表現と体験は違う

表現と体験は違う

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第9章の1回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

前回から3つ目のステップを説明しています。

神や生命についての新しい理解がもたらされ、
その理解が地球上で新しい生き方を
開いてくれると考えることです。

前回、
可能性のスペースをどこまで広げるか
という違いだという話がありました。

理解をもたらそうと試すことが可能なのか、
理解をもたらすことが可能なのか。

まず可能性を受け入れなければ、
理解できずに否定することになるからです。

そして第一の新しき啓示が語られました。

神は人間と今も対話を続けている
ということです。

その新しい啓示を受け入れ、
それを各コミュニティに示せと言うのです。

今回は、章は新たになりますが、
その続きです。

「わたしが言うのは、
新しい理解、新しき啓示が
もたらされるという可能性に
心を開いてもらいたい、
それも、
あなたを通じてもたらされるという可能性に、
心を開いてもらいたいということだ。」
(p.108)

自己卑下せずに、
自分の可能性を信じよということですね。

しかし、私たちは、
何だか偉そうにしていると感じがちです。

そこで神はこう補足します。

「あなたは特別である。
しかし、ほかのひとよりも特別だ
というわけではない。」
(p.109)

つまり、
この新しき啓示をもたらす能力は、
すべての人にあるということです。

だから、自分だけが特別だとか、
自分だけに責任があるなど
考える必要はないのです。

ただ、そうなると、
神のメッセンジャーだと名乗る人が
たくさん出てくるかもしれません。

それが本物だと、
どうやって区別するのでしょう?

「「自分はひとよりも特別だ」
と宣言するような者の言葉は、
聞かないことだ。」
(p.109)

先ほどと同じ論理で区別できるのですね。

あらゆる人がメッセンジャーであり、
自分はその中の1人だと言う人こそ
真のメッセンジャーなのです。

「そういうひとたちは自分に従えとは言わず、
あなたがた自身の内に宿る神性に従いなさい、
と言うだろう。」
(p.109 – 110)

すべての人がメッセンジャーなら、
そのメッセージを聞く人の内にも
神性があります。

その内なる神性に従うことが、
もっとも重要なことなのです。

神は、内なる神性を通じてしか
充分な体験はできないと言います。

「ほかのひとや場所やものごとを通じて
現れた神性は、神性の投影だ。
あなたの周囲のいたるところに
神性の表現が見られるだろう。
だが、それは神性を体験することとは違う。
表現(expression)と体験(experience)を、
決して混同してはいけない。」
(p.110)

「外的な表現は内的な表現に導いてくれるが、
決して代わりにはならない。」
(p.110)

外的な神性の表現とは、
たとえば美しい花です。

それは、私たちが見なくても、
香りを嗅がなくても、存在します。

けれども、私たちが見て、嗅いで、
その花の素晴らしさを体験しなければ、
神性の体験とはなりません。

私たちにとって重要なのは自分の体験であり、
自分の中の神性を
充分に体験することなのです。

「世界の目的は、
そして世界が創造された理由は、
関係性のある場を与えて、
そこであなたがたが自分自身の神性に
気づけるようにすることだ。」
(p.110)

何度も繰り返し言われているように、
体験することがこの相対的な世界の目的です。

神性の表現があるだけでは、
何の意味もないのです。

「その神性の表現はあなたの体験ではなく、
あなた以外の何か、あるいは誰かの体験だ。
あなたが
その体験を自分の体験にしてしまうと、
内部を外部で代用することになる。
そのとき、あなたは
自分の内なる神性の力から遠ざかり、
自分の力を投げ捨てる。」
(p.110 – 111)

「だから、場所や様式を提供して、
自分をたたえさせようとする者には
気をつけなさい。」
(p.111)

考え方、感じ方を押し付けようとする人は、
相手の力を奪う人なのです。

だから、「道でブッダに出会ったら、
ブッダから逃げよ」と言うのです。

なぜなら、
ひと目でブッダだとわかるような
自分を誇示するような人は、
本物のブッダではないからです。

「ブッダは決して人びとに
特別だと考えさせたり、
特別扱いをさせたりはしないはずだ。」
(p.111)

自分を特別扱いさせようとする人は、
真の指導者ではありません。

真の指導者ならば、
相手自身の中にこそ真の指導者がいる
と知っているからです。

ですから重要なのは、
自分の中に真の師を見出すことです。

「そう、あなた自身、
自分を「ひとりの師」と呼ぶかもしれないし、
ほかのおおぜいのひとから
「ひとりの師」と呼ばれるかもしれない。」
(p.112)

自分の中に真の師を見出だせば、
そういうことになるでしょう。

けれども、そんな時こそ、
謙虚であることが重要なのです。

「あなたがたのなかで最も偉大な者は、
すぐにわかるはずだ。
なぜなら、彼らは人びとに仕えるから。」
(p.112 – 113)

最も偉大な人は、
最もよく仕える人です。

上がろうとする者は下げられ、
下がらんとする者は上げられる。

昔から言われているように、
下座の心で他の人に使える人こそ
真の指導者と言えるのです。

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