第六感で認識すること
- 2019.03.25
- 新しき啓示
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第13章の2回目です。
「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。
4つ目のステップで、
神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。
前回の最後で、
すべては同じものだとして、
神はこのように言いました。
「存在するものはただひとつ、
それを神と呼んでもいいし、
生命、存在するすべてと呼んでもいいし、
好きな呼び方をすればいい。
あなたがたはすべて、
そのひとつの存在の現れだ。
あなたがたが五感で認知するすべても同じ、
そして第六感で感じとるものも同じだ。」
(p.181)
ここで、五感で認知するものと
第六感で認知するものがある
と神は言っています。
神は、五感は原始的な感覚で、
あまり多くのデータを拾い上げない
と言います。
第六感の方が、多くを拾い上げるのです。
私たちは多くの場合、
第六感を使わずに五感だけ使っています。
それでは足りないとして、
神は次のように言います。
「だが、
わたしが話しているようなコミュニティを
創造するには、
あなたがたが夢見る世界を創り上げるには、
第六感を使う必要があるからだ。」
(p.182)
前々回に紹介しましたが、
神は、新しき啓示に基づくコミュニティを
創ってはどうかと勧めていましたね。
それを創るには、
第六感を使う必要があると言うのです。
私たちにとって、
第六感を通して神について学ぶことは、
タブーだったと神は言います。
そんなことをした人は、
それを公然と発表した人は、
侮辱されたり迫害されたりしたのだと。
「だからあなたがたは神について、
五感の外にある神について、
五感だけを使って学ばされてきた。
それどころか、あなたがたは
五感のうちの二つしか使っていない。
たいていのひとが
神について知っていることは、
聞いたか読んだかしたことだけだ。」
(p.182 – 183)
つまり、組織的宗教が示す聖典を読み、
指導者の解釈を聞くことしか、
神について学ぶ方法が許されなかったのです。
第六感を使うとは、
インスピレーションを受けることです。
直観を働かせることです。
仮に第六感を使って、
組織的宗教の教義に反することを言えば、
弾圧されたのです。
「いまの世界に役に立つのは--
あなたがたが口にするとおり、
平和と調和を体験したいと
ほんとうに思っているとして--
新しき啓示にもとづく
新しい霊性(スピリチュアリティ)だという
可能性を検討したくはないのかな。」
(p.184)
これは神からの挑戦状とも言えるでしょう。
私たちがどれだけ本気で
平和と調和を望んでいるのかが
試されているのです。
仮に既存の組織的宗教を刺激しても、
第六感を使うかどうかということですね。
「問題を起こしているのは、
「神が望むこと」とは違うことを
している人間ではなくて、
まさに「神が望むこと」を
実行しているひとたちだ。」
(p.185)
これはある意味で皮肉です。
神を崇める人たちが、
これが「神が望むこと」だと言って、
問題を起こしていると言うのです。
「何百万というひとたちが、
神の名において殺されてきたのだよ。
これが冒涜でなくて何だというのか?
あなたがたが傷つけあうとき、
神の意志を遂行しているのだ
と言うのをやめれば、
地球上のすべてが変わることだろう。」
(p.186)
まさに、これこそ
神に対する冒涜(ぼうとく)でしょう。
神のせいにして、
自らの行為を正当化しています。
神を毀損する行為とは、
まさにこういうことではありませんか。
キリスト教もイスラム教も同じです。
どちらの聖典にも、
神が殺せと命じたと書いてあります。
神は、それを一つひとつ指し示して、
考えてみるようにと迫るのです。
私たちの歴史を振り返ってみれば、
このことは明らかです。
神の名のもとに、
あらゆる野蛮な行為が正当化され、
略奪や虐殺が繰り返されてきました。
ですから神は、このように言います。
「いいかね、もし地上の平和を望むなら、
「神の道」という古い考え方から遠ざかり、
神性の新たな体験へと
進まなければいけない。」
(p.192)
古い役に立たなくなった信念を捨て、
新しい信念を検討してみることですね。
「あなたは、
自分たちの関心と神の関心は同じではない、
それは明白だと言った。
しかし、言っておくが、
神の関心と人間の関心はべつのものではなく、
同じだよ。
それがひとつだというのがわからないから、
問題が起こっている。
人間の関心ではなく、
神の関心に応えなければならない
と主張しているかぎり、
あなたがたは神の関心を
好きなように創り上げることができる。」
(p.192)
見えない神をいいことに、
神の関心を捏造(ねつぞう)している
と神は言うのです。
だから、私たちと神はべつべつではなく、
ひとつだという認識が重要なのです。
「人間の関心のありかは、
そう簡単に間違えることはできない。
人間の関心は自明だから。
すべての人間が最も関心を寄せるのは、
生命/人生だ。」
(p.192)
神も同じなのです。
生命に関心を寄せていたら、
正義のために残虐な行為ができるでしょうか?
生命のために、
生命を踏みにじることができるでしょうか?
「純粋に人間主義(ヒューマニズム)なら、
生命を破壊することを聖なる行為だと称して
認めたりはしないだろう。
組織的宗教だけが
そんなふざけた行為を正当化できるのだ。」
(p.193)
以前、オーム真理教による
地下鉄サリン事件などがありました。
まさに、
組織的宗教がそんなふざけた行為を正当化し、
実施したのです。
しかし、それは
オーム真理教だけの問題ではありません。
前にも指摘しましたが、
既存の組織的宗教は同様なのです。
人々の自由を奪い、
第六感による認識を否定するなら、
同じことなのです。
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