判し合うだけで
終わるかもしれません。

実際、これまでの試みは、
批判し合うか、せいぜい関わらないことを
決めることしかできませんでした。

神は、本当に望んでいるなら
その洞察を与えるとして、
次のように言います。

「あなたがたの文明は--
宗教も政治も経済も社会構造もすべて--
誤った考え方のうえに成り立っている。」
(p.94)

これはすでに示されています。

「神についての五つの誤った考え方が
組織的宗教を生み出し、
生命/人生についての五つの誤った考え方が
ナショナリズムを生み出した。
あなたがたの世界が
何世紀ものあいだ動乱を続けてきたのは、
この二つが原因だよ。」
(p.95)

ただし、すでに言っているように、
だからと言って宗教や国家をなくしてしまえ
ということではありません。

「組織的宗教とナショナリズムは
地球をかく乱している二つの主たる原因だが、
宗教とナショナリズムと文化と伝統は、
どれも、人間にアイデンティティと
共同体意識を与えてもいる。
言い換えれば、宗教とナショナリズムには、
役に立っている部分と、
役に立っていない部分があるということだ。」
(p.95)

廃絶するのではなく改善すること。

そうやって、より役立つように
変えていくことが重要なのです。

●今日のメルマガは、いかがでしたか?
 面白かった、役立ったという方は、
 以下のURLをクリックしてくださいね。

⇒ http://clap.mag2.com/chisouclen?KT190311a

またこちらには、
短い感想を書くこともできます。

励みになりますので、
よろしければコメントをください。

長くなる場合は、このメールに返信か、
メルマガの最後にあるアドレスまで
メールでお願いします。

また、よろしければこのメルマガを、
お友達にご紹介くださいね。

どうぞ、よろしくお願いします。

◆メルマガの目次

このメルマガの過去ログの目次を作りました。

対象となるメルマガを、
目次から選べるようになっています。

こちらのカテゴリから対象となる本を選んで、
ご利用ください。

http://4awasejsn.seesaa.net/category/27051269-1.html

========================================

 こちらのメルマガもあわせてどうぞ!

 ●「幸せ実践塾」通信
 http://www.mag2.com/m/0001680038.html

========================================

◆本の内容が性に関するテーマの時は、
タイトルに「(18禁)」とつけます。

そういうテーマを避けて読みたい場合、
参考にしてください。

◆◇◇——————————————-

幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


◇ブログ:
「傷ついた心を癒して幸せになる!
~「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
a.akaki●kekkon-4awase.com
(上記●を@半角に置き換えてください。)

——————————————-◇◇◆

العربية简体中文EnglishFrançaisDeutschItaliano日本語PortuguêsРусскийEspañolไทย