信念のレベルで解決する

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第1章の1回目です。

「神との対話」シリーズは、
「神との対話」三部作の後、
「神との友情」「神とひとつになること」
と続いて、
それで終わりだと思われていました。

しかし、実際はそこで終わらず、
まだ続くことになります。

また、「神とひとつになること」では、
まさに神と一つになって、
神の言葉として語られていました。

しかし、
その次の本であるこの「新しき啓示」では、
また元の対話形式に戻ります。

なぜ、神との対話が続くのか？

それは、
世界で起ころうとしている大災厄を
防ぐためであると言っています。

その大災厄は天災ではなく人災です。

環境破壊であったり、世界的な争いです。

ニール氏はそのことを心配し、
神に助けを求めました。

神は、ニール氏の心配を理解した上で、
まだ問題の性質を理解していない
と指摘します。

つまり、
そういう大災厄が起こりそうになっている
本当の原因を理解していないと言うのです。

そのために、肝心なレベル以外のレベルで、
解決策を探してしまうのだと。

そしてその「肝心なレベル」について
次のように言います。

「信念のレベルだよ。
現在の世界が直面しているのは、
霊的（スピリチュアル）な問題なのだ。」
（p.15）

神は、この信念のレベルで解決するには、
この本を読んで心に刻めと言います。

もちろん、この本だけでなく、
多くの聖なる書物も対象なのだと。

「神との対話」シリーズは、
これまでの聖なる書物を
否定するものではありません。

それらを拡大するものだと、
前の本でも言っています。

ですから、これまでの聖なる書物にある
本当のメッセージに耳を傾ければ、
同じように気づきが与えられるのです。

神は、そのことを私たちが
真に理解していないとして、
次のように言います。

「聖なる書物が
ひとつだけだと言うばかりでなく、
その書物の解釈もひとつしかない、
自分たちの解釈が正しい、と言う。
この霊的（スピリチュアル）な傲慢さが、
人類最大の悲しみを引き起こしている。」
（p.20）

神についての考え方は、
本来は喜びをもたらすはずのものです。

しかし、
私たちを苦しめるものとなっています。

「それは、「ほかのすべてを
あきらめてでもいいから欲しい」
と思うものが、人間にはあるからだ。
人間はそのためには愛を捨て、平和を捨て、
健康や調和や幸福を捨てる。
そのためなら、
安全や安心や正気すらも捨てる。
そういうものがあるのだよ。」
（p.20）

何が、
あらゆるものより優先されるのでしょう？

それほど価値のあるものとは、
いったい何なのでしょう？

神は、一言で答えます。

「正義だ。」
（p.21）

このことは、
自分の周りのことを見てみれば
すぐに理解できるでしょう。

世界情勢はどうでしょうか？

日本と韓国は、日本と中国は、
いったい何を争っているのでしょうか？

まさに「正義」ではありません。

自分たちこそ「正しい」と言い合って、
命の危険さえ犯そうとしています。

宗教間もそうです。

アラーとエホヴァとゴッドと、
いったいどの神が正しいのでしょう？

マスター（師）や預言者もそうです。

いったい誰が正しいのでしょう？

その正しさを争って、
殺し合いをしているのです。

では、この正しさを争う方法を
どう変えればいいのでしょうか？

一番「正しい」何かを選ぶ方法ではなく、
どんな方法があるのでしょう？

神はこう言います。

「超越することだ。」
（p.23）

超越するとは、
その先へ進むことだと言います。

否定することや破壊することではなく、
乗り越えていくことです。

「「超越する」といっても、
必ずしも「それとはべつ」ではない。
だが、必ず「それより大きい」はずだ。」
（p.23 – 24）

古いものの一部を含みながら、
新しい信念体系を加えていくことです。

「人間が古い信念に必死にしがみつくのは、
古い信念を頭から全否定して
おとしめたくはないからだ。」
（p.24）

誰でも、頭ごなしに否定されたら、
必死になって抵抗するでしょう。

古い信念か新しい信念かという
二者択一ではないのです。

「いいかね、
選択肢はそれだけではないのだよ。
古い信念を見直し、
もう有効ではなくなった部分を
取り出すこともできる。
古い信念を拡大し、
その一部をもっと役立てることもできる。
古い信念につけ足し、
新しい信念の体系にすることもできる。」
（p.24）

神はこのように、
古い信念体系の上に新しい信念体系を
築くようにと言います。

古い信念体系を全否定してはいけないのです。

過去の人が
間違っていたわけではありません。

「間違いではなく、
完全に理解していなかっただけなのだ。
もっと情報が必要なのだよ。
現在の信念を超越するとは、
否定することではなく
「つけ加える」ことなのだ。」
（p.25）

つまり、情報がありさえすれば、
古い信念体系を拡張できるのです。

そしてその情報が、
この本なのですね。

こうして、
超越することで大災厄を乗り越えるための
神との対話が始まります。

どうぞ、お楽しみに。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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「傷ついた心を癒して幸せになる！
～「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
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