「正しさ」が誤らせる

「正しさ」が誤らせる

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第14章の1回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

4つ目のステップで、
神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。

前回の最後で、
神は組織的宗教がしてきたことを取り上げ、
糾弾しました。

何百万という人を神の名において殺した。

それは神に対する冒涜だと言うのです。

章は変わりますが、今回はその続きです。

神の言葉をニール氏は、
「手きびしい非難」と言いました。

それに対して神はこう答えます。

「非難はあなたの精神のなかにある。
有罪か無罪か、正義か悪かを決めたがる、
あなたがたの精神の一部なのだよ。
わたしはただ観察しているだけだ。」
(p.194)

前にも神はそう言われました。

人間は評価するが、神は観察するだけだと。

「観察は状況が「こうである」ということで、
判断は「だから、どうだ?」ということだ。
事実に「だから、どうだ?」をつけ足すのは、
あなたがただ。
あなたがたが意味を与えるまでは、
なにごとも意味をもたない。」
(p.194)

以前も、だから自分に都合のよい意味を
でっちあげろと言ってましたね。

出来事はニュートラル(中立)なのです。

「「こうである」ことが
「良い」か「悪い」か、
「正しい」か「間違っている」か、
「それでいい」か「よくない」かを
決めるのはあなたがただし、
あなたがたは「こうである」ことが、
うまくいっているかいっていないかという
評価をもとに判断する。
その評価は、あなたがたがどんなあり方、
行動、所有を選ぶかによって違ってくる。」
(p.194)

つまり、
私たちがどんなあり方を選ぶかで、
出来事に対する評価は変わるのです。

「あなたがたは見て、評価して、選び、
選んだ結果を見て、評価し、また選び、
また見て、評価して、選び、
こうして循環が続く。
このプロセスを通して、
あなたがたは真の自分を決定する。
決定し、また決定し、それを続けること、
それが、あなたがたが進化と呼ぶことだ。
魂が身体に宿ったのは、進化するためだ。
自分自身のもっと大きな、
さらにもっと大きなヴァージョンに
なるためだ。
それが地上の生命/人生の、
そして、すべての場所の生命の目的だ。」
(p.195)

評価することが「悪い」わけではありません。

私たちは、評価することによって、
また新たに自分を選ぶのです。

再定義する、と表現したこともありましたね。

こういう繰り返しをしながら、
私たちは進化成長していくのです。

そのことが、私たちの目的なのです。

しかし、
このプロセスを宗教に適用することは、
とても難しいと神は言います。

なぜなら、私たちが自分の信念に
深い愛着を抱いているからだと。

「宗教はこれまで成長できなかった。
それどころか、これからだって
あなたがたは宗教を成長させないだろう。」
(p.195)

私たちは、
種として生き延びることよりも、
古い宗教を守ることを重視しています。

「正しさ」のためなら死んでもいい
と思っているのです。

ですから神は、
次の単純な言葉を口にできないなら、
終わりが来るかもしれないと言うのです。

「「神と生命/人生について
自分たちにはわかっていない部分があり、
それを理解すれば
すべてが変わるだろうと認めます」と。」
(p.196)

つまり、平和への五つのステップの
第二のステップということです。

この実践が重要なのです。

「これは不可欠な、
ほかでは代えがたいステップだ。
生命/人生と神についての新しい理解、
これがなければ人間は、
もっと機能する統一的な行動規範を
生み出せないからだよ。」
(p.196)

人間の行動規範には絶対的なものがある
と信じる人は多いです。

だから、それを神から与えられた
と主張します。

神を信じない人でも、
「常識として」「一般的に」「普通は」など、
自分の価値観が絶対的に多数の意見だとして、
その行動規範を変えようとはしません。

組織的宗教が行っている殺人と同じことを、
みんながやっています。

「あなたがたみんなが、
自分の行動規範こそ正しい行動規範だ
と信じている。
あなたがたを誤らせているのは、
この「正しさ」だ。」
(p.196)

私たちは今、
この「正しさ」のために
滅ぼうとしているのです。

地球が広く、
それぞれのコミュニティの接触が
少なくて済んだ時代なら、
種としての生存は脅かされなかった
と神は言います。

「だが、
いまは世界がひとつのコミュニティになり、
互いに接触し、依存しあっている。
あなたがたにこの信念を
受け入れる用意があってもなくても、
あなたがたは真に
「すべてであるひとつ」なのだ。
いまでは、コミュニティの一部を破壊すれば、
全体が破壊される。
だから、生き延びたいと思うなら、
ひとつであるかのように行動することを
学ばなくてはならない。」
(p.197)

地球が狭くなった今の時代は、
1つのコミュニティの破壊が全体の破壊に
すぐにつながるのです。

世界情勢を見ても、
やっかいな北朝鮮は潰れてもいい
などと言う人がいますが、
果たしてそう言えるのでしょうか?

私たちが「ひとつ」であるなら、
そんなことは言えないと思うのです。

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